Paidy(ペイディ)は、AmazonなどのECサイトで利用可能な後払い決済サービスです。
ただし、“Paidyはやばい”という口コミもあり、不安に感じている人もいるかもしれませんね。
本ページでは「Paidyのやばい噂の真相」について詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
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Paidyの特徴:誰でも利用可能な後払い決済サービス
Paidy(ペイディ)は、電話番号とメールアドレスの登録のみで利用できる後払い決済サービスです。
主な特徴は以下のとおり。
- 先月の利用額を翌月に後払い
- 会員登録不要で利用可能
- 未成年でも利用可能
- ご利用上限金額は約10万円
- 全国のPaidy加盟店舗・ECサイトの決済に対応
1つずつ見てみましょう。
①:先月の利用額を翌月に後払い
Paidyの支払いサイクルは、月末締めの翌月10日支払期限です。
※毎月1日~月末までの利用金額を翌月に一括払いします。
お支払方法はコンビニ払い・銀行振込、口座振替に対応しています。Paidyは決算手数料無料でご利用できますが、コンビニ払いのみ365円の支払手数料がかかるのでご注意ください。
なお、ペイディアプリから本人確認をすると、分割手数料無料で3回払いが利用できるようになります。
※本人確認には本人確認書類のアップロードと顔写真の撮影の手続きが必要です。
②:会員登録不要で利用可能
Paidyは、電話番号とメールアドレスの入力のみで利用できる後払い決済サービスです。
※不正利用防止のため、SMSによる本人確認(認証手続き)が実施されます。
Paidy加盟店舗のECサイトでご利用する際は、決済方法でPaidyを選択し、電話番号とメールアドレスを入力後、SMSで送信される4桁の暗証コードを入力してお買い物できます。
③:未成年でも利用可能
Paidyは未成年(18歳未満)でも1回払いであればご利用可能です。ただし未成年者がご利用する場合は保護者の同意が必要になるのでご注意ください。
なお、分割払いができるのは18歳以上(高校生を除く)のみ。ただし、18歳、19歳の方が分割払いを利用する場合は保護者の同意が必要になります。
④:ご利用上限金額は約20万円
Paidyは本人確認の手続きをすることで約20万円まで利用上限額がアップします。
※本人確認なしの場合の利用上限額は約3万円。
なお、Paidyには“Apple枠”というApple Store限定で利用できる特別利用枠があります。審査は厳しめですが、Apple枠の審査に通れば通常上限額枠とは別枠で約25万円の利用枠がご利用可能になります。
詳しくは、ペイディの限度額を上げる5つの方法|Apple専用は別枠で最大35万円(目安)のページをご参照ください。
⑤:全国のPaidy加盟店舗・ECサイトの決済に対応
Paidyが利用できるのはPaidy加盟店舗・ECサイトのみです。とはいえ、現在では60万以上の店舗での決済に対応しています。
Paidyが使える店舗・サイト例
- Amazon
- 楽天市場
- ラクマ(楽天のフリマサイト)
- Apple Store
- ビックカメラ
- SHEIN
現状、Paidyはクレジットカードのように万能な決済手段ではありませんが、会員登録不要で気軽に利用できる後払い決済サービスとして、主要店舗・サイトに対応しています。
Paidyがやばいと噂される理由は?
