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アコムの審査はゆるい?審査落ちする原因と再申込み時の注意点を解説

アコムの審査はゆるい?審査落ちする原因と再申込み時の注意点を解説
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アコムの審査はゆるいって聞いていたのに審査落ちしました!この場合、再申込みできますか?もしくは他に資金調達する方法はありますか?

アコムの審査は、“比較的ゆるめ”です。学生やフリーターでも審査に通りやすいため、多くの人が利用している消費者金融系カードローンです。

ただし、審査は必ず実施されます。たとえば、申込みブラック信用情報に金融事故歴がある場合、学生でも利用可能なアコムとはいえ、審査落ちする可能性が高いでしょう。

アコムの審査に落ちた場合、信用情報に記録が残るため、他社での借入も難しいくなるかもしれません。どうしてもお金が必要な場合は「生活福祉資金貸付制度」を利用することも可能です。

生活福祉資金貸付制度とは、区役所・市役所が経済的に困難な状況にある人々に対して、一時的に低金利でお金を貸し出す貸付制度です。

アコムなどの高金利のカードローンを利用するよりも、金利による利息手数料の返済負担が少なく、一定条件を満たせばお金を借りられる制度です。

本ページでは「アコムの審査に落ちる原因」について、さらに「アコムからお金が借りられない時の代替案」について解説しますので参考にしてみてください。

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アコムの審査通過率は42%【2024年3月時点】

アコムでは、毎月新規貸付率のデータを公開しています。

2023年4月~2024年3月までの毎月の新規申込数、新規契約者数、そして新規貸付率は以下の表のとおりです。

2023年2024年
10月11月12月1月2月3月
新規申込数90,78589,96565,46378,80486,543104,318
新規契約者数40,01740,21127,78931,04735,10841,202
新規貸付率44.1%44.7%42.4%39.4%40.6%39.5%

※スマホでご覧の方は左右にスクリールできます。
※データ引用元:アコム株式会社|Monthly Report

アコム株式会社のMonthly Reportによると、2023年10月から2024年3月までの毎月の新規貸付率は平均42%であることがわかります。

つまり、約10人に4人がアコの審査に通っていることを意味します。

ちなみに、アコムの貸付率は他の消費者金融系カードローンよりも高め、つまり、“ゆるい”です。

たとえば、プロミスとレイクの貸付率は、それぞれ35.7%と32.6%であり、アコムの貸付率よりも低い(審査が厳しい)ことが確認できます。

アコムの審査はゆるい?申込条件と審査基準をチェック

アコムからお金を借りるには、申込条件と審査基準を満たし、審査をクリアす必要があります。

  1. アコムの申込条件
  2. アコムの審査基準

申込条件に達していない場合はすぐに審査落ちが確定します。また、条件を満たしていても、アコムの審査基準に適合しなければ合格は難しいです。

これらの点を踏まえ、アコムへの申し込みは慎重に行いましょう。

①:アコムの申込条件

アコムの申込条件には、年齢や収入条件が含まれています。具体的には、20歳以上で安定した収入があり、返済能力があれば申込可能です。

アコムの申込条件

  • 申込時の年齢が20歳以上の方
  • 安定した収入と返済能力を有する方

ただし、明確な収入条件は定められていません。

通常、借入希望額に対して返済能力が認められれば申込可能です。実際、アコムは学生やフリーターでも利用可能なため、アルバイト収入があればOKです。

ただし、アコムの審査基準に満たない場合は、申込条件をクリアしていても借入することはできないのでご注意ください。

②:アコムの審査基準

アコムは審査基準を公開していません。
※原則、貸金業者は審査基準を非公開としています。

ただし、一般的な審査プロセスにおいて信用情報は必ずチェックされるため、過去の返済トラブルや現在の他社からの借入状況・返済状況が審査されます。

一般的なカードローンの審査基準

  • 信用情報の履歴
  • 現在の収入・勤続年数
  • 現在の借入・返済状況
上記の情報を総合的に評価され、融資の実行が審査されます。そのため、十分な収入があっても他の審査項目に問題があれば審査落ちする可能性があります。

アコムの審査では、申込情報や信用情報を基に、独自のスコアリングシステムにより申込者の信用スコアを評価し、融資の実行を審査しています。

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アコム審査落ちする5つの原因(ゆるいけど油断禁物)

