エポスカードの審査落ちの原因とは？再申込みする時に注意点や対策について

エポスカードの審査に落ちました。海外保険が付いている年会費無料のクレジットカードが欲しかったのですが、エポスカードは審査に落ちても再申込みできます？

エポスカードは1度審査に落ちても“再申込み可能”です。

ただし、信用情報に悪影響を及ぼす恐れがあるため、審査落ち直後の再申込みや他社カードへの申込みは避けてください。

エポスカード審査落ちの履歴は6ヵ月間信用情報に記録が残るため、この期間中に再申込みや他社カードへの申込みを行うと、再び審査に落ちるリスクが高く、信用情報にさらなるダメージを与える恐れがあります。

そのため、エポスカードに再申込みをする場合は、前回審査落ちのタイミングから6ヵ月は空けてください。その後、再申込みの手続きを行いましょう。

なお、年会費無料で海外旅行保険が付帯しているクレジットカードであれば、リクルートカードという選択肢もあります。

ちなみに、楽天カードも海旅行保険が付帯していますが、旅行代理店を通じて航空券やホテルを予約（購入）しなければ保険適応外になるため注意が必要です。

本ページでは、「エポスカードの申込条件/審査基準」について、そして「審査落ちの理由と再申込みする際の注意点」について解説します。

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エポスカードの申込条件・審査基準・審査プロセス

エポスカードに限らず、クレジットカードには申込条件と審査基準が定められています。これらをクリアしていなければ、クレジットカードは発行されません。

つまり、申込条件を満たさなければ即審査落ち、審査基準を満たさなければ、エポスカードへの入会をお断りされてしまいます。

1つずつ確認してみましょう。

①：申込条件

エポスカードは、18歳以上の日本在住者であれば、誰でも申込みることができる、比較的窓口の広いクレジットカードです。

例えば、大学生や主婦の方でも申込み可能です。

ただし、アルバイト収入やパート収入などの返済能力を評価できる情報がなければ、審査落ちする可能性があるのでご注意ください。

②：審査基準

エポスカードの審査基準は非公開ですが、一般的にクレジットカードの審査では信用情報、収入の安定性、勤続年数、他社からの借入状況などが重視されます。
※エポスカードに限らず、クレジットカードの審査基準は公開されていません。

クレヒス（クレジットカードヒストリー）とは、過去のクレジットカード利用履歴、ローンの借入れと返済、その他の信用取引の履歴をまとめた記録のことです。

エポスカードは信用情報機関（CIC, JICC）に加盟しているため、審査時には申込者の信用情報に記録されているクレヒスを参照し、返済能力を評価しています。

もし信用情報に記録されたクレヒスに、他社での滞納や強制解約などのマイナス情報が残っている場合、審査に落ちる可能性が高いでしょう。

③：審査プロセス

エポスカードの審査は、最短数分で完了し、審査に通過すれば即日発行可能することが可能です。

ただし、審査に時間を要することもあるため、誰でも数分で審査結果が出るわけではありません。審査結果次第では即日発行が難しい、もしくは審査に通らないケースもあります。

また、審査プロセスにおいて、登録内容などの確認が必要にるケースがあります。この時にかかってくる電話に対応しないと審査をパスできなくなるのでご注意ください。

≫ 0333810101の電話はエポスカードの支払催促！今すぐ支払えない時はどうすれば？
※カード申込み審査の本人確認確認の可能性あり

なお、ご自宅郵送でエポスカードを受け取る場合は、審査結果通知後、約1週間ほどかかります。郵送にてエポスカードをお受け取りの際、運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付きの本人確認書類が必要になりますので事前に用意しておきましょう。

