楽天カードを使おうとしたら、なぜか決済が通らない。「昨日まで使えてたのに…」突然の利用停止、どうして?
実は楽天カードでは、延滞や信用スコアの低下などが理由で、事前の通知なしに突然”利用制限”がかかることがあります。
そしてそのまま状況が改善されなければ、クレジットカードの強制解約(会員資格取り消し)という厳しい処分が下されるケースも。
本記事では、楽天カードが突然使えなくなる理由と、利用停止から強制解約に至るまでの典型的な流れ、さらには再入会の可能性まで、2025年の最新情報をもとにわかりやすく解説します。
楽天カードが強制解約されるまでのステップ
楽天カードの支払いを延滞→利用停止→強制解約に至るまでには、いくつかのステップがあります。以下は実際に経験したユーザーの声をもとにした、典型的な流れです。
強制解約までの典型的なパターン
- 楽天カードの支払いを延滞
- 再引き落とし期間中にも入金されず未払いが継続
- 翌月10日前後でカード利用停止
- 催促連絡に応じないまま1〜2ヶ月経過
- 最終的に強制解約
なお、延滞が61日以上続いた場合、信用情報に“異動”という金融事故歴が記録され、いわゆる“ブラックリスト”の状態になります。
※ブラックリスト登録期間中はクレジットカードを取得することはできません。
楽天カードの厳しめな強制解約の基準
楽天カードは、会員の信用情報を再審査すると途上与信の回数が多いカード会社と知られており、特に年会費無料の一般カードユーザーの延滞に厳しい特徴があります。
たとえ1回の延滞でも、カード利用残高の減枠、さらには即時に強制解約に至った事例も報告されています。
楽天カードが強制解約になる主な理由
- 他社カードでの延滞・返済トラブル
- 商品券・電子マネー購入など「現金化」と疑われる使い方
- 過去の楽天カード支払い遅延
- 繰り返しの利用限度額増枠申請によるリスク評価の低下
強制解約履歴は信用情報に記録され、その後のクレジットカード申し込みや金融機関のローン審査影響します。
楽天カード、強制解約後の再入会は可能か
基本的に、楽天カードの強制解約後は“再入会不可”とされています。なぜなら、楽天カードは社内で「強制解約履歴」を永久保存しており、再び申し込んでも自動的に否決されてしまうケースが多いのです。
しかし、実際には条件が整えば、楽天カードに再入会できたという報告もあります。
再入会に成功した人の共通点
- 解約から半年以上が経過している
- 滞納分やリボ残高を完済している
- 異動(ブラックリスト)情報が登録されていない
- 他社カードの支払い実績を積んでいる
実際、筆者は過去に楽天カードを含むクレジットカード2枚が強制解約されましたが、その半年後に楽天カードに再入会することができました。
さらに、その後も良好な利用実績を積むことで、エポスプラチナカードを取得するまでに至りました(上限額300万円)。
5年前、クレジットカード2枚強制解約されて焦って複数社のクレカ申込して全滅。もうクレカ持てないかも…と当時思っていましたが、コツコツ信用を重ね完全復活。カード利用限度額300万円のエポスプラチナカードを持つことができるまで成長しました。5年前の自分に、大丈夫だよ!ってエール送りたい😌 pic.twitter.com/PVBagFbdLH
— 綿矢りさ@クレジットアドバイザー (@risa1800) April 10, 2025
このように、例え強制解約を経験したとしても、信用を積み重ねることで復活可能です。
まとめ:楽天カードの利用停止・強制解約を未然に防ぐために
楽天カードは学生や主婦でも入会できるユーザー層が広いクレジットカードです。ただし、入会後の途上余震は厳しく、強制解約されるユーザーも他社に比べて多いのも事実です。
突然の利用停止や強制解約の主な原因は、支払いの延滞。口座残高不足でうっかり延滞といったケースが強制解約に至るケースも。
そのため、毎月27日の口座引き落とし日前には、請求額と口座残高をチェックしておくことは重要です。
そして万が一、強制解約された場合、すぐに未払い額を完済することで、信用情報の悪化を最小限に防ぐことが可能です。