そもそも、マジでやばい決済サービスだったら消費者庁が警告を出すだろうし、大手Amazonや楽天などのECサイトで導入されることはないでしょう。
とはいえ、「Paidyはやばい」という噂があるのは事実。その原因は以下のとおり。
- 滞納時のペナルティがやばい
- 過去にPaidyとメルカリを利用した詐欺事件が起きている
1つずつ解説します。
①:滞納時のペナルティがやばい
Paidyは中学生や高校生でも利用可能な後払い決済サービスです。ただし、“後払い=借金”ということを忘れてはいけません。
たとえ数万円でも返済を踏み倒そうとすれば、遅延損害金が追加請求されるだけでなく、“信用情報が傷付く”などのペナルティが課せられます。
≫ Paidyの滞納が半年続くと裁判になる!?支払いが遅れた時のリスクを徹底解説
Paidyは未成年でも気軽に利用できる一方で、滞納時のペナルティは銀行などの金融機関や消費者金融業者と同じ、ということはあまり知られていません。
※2ヵ月以上の滞納でブラックリストに登録されます。
これが、“Paidyはやばい”と噂される理由の1つです。
②:過去にPaidyとメルカリを利用した詐欺事件が起きている
2020年1月14日、メルカリの取引でPaidyを悪用した詐欺事件がおこりました。この詐欺事件により、Paidyは一時サービス提供を停止する事態に追い込まています。
Paidyの“本人確認なしであと払い可能”という特徴を悪用し、出品者(加害者)が購入者(被害者)の個人情報を不正に利用した詐欺事件です。
Paidyを悪用したメルカリ詐欺の手口
事件当初、Paidyは「電話番号とメールアドレスがあれば本人確認なしで利用可能」だったため、電話番号とメールアドレスさえあれば、第三者による“なりすまし利用”ができる状況でした。
※SMSによる認証コードを入力がありませんでした。
そのため、無在庫転売をしていた出品者は、購入者の名義でPaidyを利用して商品を購入後、購入者宛に商品を発送することで売上金を得ていました。
これが「Paidyはやばい」と言われる2つ目の理由です。
この事件後、Paidyを利用する際はSMSによる認証コードの入力が必要になり、徹底したセキュリティ強化を実施しています。
Paidyの安全性/セキュリティ対策【現在は全然やばくない】
Paidyを悪用したメルカリ詐欺事件が発覚後、Paidyを利用する際にSMSによる認証コードの入力が必須になり、第三者による“なりすまし利用”を防ぐ措置が取られています。
その他、安全性を配慮した運営を徹底しているため、メルカリ詐欺事件後にPaidyが悪用される事件は起きていません。
Paidyのセキュリティ対策
- SMSによる認証コード入力システムを導入
- オンラインによる本人確認システムを搭載
- 決済情報の暗号化による個人情報漏洩の防止
- 24時間体制ですべての決済を監視
現在では、大手ECサイトのAmazonや楽天市場、その他VISA加盟店ので決済手段としてPaidyが導入されています。これは安全性に問題がない証拠と言って間違いではないでしょう。
Paidyのやばい噂は無視して大丈夫?使わない方いい?
「Paidyは安全性に問題はない」とはいえ、積極的におすすめできる決済手段ではありません。
その理由は以下のとおり。
- ポイントが貯まらない
- コンビニ払いは手数料が高額
- Paidyの返済に遅れるとペナルティがやばい
ぶっちゃけ、Paidyを使うよりもクレジットカードを使った方がお得です。たとえば、楽天カードを使えば利用する度にポイントが貯まるし、新規入会で5,000円がもらえます。
①:ポイントが貯まらない
通常、クレジットカードのオンライン決済では1%以上のポイント還元があります。
※ポイント還元率1%の場合、1万円のお買い物で100円分のポイントが付与されます。
一方、Paidyで決済してもポイント還元やキャッシュバックは一切ありません。Paidyは決済手数料無料とはいえ、ポイントが貯まらないのは損です。
たとえば、年会費無料の楽天カードは、通常利用で1%のポイント還元があり、新規入会特典として5,000円分のポイントが付与されるキャンペーンを常時開催しています。
楽天カードの特徴
- 年会費無料
- 新規入会で5,000円もらえる
- 1回払いなら手数料無料
- お支払いはご利用月の翌月27日払い
- ポイントが貯まりやすい(高還元率)
- 海外旅行傷害保険付き
※楽天カードは最大2,000万円の障害死亡保障あり
詳しくは、楽天カードの公式サイトをご確認ください。
②:コンビニ払いは手数料が高額
Paidyのお支払い方法は「コンビニ払い」「銀行振込」「口座振替」の3種類からお好きな方法を選ぶことができます。
ただし、コンビニ払いは1回あたり356円の手数料がかかるのでご注意ください。
③:Paidyの返済に遅れるとペナルティがやばい
Paidyは電話番号とメールアドレスがあれば気軽に利用できる後払い決済サービスです。ただし、“後払いは借金”ということを忘れてはいけません。
Paidyの滞納は、社会的信用度を失う致命的な過失となります。
経済的に安定していない未成年や大学生でも利用できる反面、返済には社会的な責任が伴うことを忘れてはいけません。
以下で詳しく解説します。
Paidyは支払いが遅れた時のペナルティがやばい!?