エポスカード審査落ちの原因とは？

エポスカードの申込条件は「18歳以上（高校生除く）」「日本在住者」の2点のみ。ただし、以下が原因で審査に落ちするケースもあるでしょう。

なお、エポスカードは社会人として定職に就いていなくても入会可能なクレジットカードです。大学生や専業主婦でもアルバイト収入・パート収入があればOKです。

ただし、他の要素で問題がある場合は、審査落ちする可能性が高いのでお気を付けください。

①：安定収入・継続勤務年数が少ない

エポスカードの審査では、申込者の収入状況、職場での役職や勤続年数が重視されます。審査時にこれらの情報を基に返済能力を評価するため、返済能力が不明確な場合は審査落ちする可能性が高いです。

なお、エポスカードは定職についていない学生や主婦でも申込み可能ですが、未収入の場合は審査に通りません。ただし、アルバイト収入がある場合は正当な収入として評価されるため、もれなく申告しましょう。

②：信用情報に問題あり

エポスカードは以下の信用情報機関に加盟しており、審査時には信用情報機関を通して申込者の信用情報（クレヒス）を参照します。

過去にクレジットカードの滞納や強制解約、ローンの代位弁済や債務整理などの金融事故歴は審査に大きく影響します。特に過去5年間の履歴が重要視されるため、以前に金融トラブルがあった人は注意が必要です。

なお、他社クレジットカードで「数日程度の滞納をしたことがある」くらいのマイナス情報であれば、審査への影響は限定的でしょう。

ただし、たとえ少額の滞納でも、2ヵ月以上の長期にわたって滞納が続いた場合、信用情報に“異動”というマイナス情報が記録されます。
※いわゆるブラックリストに登録された状態です。

信用情報の”異動”情報（ブラックリスト）は、自己破産などの債務整理をした時記録される重大なペナルティです。異動の記録は5年間保管され、この期間中はクレジットカードを含む一切の金融サービスを受けることができなくなります。

≫ エポスカード強制解約の目安は滞納発生後2~3ヵ月※ブラックリスト登録の可能性もあり

③：申込情報の誤入力・虚偽申請

エポスカードの申し込み時に登録した個人情報は、信用情報と照合されるため、もし誤入力や虚偽の申告があると、審査落ちの原因となります。

たとえば、他社のクレジットカードで未返済のリボ残高が残っていたり、消費者金融から借入したカードローンの返済が残っている等の情報を正しく登録せず虚偽申請した場合、故意に審査プロセスを妨げる結果となり、金融機関への信頼を損なうことがあります。

上記のような虚偽申請が発覚した場合、エポスカードの社内ブラックに登録され、半永久的に同社クレジットカードを利用できなくなる可能性があります。

もともと審査をパスする可能性があったにも関わらず、不正確な情報提供が原因で審査に通らない事態になる可能性もあるので、無意味に虚偽申請するのは止めた方が良いでしょう。

なお、以前の勤務先を現在の勤務先として登録する、実際とは異なる収入情報を提供するなどの行為も、“虚偽”と判断されます。

エポスカードが参照する信用情報機関（CIC, JICC）によって、提供された情報の一貫性がチェックされますので、虚偽申請をしても審査の段階でバレるということは覚えておきましょう。

エポスカード審査落ち後の再申込みは6ヵ月待って！

エポスカードは審査落ちしても“再申込み可能”です。

ただし再申込みする際は、“前回審査落ちしたタイミングから6か月間待つ”ことを忘れないでください。この間、他社クレジットカードへの申込みも控えてください。

エポスカードの申込履歴（審査落ちの情報）は信用情報に6ヵ月間保持されるため、この期間中に再申込みしたり、別のカード会社への申し込みすると申込ブラック（多重申込）となり、信用情報をますます傷付ける結果になります。

つまり、再申込みは前回審査落ちしたタイミングから6ヵ月後に行うようにしましょう。

ただし、“絶対にエポスカードでなきゃダメ”という訳ではなければ、エポスカードと同じように年会費無料で海外旅行保険が付帯されているリクルートカードという選択もあります。

