請求日に口座残高不足で引き落とし不可となった場合、翌日から滞納扱いとなり、遅延損害金やカード利用制限などのさまざまなペナルティが発生します。滞納期間が長期化すれば、エポスカードの強制解約のリスクもあります。
当初の引き落とし日以降に口座入金しても返済は完了しないのでご注意ください。
本ページでは、エポスカードの引き落とし日に残高不足が発生した時の滞納ペナルティと対処法について解説します。せび参考にしてみてください。
弁護士法人が提供する「借金減額診断」を利用して、あなたの借金がどれくらい減額されるか診断してみましょう。
《借金減額診断の特徴》
- 完全無料
- 匿名診断OK
- 全国24時間受付中
✓質問①:現在の借入額は?
✓質問②:何社から借入してる?
✓質問③:いつから借入してる?
✓質問④:毎月の返済額はいくら?
借金がどれくらい減るか知りたい方は、ぜひこの無料診断をお試しください。
≫【無料】借金減額診断はこちら
※最適な借金減額方法を無料診断します!
《借金問題の解決事例をご紹介》
\あなたの借金は減額できる可能性あり/
※ボタンをタップするとライズ綜合法律事務所が提供する減額診断ページに移動します。
エポスカードの引き落とし日と締め日
エポスカードの引き落とし日は、毎月のカード利用額の締日によって、異なります。
締め日 | 引き落とし日 |
毎月27日 | 翌月27日 ※土日・祝日の場合は翌営業日が引き落とし日 |
毎月4日 | 翌月4日 ※土日・祝日の場合は翌営業日が引き落とし日 |
なお、口座引き落としの手続きが完了していない場合、各種ATMやネットバンキングによる「ご持参払い」でお支払いする必要があります。
ご持参払いは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日の支払い日を選択できます。なお、支払日ごとに締め日が異なるのでご注意ください。
ご持参払いの支払い期限
- 5日支払の場合:前月6日から当月5日までの利用分が対象
- 10日支払の場合:前月11日から当月10日までの利用分が対象
- 15日支払の場合:前月16日から当月15日までの利用分が対象
- 20日支払の場合:前月21日から当月20日までの利用分が対象
- 25日支払の場合:前月26日から当月25日までの利用分が対象
- 30日支払の場合:当月1日から当月末日までの利用分が対象
なお、ご持参払いの場合は、各種ATMの手数料、もしくはネットバンキングの振込手数料がかかるのでご注意ください。
※口座引き落としの場合は手数料は発生しません。
エポスカードの引き落とし日に残高不足だった場合、どうなる?
毎月27日もしくは4日のエポスカードの引き落とし日に、口座残高不足になった場合、翌日から滞納扱いとなり、以下のペナルティが発生します。
- 遅延損害金が発生
- ハガキ・電話による支払催促
- エポスカードの利用制限発生
- 信用情報に延滞履歴が記録
- エポスカードの強制解約リスク
請求額の滞納はクレジットカード契約の違反行為であり、それ相応の滞納ペナルティが科される点に注意しましょう。
①:遅延損害金が発生
エポスカードの支払いが遅れた場合、滞納日数に応じた遅延損害金が請求額に加算されます。
遅延損害金の利率(年率)
- ショッピング利用:14.6%
- キャッシング利用:20.0%
実際に発生する遅延損害金の例をシミュレーションした結果を表にまとめていますので参考にしてください。
ショッピング利用の遅延損害金(年率18.0%)
滞納額 | 滞納期間 | 遅延損害金の計算式 | 遅延損害金額 |
---|---|---|---|
5万円 | 15日間 | 50,000円 × 14.6% × (15/365) | 約300円 |
10万円 | 1ヶ月 | 100,000円 × 14.6% × (30/365) | 約1,200円 |
30万円 | 2ヶ月 | 300,000円 × 14.6% × (60/365) | 約7,200円 |
50万円 | 3ヶ月 | 500,000円 × 14.6% × (90/365) | 約18,000円 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
キャッシング利用の遅延損害金(年率20.0%)
滞納額 | 滞納期間 | 遅延損害金の計算式 | 遅延損害金額 |
---|---|---|---|
3万円 | 15日間 | 30,000円 × 20.0% × (15/365) | 約246円 |