アコムの新規貸付率は42.3%です。
※たとえば、申込者10人のうち、審査をパスするのは4人ほどの割合です。

アコムの審査に落ちる6割の人には、何かしらの審査落ちの原因があります。ここでは主な5つの審査落ちの原因について解説します。

  1. 申込情報の誤入力・虚偽申請
  2. 申込みブラック
  3. 信用情報に金融事故歴あり
  4. 総量規制の影響
  5. 安定収入が見込めない

1つずつチェックしてみましょう。

①:申込情報の誤入力・虚偽申請

アコムの申込情報は、信用情報機関が管理する私たちの信用情報と照合されるため、個人情報の誤入力や、勤務先情報、さらに現在の借入額などの情報に誤入力、もしくは虚偽があると、審査落ちの要因となるのでご注意ください。

申込情報の誤入力・虚偽申請の例

  • 現住所が信用情報の内容と異なる
  • 勤務先情報が信用情報の内容と異なる
  • 現在の借入額が信用情報の内容と異なる
たとえば、過去にクレジットカードを契約している場合、申込時の情報と現在とで、住所や勤務先が変わっている可能性がありますよね。これらの情報が一致しない場合、審査落ちの要因となるケースがあります。

または、「現在他社から借入があるけど、正直に申告するとアコムからお金を借りれないかもしれない…」と思って、借入額を少なく申告するなどの虚偽申請が原因で審査に落ちるケースもあります。

②:申込みブラック

申込みブラックとは、短期間(6か月間)に複数社の金融機関に申込みを繰り返す行為のことです。つまり、過去6ヵ月以内にアコム以外の金融機関に申込み&審査落ちしている場合、アコムの審査にも落ちる傾向があります。

これは、金融機関への借入申込みの履歴は信用情報に半年間記録が残るためです。

短期間に複数社の金融機関に借入申込みをしていると「資金繰りに問題がある」「貸し倒れのリスクが高い」と判断され、契約を断られる可能性が高いです。

通常、去半年間に他金融機関で審査落ちしている場合、アコムでの借入は難しいでしょう。そのため、借入申込みは半年に1回が推奨されます。

③:信用情報に金融事故歴あり

アコムは、以下の信用情報機関に加盟しており、審査プロセスにおいて以下機関が管理する申込者の信用情報を参照しています。

アコムが加盟する信用情報機関

  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)

参考:当社の加入する信用情報機関について

上記の信用情報機関では、会員の契約内容、現在の借入/返済状況、さらに延滞情報などの金融取引に関するあらゆる履歴を管理しており、加盟する金融機関と共有しています。

アコムの審査プロセスにおいて他社での金融事故歴(延滞や強制解約、代位弁済など)が発覚した場合、アコムの審査にマイナスの影響を及ぼします。

たとえば、長期にわたる滞納、強制解約、保証会社による支払い(代位弁済)などの金融事故歴がある場合、安定収入が見込める状況でも審査落ちする可能性が高いでしょう。

④:総量規制の影響

総量規制とは、貸金業者が申込者の年収の3分の1以上の貸付を禁止する法律です。総量規制にはローンの他、クレジットカードのリボ払い枠やキャッシング枠も含まれます。

たとえ定職にあり信用履歴に問題がなくても、他社からの多額の借入がある場合は審査にマイナスの影響を及ぼします。特に、総量規制の基準を超える借入は、リスクとみなされ審査落ちの原因となるのでご注意ください。

ただし、年収の3分の1以下であれば借入可能という訳ではありません。

総量規制(年収の3分の1)は、あくまでも融資を実行する際の基準となる数字に過ぎません。総量規制を超えていない借入希望でも、返済能力に不安な点があれば審査落ちする可能性は高いでしょう。

つまり、他社から借入がある場合は、借入額を問わず審査に影響する、ということは覚えておいた方が良いでしょう。

⑤:安定収入が見込めない

アコム申込時の収入状況において、安定収入が見込めないと判断されると審査をパスすることはできません。

たとえば、契約社員やアルバイト、自営業者など、一般的に収入の安定が保証できない雇用形態で働いている場合、返済能力の有無が審査において重要な指標となります。

とはいえ、アコムは学生(20歳以上)でも実際に借入することができるため、結局は借入希望額と現在の収入のバランスが重視されている可能性が考えられます。

不安定な収入状況にあると自覚する場合は、無理な借入を避け、現実的に返済できる借入希望額を申請すれば、審査をパスする可能性は高いでしょう。

≫ アコムの返済遅延リスク:滞納ペナルティやブラックリスト登録のタイミングについて

アコム審査落ち後の再申込みは緩くない!注意点を解説

アコムの審査に落ちた場合、再申込みや他社カードローンに申込みを考える方も多いでしょう。ただし、現状では再申込みしても再び審査落ちする可能性が高いです。

以下では、アコムの審査落ち後に再申込みする際の5つの注意点について解説します。

  1. 前回の審査落ちから半年間空ける
  2. クレジットカードなどの登録情報を見直す
  3. 借入希望額を見直す
  4. 虚偽申請しない
  5. 他社からの借金を繰り上げ返済する

