エポスカードに限らず、クレジットカードが突然利用できなくなるケースは珍しくありません。多くの場合は、延滞による一時的なカード利用制限です。
ただし、その他にもカードが使えなくなる原因はケースバイケースです。
ちなみに、不正利用検知システムによりキュリティーロックが発動しているケースもあります。この場合は、直接エポスカードに電話してセキュリティーロックを解除してもらう必要があるでしょう。
なお、エポスカードが強制解約されてしまっている場合、延滞額を清算しても2度とエポスカードが復活することはありません。
本ページでは「エポスカードが突然使えなくなる原因」と「利用制限後に確認すべきこと・対処法」について解説します。
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本ページの執筆・監修者情報
クレジットカードの滞納に関する豊富な知識と経験を持つ専門アドバイザーです。自身の経験を基に、クレジットカード・ローン利用者が陥りがちな滞納リスクを的確に分析し、解決策を提供しています。
エポスカードが使えない・利用可能額が復活しない理由とは?
まず始めに、エポスカードが突然使えなくなる原因を明らかにしましょう。
エポスカードの利用限度額が復活しない・利用制限が解除されない原因は、エポスカードの支払い遅れや信用情報に起因する問題によるものです。具体的には以下の5つのいずれかに該当するでしょう。
- 延滞による利用停止
- 途上与信による利用制限
- 利用可能額を超過
- 不正利用の可能性
- エポスカードの物的な不具合
1つずつ確認してみましょう。
①:延滞による利用停止
エポスカードの支払日は契約内容により異なり、毎月4日もしくは27日のいずれかに設定されています。
※支払日が土日祝日の場合は翌営業日に繰り越しされます。
上記の支払日を過ぎて延滞が発生した場合、エポスカードに利用停止の措置がかけられ、一時的にカードが使えなくなります。
ただし、これは一時的な措置のため、延滞額を清算することで利用停止の措置は解除されます。心当たりのある方は、至急お支払い状況(銀行口座残高)をご確認ください。
なお、エポスカードは滞納発生後2~3ヵ月が過ぎると強制解約され、ブラックリストに登録されるのでご注意ください。
②:途上与信による利用制限
途上与信とは、クレジットカード会社が定期的に実施している会員の信用情報の抜き打ち審査です。通常、3~6ヵ月に1回の頻度で実施されます。
この時、返済トラブルなどの問題が発覚した場合、カード利用可能額の減額や強制解約、もしくはカード利用制限などのペナルティが課せられるケースがあるでしょう。
もし、エポスカードが突然使えなくなった場合、他のクレジットカードなどの返済を延滞したり、強制解約になっていないかご確認ください。
※新規借入が発覚した場合も、返済能力の不審により利用制限がかけられるケースがあります。
③:利用可能額を超過
エポスカードに限らず、クレジットカードには会員毎に利用可能額が与えられています。この利用可能額を超えて利用することはできません。
エポスカードの利用可能額を超えると、その時点でカードが使えなくなり、次の支払日に請求額の引落が行われるまで利用可能額は回復しません。
ちなみに、利用可能額は1ヵ月に利用できる限度額ではないのでご注意ください。
クレジットカードの利用可能額とは?
契約中のクレジットカードで決済可能な上限額のことであり、利用可能額からご利用残高(カード決済済みだけど、支払が完了していない金額)を差し引いた金額が、現在利用可能なご利用可能額です。
例えば、利用可能額が30万円のエポスカードで、前月の28日から今月27日(締日)までのカード利用額が20万円だった場合、翌月27日の支払日に20万円の引落が完了するまで、利用可能額は10万円となります。
つまり、月が変わっても利用可能額はリセットされないということは覚えておきましょう。
※利用可能額がリセットされるのは先月分の請求額の支払いが完了した時点です。
④:不正利用の可能性
クレジットカードには第三者による不正利用を防止するために「不正利用検知システム」が導入されています。不正利用検知システムが働くと、“セキュリティーロック”が発動し、クレジットカードが使えなくなります。
セキュリティーロックが発動する例
- 高額商品のカード決済が行われた時
- 同一店舗で連続してカード決済が行われ他時
- 普段利用しない遠方地でのカード決済が行われた時
セキュリティーロックは、カード会社に電話して解除することができます。
特に、海外でクレジットカードを利用した場合にセキュリティーロックが発動するケースが多いので、海外旅行行く際は、ご契約中のクレジットカード会社の連絡先を調べておいた方がいいでしょう。
⑤:エポスカードの物的な不具合
カード自体の物理的な損傷や、ICチップの不具合なども、カードが利用できなくなる一因となります。
例えば、カードの磁気ストライプやICチップに損傷があると、支払い端末で読み取りがでできなくなり、エポスカードが使えない状態になってしまいます。
このような場合は、エポスカードを再発行しなければいけません。
こちらのページをご参照のうえ、至急再発行のお手続きを行ってください。
エポスカードが使えなくなった時に確認すべきこと
エポスカードが急に使えなくなっても、焦る必要はありません。とりあえず、エポスカードが急に使えなくなった場合、以下の3つを確認しておきましょう。
- カードの物理的破損
- カードの有効期限
- 支払い情報(他社クレジットカード含む)
上記の原因を確認した上で、次の対策を考えましょう。
①:カードの物理的破損
エポスカードが破損していないか確認してみてください。特に、カードの磁気ストライプやICチップに破損個所が確認できる場合、支払が正常に行われないケースがあります。
なお、エポスカードが破損した場合、カード会社に連絡して再発行を依頼してもらう必要があります。再発行は無料ですが、新しいカードが届くまでに約1週間ほどかかります。
詳しくは、こちらのページをご参照ください。