エポスカードが審査落ちした時の代替策を3つ紹介

エポスカードの審査に落ちた場合、他社であってもクレジットカードを作ることが難しい状況になっているかもしれません。

例えば、過去にクレジットカードやカードローンの支払いを滞納した履歴があったり、現在借金を返済中の場合、クレジットカードの審査は厳しくなるはずです。

そこで、クレジットカードに代わる以下の代替策をご検討してみてください。

1つずつ見てみましょう。

①：デビットカードを作る

デビットカードは、使用した金額が直接銀行口座から引き落とされる仕組みのカード決済方法です。銀行口座を持っている16歳以上であれば、審査なしで誰でも発行することができるカードです。

デビットカードで決済した金額は、クレジットカードのように翌月まとめて後払いする仕組みではないため、紐付けしている銀行口座の残高内でしかやり繰りすることがで来ません。

そのため、自分の経済状況を即座に把握しながら利用できるのが大きなメリットです。

②：家族カードを作ってもらう

「エポスカードの再申込みまで6ヵ月も待てない」
「再申込みしても審査に通る気がしない」

という場合は、家族カードを発行することが可能です。

家族カードとは、クレジットカードの本会員（契約者）が家族に対して発行できるクレジットカードです。例えば、お父さん名義のクレジットカードがあれば、家族カードを発行してもらえます。

各カードの請求額は、本カードの契約者に合算されますが、発行したカードに印字されるアルファベットの名前は、カード利用者の家族前が印字され、暗証番号も個別に設定することができます。

ただし、家族カードの海外旅行保険の取り扱いについては、本カードを発行しているクレジットカード会社にお問い合わせする必要があります。

なお、リクルートカードの家族カードは、本カードと同じ海外旅行保険が付帯しています。
※最高2,000万円の海外旅行補償が利用付帯されています。

≫ リクルートカードの公式サイトを見てみる

③：バンドルカードを利用する

バンドルカードは、事前チャージ式のプリペイドカードですが、クレジットカードやデビットカードと同じようなシチュエーションで利用することができます。

バンドルカードには3つの種類があり、それぞれで以下の特徴があります。

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

バンドルカードは“原則審査不要”で利用できるプリペイドカードです。リアルカードを発行すればVISA加盟店での利用できるため、実質クレジットカードが利用可能なほとんどの店舗で利用可能です。

なお、バンドルカードには“ポチっとチャージ”という後払い決済オプションがあります。ポチっとチャージは手数料がやばいので、使用しないようにしましょう。

≫ バンドルカードがやばい理由とは？年齢制限・審査なしに潜む危険性を解説
※ポチっとチャージを利用しなければ、一般的な事前チャージ式のプリペイドカードです。

まとめ：エポスカード審査落ちても再申込み可！至急カードが必要な時は代替策あり

エポスカードの申込条件は「18歳以上（高校生除く）」「日本在住者」の2点のみ。特に収入制限や雇用状況の条件を定めていません。

ただし、以下が原因で審査に落ちするケースもあるでしょう。

エポスカードは大学生や専業主婦でも入会可能なクレジットカードです。アルバイト・パート収入も正当な収入として評価されるため、もれなく申告しましょう。

なお、収入0円の場合は、審査をパスすることはできないのでご注意ください。

とはいえ、エポスカードは審査に落ちても再申込み可能です。

ただし再申込みする際は、前回審査落ちのタイミングから6ヵ月間は待ちましょう。6ヵ月以内に再申込みしても繰り返し審査落ちする可能性が高いです。
※信用情報に申込ブラック（多重申込）のマイナス情報が記録されてしまうため。

今すぐクレジットカードが必要な場合はどうすればいいですか？半年も待てません…。

「エポスカードの再申込みまで6ヵ月も待てない」という場合は、以下の代替策をご検討ください。

ただし、”海外旅行保険付帯のカードが今すぐ必要”という場合は、海外旅行保険が付いているクレジットカードを両親に作ってもらって、家族カードを発行してもらいましょう。

例えば、リクルートカードは家族カードでも最高2,000万円の海外旅行保険が付帯しており、同居していなくても家族カードが発行可能です。

詳しくは、リクルートカードの公式サイトをご確認ください。