5万円 | 1ヶ月 | 50,000円 × 20.0% × (30/365) | 約822円 |
10万円 | 2ヶ月 | 100,000円 × 20.0% × (60/365) | 約3,288円 |
20万円 | 3ヶ月 | 200,000円 × 20.0% × (90/365) | 約9,863円 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
②:ハガキ・電話による支払催促
エポスカードの支払いが遅延すると、クレジットカード会社から支払催促の連絡が来ることがあります。通常、支払催促は、まずハガキや郵便、その後、電話がかかってきます。
この時、エポスカードからの支払催促の電話(03-3381-0101)に対応しなかった場合、カード申込時に登録した勤務先にまで電話がかかってくる可能性もあるのでご注意ください。
なお、クレジットカードの支払催促の電話は、1日に3~4回もかかってくることも珍しくありません。これは心理的負担が大きく、想像以上のストレスとなります。早急に電話に対応し、返済できる期日について相談した方が良いでしょう。
※一括払いができない場合は分割払いなどに変更してもらえる可能性があります。
③:エポスカードの利用制限発生
エポスカードの支払日に残高不足で引落不可となった場合、翌日~数日以内にカード利用制限の措置がとられます。つまり、エポスカードが利用できなくなります。
ただし、これは一時的な措置のため、エポスカード滞納額の返済が完了すれば、カード利用可能額は回復し、再び利用できるようになります。
つまり、エポスカードに要注意人物として警戒されているということ。
もし、滞納額の支払いが完了しているにもかかわらず、エポスカードの利用可能額が復活しない場合、すでに強制解約されている可能性があります。
④:信用情報に延滞履歴が記録
エポスカードは以下の信用情報機関に加盟しており、顧客との契約状況や利用・返済状況などの個人情報を共有しています。
エポスカードが加盟する信用情報機関
【信用情報機関が管理する情報】
- 契約者の個人情報
:名前、住所、電話番号、勤務先など - 金融機関との契約・利用状況
:契約中のクレジットカード、申込み履歴、利用金額、毎月の返済金額など - 金融事故情報
:支払い遅延、強制解約、代位弁済、債務整理の有無など
たとえば、エポスカードの滞納が原因で、契約中の楽天カードが強制解約されるケースもあります。これは、楽天カードが定期的に実施している途上与信によって、会員の信用情報が再審査されるためです。
途上与信とは、信用情報の抜き打ちチェックであり、各クレジットカード会社や金融機関は定期的に実施し、会員との契約内容の見直しを行っています。
なお、強制解約には至らないにしても、利用限度額が減枠されるなどのマイナス評価を受けることもあるでしょう。
⑤:エポスカードの強制解約リスク
エポスカードの引き落とし日に残高不足となり、その後も支払いを怠った場合、最悪の場合にはエポスカードが強制解約(会員資格が取消し)されるリスクがあります。特に、以下に該当する場合は要注意です。
強制解約リスクが高い例
- 毎月支払いが遅れている
- 1ヶ月以上滞納が続いている
- 支払催促の電話を無視し続けている
なお、強制解約されたクレジットカードは再契約することはできません。エポスカードに再申し込みしても審査落ちするでしょう。
ただし、楽天カードは強制解約後に復活できる可能性がある珍しいクレジットカードです。とはいえ、強制解約後は信用情報が回復するまでクレジットカードの申込みは控えるべきでしょう。
エポスカード引き落とし日に残高不足になった場合の支払い方法
エポスカードは引き落とし日に残高不足になっても、翌日以降に再振替(再引き落とし)は行われません。そのため、以下の方法により至急ご返済する必要があります。
- コンビニレジでお支払い
- インターネットバンキング入金でお支払い
- ペイジー(Pay-easy)でお支払い
- エポスATMでお支払い
- 振込み専用口座に直接お振込み
返済が遅れて滞納日数が長くなるほど、遅延損害金が膨らみ、信用情報を悪化させる要因になります。できるだけ早く、滞納状態を解消することを強くおすすめします。
①:コンビニレジでお支払い
エポスカードの滞納額は、セブンイレブンなどのコンビニレジでバーコード返済することができます。
バーコード返済が利用できるコンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