②:カードの有効期限
有効期限が切れたクレジットカードは利用できません。通常は、エポスカードの有効期限が切れる前に、新しいカードが登録住所宛に郵送されるはずです。
ただし、有効期限が切れているのに新しいカードが届いていない(自動更新されていない)場合、有効期限切れと同時に契約解除(強制解約)されている可能性があります。
自動更新されず強制解約される原因
- 登録住所に所在を確認途上与信できない(郵送不可)
- 年間を通してカード利用頻度が低い
- 途上与信で会員資格の維持が難しいと判断された
または、カードの利用頻度が低かったり、更新時に行われた途上与信(信用情報の再審査)で返済トラブルなどの問題が発覚した場合、自動更新されずにそのまま契約解除されている可能性があるでしょう。
③:支払い情報(他社クレジットカード含む)
エポスカードだけでなく、契約中のクレジットカードやその他ローン、携帯電話の支払いなどで滞納が発生していないか確認しましょう。
もし滞納履歴があった場合、これらの情報は信用情報に記録され、他社クレジットカード会社や金融機関と共有されます。
つまり、滞納などの信用に関わる個人情報は、信用情報機関を通してすべてのカード会社・金融機関に“筒抜け”です。
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エポスカードの利用可能額が復活しない・利用制限が解除されない時の対処法
エポスカードが使えなくなった場合、すぐに解決できそうか、もしくは利用可能額の復活は難しそうかによって、今後の対処法が異なります。
いずれにしても以下の対処法・代替策を行う必要があるでしょう。
- すぐに滞納額を支払う
- エポスカード以外のクレカで決済する
- エポスカードに電話してセキュリティロックを解除する
1つずつ見てみましょう。
①:すぐに滞納額を支払う
エポスカードの支払日は、毎月4日もしくは27日のいずれかです。
※支払日が土日祝日の場合は翌営業日に繰り越しされます。
上記の支払日を過ぎて延滞が発生した場合、エポスカードに利用停止の措置がかけられ、一時的にカードが使えなくなります。
なお、他社クレジットカードやローンなどの滞納が原因の可能性がある場合、それらの滞納を解消しても信用情報の回復には時間がかかるため、エポスカードが再び使えるようになる可能性は低いかもしれません。
※他社での返済トラブルが原因だった場合、すでに強制解約されている可能性があります。
②:エポスカード以外のクレカで決済する
エポスカードが使えないなら他のクレジットカードを利用するもの1つの手段です。もしその他にクレジットカードを持っていない場合、年会費無料の楽天カードが2枚目に持つクレジットカードとしておすすめです。
楽天カードの特徴
- 学生や主婦でも申込OK
- 新規入会で5,000円がもらえる特典あり
- 楽天市場でのポイント還元率が高い
- 海外旅行保険が無料で付いている
- お支払いは月末締めの翌月27日払い
- 万が一の時は「あとから分割/リボ」が使える
ただし、エポスカードが使えなくなった原因が滞納などの信用情報に起因する問題だった場合、楽天カードに申込しても審査落ちする可能性があります。
この場合は、審査なしで発行可能なデビットカードをご検討ください。
デビットカードは、利用金額がその場で直接銀行口座から引き落とされる支払い方法で、16歳以上の銀行口座保有者なら誰でも利用可能です。
デビットカードはクレジットカードの後払いとは異なり、銀行口座の残高までしか利用できませんが、“使い過ぎを防止”するためには効果的な決済手段となるかもしれませんね。
③:エポスカードに電話してセキュリティロックを解除する
エポスカードに限らず、クレジットカードには第三者による不正利用を防止するための「不正利用検知システム」が搭載されています。
エポスカードではお客さまに安心してカードをご利用いただくため、不正使用検知システムを導入しています。このシステムにより第三者利用の可能性があると判断した場合には、カードのご利用時にお取引をお止めし、ご本人さま確認をさせていただく場合があります。
もし、エポスカードが使えなくなっている原因が、不正利用検知システムによるセキュリティロックが原因だった場合、SMSにて「ご利用確認のお知らせ」が届きますので、問題ない場合はSMSの指示に従い、解除手続きを行って下さい。
なお、セキュリティロックは暗証番号を3回間違えた場合にも発動します。この場合、カードの再発行および暗証番号確認が必要にります。詳しくは、こちらのページをご確認ください。
まとめ:エポスカードの利用可能額が復活しない・理容制限が解除されない理由は延滞(信用情報の悪化)
エポスカードの利用限度額が復活しない・理容制限が解除されない主な理由は、延滞や信用情報の悪化に関連する問題が原因であることが多いです。これには主に次の5つの理由が考えられます。
エポスカードが使えなくなる理由
- 延滞による利用停止
- 途上与信による利用制限
- 利用可能額を超過
- 不正利用の可能性
- エポスカードの物的な不具合
ただし、もし信用情報に関わる問題が原因となり、エポスカードが使えなくなっている、もしくは強制解約された可能性がある場合、カード利用の再開は難しいでしょう。
もし、信用情報に返済トラブル(支払延滞や強制解約、代位弁済など)の履歴が記録されている可能性がある場合、他社クレジットカードに申込しても審査をパスできる見込みは低いです。
このような状況の場合、デビットカードを利用することをおすすめします。
デビットカードの特徴
- 使用額は即時に口座から引き落とされる
- 利用可能額は口座残高に基づく
- 審査不要で手軽に取得できる
- クレジットカードが使える場所でほとんど使用可能
- クレジット機能やキャッシング機能はない
なお、“できるだけ早くクレジットカードを持てるようになりたい”という場合、楽天銀行デビットカードを利用することをおすすめします。
楽天銀行デビットカードで利用実績を積めば、将来的に楽天カードに入会しやすくなるでしょう。