1つずつ見てみましょう。

①:前回の審査落ちから半年間空ける

アコムの審査に落ちても再申込み可能です。ただし、前回申込みしたタイミングから半年間空けるようにしましょう。

半年間の短い期間中に何度も申込みを繰り返すと「申込みブラック」となり、審査に影響します。特に、過去半年間に審査落ちしている場合、再申込みしても審査をパスする可能性は低い(むしろゼロ)と思ってください。

審査落ちの履歴は信用情報に半年間残ります。この期間内にアコムや他の金融機関に借入申込みを行っても審査に通ることは極めて稀です。
※審査落ちを繰り返すことでさらに信用情報を傷付けることになります。

そのため、アコムや他のカードローンに再申込みする際は、前回申し込みのタイミングから半年間空けるように気を付けましょう。

②:クレジットカードなどの登録情報を見直す

アコムの申込情報(住所や電話番号などの個人情報)は、信用情報と照合されます。

信用情報に登録されている情報は、過去に契約もしくは現在契約中のクレジットカードなどの登録情報と紐づけらてれいるため、クレジットカードの登録情報が古い情報のまま更新されていない場合、アコムの申込情報と信用情報の内容が一致しない状況が発生します。

この場合、申込後に電話で本人確認が行われるケースもありますが、特になにもなく審査落ちする可能性もあるので注意が必要です。

アコムに再申込みする前に、現在所有中のクレジットの登録情報を最新情報に更新し、アコムの申込情報と一致するようにしておきましょう。

③:借入希望額を見直す

現在の収入状況に対して借入希望額が多い場合、返済能力を超えていると判断され、審査落ちの原因となる可能性があります。

アコムの融資限度額は800万円です。ただし、誰もが限度額いっぱいまで借入できるわけではありません。申込者の収入状況によりますが、通常は10万円~100万円未満で審査が通るケースが多いでしょう。

ただし、融資額は他社からの借入状況を加味して総量規制(年収の3分の1を超えない額)の範囲内で行われます。

そのため、申込者の年収が融資限度額を決定しているケースが多く、さらに収入の安定性や信用度を踏まえて総合的に融資額が決定されるため、借入希望額が融資限度額の評価額よりも大きい場合、審査落ちする可能性が高くなるでしょう。

④:虚偽申請しない

虚偽の申請は、たとえ短期的に審査を通過したとしても、将来的に大きな問題を引き起こす可能性があります。

虚偽申請は規約違反となるため、融資実行後でも、契約の強制解約および融資残高の一括請求を求められる可能性があります。つまり、虚偽申請はダメ。

また、本来審査に通るはずの条件だったにもかかわらず、現在の借入額を過少申請するなど、故意に虚偽申請したことが原因で審査落ちするケースもあるでしょう。

このような状況を避けるためにも、申込情報は正直に、正確に申請しましょう。

⑤:他社の借入を繰り上げ返済する

アコムに再申込みする前に、他社からの借入(ローンやクレジットカードのリボ払い)を繰り上げ返済して残高を減らす、もしくは完済することで、再審査に通りやすくなります。

借入中の債務が減少している、もしくは完済実勢ができると、返済義務を果たすとを証明できるため、アコムの審査において心証が良くなります。

特に、借金完済の実績は、信用度や返済能力の再評価にプラスの影響を与え、信用情報の改善につながります。

もし、特別な理由もなくリボ払いで残高を持ち続けている場合は、アコム再申込み前に、繰り上げ返済(一括返済)することをおすすめします。
※不必要に利息手数料を支払うこともなくなります。

アコム審査落ち後に他社から借入可能?【代替案】

アコムから借入ができない場合、他社のローンを検討しなければいけません。

ただし、信用情報の履歴が原因で審査落ちしている場合、他社であっても審査をパスするのは難しい、という状況を理解したうえで次の代替案をご検討ください。

  1. 他社の消費者金融を利用する
  2. クレジットカードのキャッシングを利用する
  3. 生活福祉資金貸付制度を利用する

1つずつ見てみましょう。

①:他社の消費者金融を利用する

アコム以外の消費者金融カードローンの利用を検討してみてください。ただし、他社借入申請する際でも、アコムの審査に落ちたタイミングから半年間は空けましょう。

なお、アコムは新規申込者を対象に30日間利息無料のキャンペーンを実施しています。そのため、他社のカードローンを利用する際も、30日間利息無料の借入可能な消費者金融を利用すると良いでしょう。