※支払い1回に付き、110円の手数料がかかります。
※30万円をこえる滞納額はコンビニ返済できません。
コンビニレジでお支払いする際に必要になるバーコードは、エポスNetで発行することができます。
なお、バーコード返済する際は、1回のお支払いに付き110円の手数料がかかります。また、30万円を超える滞納額はバーコード返済でお支払いできないのでご注意ください。
②:インターネットバンキング入金でお支払い
以下の金融機関のインターネットバンキングを開設している方は、インターネット経由でエポスカードの滞納額をお支払いすることができます。
なお、インターネットバンキング入金でお支払いする場合、各銀行が定める振込手数料が発生します。
③:ペイジー(Pay-easy)でお支払い
ペイジーとは、日本の公共料金や税金、各種料金の支払いをインターネットバンキングやATMで簡単に行えるオンライン決済サービスです。
・収納機関番号
・お客様番号
・確認番号
これらの情報の有効期限は当日のみです。もしペイジーでのお支払いが翌日になってしまった場合は再度、情報を取得する必要があります。
なお、ペイジーでお支払いできる上限額は10万円までです。滞納額が10万円を超える場合は、別のお支払い方法をご利用ください。
④:エポスATMでお支払い
エポスカードは、お支払い・キャッシング専用のエポスATMを全国に設置しています。エポスカードを持ってエポスATMに行けば、滞納額をその場でお支払いすることができます。
お近くのエポスATM設置場所は、エポスATM検索でチェックしてみてください。なお、エポスATM以外にも、提携金融機関のATM、またはコンビニATMでもご返済可能です。
⑤:振込み専用口座に直接お振込み
エポスカードのコールセンターに電話すれば、滞納時の専用お振込み口座をお照会してもらえます。
エポスカードのコールセンター
- 電話番号:03-3381-0101
- 受付時間:9:00-19:00
(12月31日-1月3日はお休み)
なお、「どうしても今すぐ返済できない」という場合は、返済方法や返済期限について相談してみてください。場合によっては、分割払いへの変更や返済期限の延長などの措置を提案してもらえる可能性があります。
エポスカードの残高不足に関するよくある質問
エポスカードの支払いは1日遅れただけでも遅延損害金が発生します。また、滞納履歴は日数に関わらず信用情報機関に報告され、信用情報に記録されます。
つまり、厳密に言えば、1日遅れでもアウトです。
エポスカードは再振替(再引き落とし)を行っていないため、引き落とし日に残高不足で支払いできなかった場合、以下の方法で至急ご返済する必要があります。
・コンビニレジでお支払い
・インターネットバンキング入金でお支払い
・ペイジー(Pay-easy)でお支払い
・エポスATMでお支払い
・振込み専用口座に直接お振込み
一日でも早くご返済することをおすすします。
エポスカードの引き落とし日は、毎月4日または27日です。引き落とし時間はご利用の金融機関によって異なりますが、一般的には引き落とし日の前営業日までに口座に必要な残高を用意しておくことが推奨されます。
エポスカードは、楽天カードの再振替のようなシステムはありません。そのため、引き落とし日に残高不足だった場合、ご自身で返済手続きする必要があります。
まとめ:エポスカードの引き落とし日に残高不足になった場合、指定口座に至急お振込みを!
エポスカードの引き落とし日は毎月4日もしくは27日のいずれかです。引き落とし日に口座残高不足で支払いが滞った場合、以下のペナルティが発生します。
エポスカード残高不足のペナルティ
- 遅延損害金が発生
- ハガキ・電話による支払催促
- エポスカードの利用制限発生
- 信用情報に延滞履歴が記録
- エポスカードの強制解約リスク
また、エポスカードでは再振替(再引き落とし)を実施していないため、引き落とし日に残高不足で引き落としができなかった場合は、ご自身で速やかに返済手続きを行う必要があります。
なお、エポスカード以外にも他のクレジットカードや消費者金融への返済が滞っている場合、多重債務状態に陥り、返済が困難な状況になっているかもしれません。
「このままでは返済が厳しい…」と感じた方は、まずは弁護士法人が提供する無料のWeb診断サービス「借金減額診断」を利用してみることをおすすめします。
具体的な利用方法は、借金減額診断の使い方・流れをスクショ付きで解説のページを参考にしてみてください。
※あなたの借金は減額または免除できる可能性があります。