たとえば、以下のカードローンは新規申込の場合に30日間利息無料が適応されます。

貸付金利(年率)最短審査時間利息無料期間公式サイト
プロミス4.5~17.8%25分30日間詳細
アイフル3.0~18.0%25分30日間詳細
PayPay銀行
カードローン
1.59~18.0%60分30日間詳細

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

②:クレジットカードのキャッシングを利用する

現在クレジットカードを契約の場合は、クレジットカードに付帯するキャッシング枠を利用して現金を入手することが可能です。

通常、クレジットカードのキャッシング金利は15.0~18.0%なので、アコムなどの消費者金融系カードローンを利用するよりも低い金利で利用できる場合があります。

たとえば、楽天カードで10万円をキャッシングした場合の返済額(元本+利息)は以下のとおりです。

返済回数ごとの返済総額

  • 翌月1回払い
    →102,810円
  • リボ払い(月1万円払い)
    → 109,566円(10回払い)
  • リボ払い(月2万円払い)
    → 105,826円(5回払い)
  • リボ払い(月3万円払い)
    → 104,623円(4回払い)

※上記の金額は利息を含めた総支払い額です。

なお、楽天カードのキャッシングを利用した場合、返済方はリボ払いとなります。

リボ払いもアコムの返済方法と同様、毎月低額払いで返済期間が長期化し、高額な利息手数料が発生しやすい特徴があるのでご注意ください。

詳しくは、楽天カードのリボ払いがやばいと言われる理由【最終貸付後残高スライド定額方式】のページをご参照ください。

③:生活福祉資金貸付制度を利用する

生活福祉資金貸付制度とは、区役所・市役所が経済的に困難な状況にある人々に対して、一時的に低金利でお金を貸し出す貸付制度です。

生活福祉資金貸付制度とは?

低所得者世帯などに対して、低利または無利子での資金の貸し付けと必要な援助指導を行うことにより、経済的自立や生活意欲の助長促進、在宅福祉や社会参加を図り、その世帯の安定した生活を確保することを目的としています。

引用:厚生労働省|生活福祉資金貸付制度について

生活福祉資金貸付制度には以、資金の使用目的に応じた下の4つの種類があり、それぞれで貸付条件が異なります。

生活福祉資金貸付制度の種類

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援基金
  • 不動産担保型生活資金

カードローン利用を生活福祉資金貸付制度で代替しようと考えている場合、総合支援金の種類に該当するはずです。

総合支援金の中にも資金の利用目的に応じて以下の3種類があります。

・生活支援金
・住居入居費
・一時生活再建費

それぞれで貸付条件は異なりますが、連帯保証人なしでで借入できる制度です。

例えば、生活支援金を借入する場合、単身世帯であれば月15万円×3回(計45万円)を申請することができ、連帯保証人なしで金利1.5%(年率)で借入可能です。
※連帯保証人を付けた場合は無利子で借入できます。

詳しくは、こちらの資料をご参照ください。

まとめ:アコムの審査はゆるい:審査落ちする場合は必ず原因がある!

アコムは学生やフリーターでも利用可能なカードローンのため、“審査は比較的ゆるめ”です。ただし、誰でも利用できる訳ではありません。

たとえば、申込みブラック信用情報に金融事故歴がある場合、安定収入がある方でも審査に落ちる可能性が高いです。

アコムの新規貸付率は42.0%であり、他の消費者金融カードローンよりも審査はゆるめです。

もし、アコムの審査に落ちた場合、以下のいずれかに原因があると考えられます。

アコムの審査に落ちる原因

  • 申込情報の誤入力・虚偽申請
  • 申込みブラック
  • 信用情報に金融事故歴あり
  • 総量規制の影響
  • 安定収入が見込めない

アコムの審査落ちの原因が信用情報の問題だった場合、他社の消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングも利用するのは厳しい可能性があります。

それでも、「どうしても資金調達しないとやばい」という状況の場合は、区役所・市役所で借入可能生活福祉資金貸付制度の利用をご検討ください、

なお、アコムの利用目的が「他社への返済の補填」だった場合、借金を新たな借金を作って返済するという状況に陥っている可能性があります。

このような状況に陥ってしまった場合、1人で悩まずに弁護士さん(もしくは司法書士さん)に相談してみることをおすすめします。

詳しくは、【2024年最新】借金問題の96%以上が任意整理で解決!その理由(ワケ)とは?のページをご参照ください。