Paidy(ペイディ)の支払いスケジュールは月末締めの翌月後払いですが、支払期限は支払方法によて異なります。
締日 | 月末締め |
---|---|
支払期限 | ・コンビニ払い/銀行振込の場合:翌月10日 ・口座振替の場合:翌月12日 ※12日が土日・祝日の場合は翌営業日に繰り越しされます。 |
注記 | 1月と5月の支払い期限は20日となるケースあり |
もし支払期限に遅れた場合、以下のペナルティが課せられます。
- 回収手数料と遅延損害金が発生する
- 信用情報がキズ付く
- ブラックリストに登録される
- 法律事務所に債権回収が委託される
- 裁判沙汰になるリスクあり
1つずつ見てみましょう。
①:回収手数料と遅延損害金が発生する
Paidyの返済が遅れると、153円の回収手数料+年率14.6%の遅延損害金が発生します。
たとえば、請求額5万円・10万円・20万円の返済が遅れた場合、滞納日数に応じて以下の遅延損害金が派生します。
滞納日数 | Paidy滞納中の請求額 | ||
5万円 | 10万円 | 20万円 | |
5日 | 100円 | 200円 | 400円 |
10日 | 200円 | 400円 | 800円 |
20日 | 400円 | 800円 | 1,600円 |
30日 | 600円 | 1,200円 | 2,400円 |
60日 | 1,200円 | 2,400円 | 4,800円 |
※上記の遅延損害金とは別に153円の回収手数料が発生します。
②:信用情報がキズ付く
Paidyを運営しているPaidy株式会社は信用情報機関に加盟しており、私たちの顧客情報(契約内容や決済・返済状況)を提供・共有しています。
Paidyが加盟している信用情報機関
- 株式会社シー・アイ・シー
(割賦販売法に基づく指定信用情報機関)
※上記の信用情報機関は全国銀行個人信用情報センターと日本信用情報機関と提携しています。
信用情報がキズ付くと、クレジットカード審査に通り難くなあったり、契約中のクレジットカードが強制解約される可能性もあるのでご注意ください。
③:ブラックリストに登録される
Paidyの返済が遅れると、メール・SMS・電話による支払催促が行われます。それにもかかわらず滞納を続けた場合、ブラックリストに登録される可能性があります。
ブラックリストとは?
私たちの信用情報に“異動”というマイナス情報が記録された状態のこと。滞納期間が2ヵ月以上続いた場合、ブラックリストに登録されます。
たとえば、ブラックリスト登録中はクレジットカードや銀行融資(自動車ローンなど)が利用できなくなります。
さらには、スマホ機種代の分割払いや保証会社の審査が必要となる賃貸物件の賃貸契約もできなくなるなど、日常生活にも影響が生じます。
Paidyを利用する前に、上記のようなリスクが潜んでいることを理解しておくべきでしょう。
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④:法律事務所に債権回収業務が委託される
Paidyの請求額が未返済のまま2ヵ月以上が過ぎると、Paidyと提携している弁護士事務所に債権回収業務が委託されます。
債権回収業務とは?
Paidy株式会社から委託を受けた弁護士事務所が残債務(未返済の請求額)を貸金業法に基づいて回収する行為にこと。
債権回収を委託された弁護士事務所は債権回収のプロ業者です。法的手段を用いてあなたから借金の回収(取り立て)を行います。
これまで以上に取り立てが厳しくなり、さらに事務手数料などの諸費用を追加請求される可能性があります。
※貸金業法に基づいて業務を遂行するため違法な取り立ては行いません。
⑤:裁判沙汰になるリスクあり
法律事務所に債権回収業務が委託されると、内容証明郵便による一括請求の督促状が届きます。
つまり、債権回収会社は裁判の準備を始めているということ。裁判で訴えられれば、裁判所命令による支払請求が行われます。
最終的には裁判所命令による財産差押えが強制執行されるでしょう。
Paidyの返済が滞った場合、上記のように裁判沙汰になるリスクがあることは知っておいた方が良いでしょう。
Paidyの支払いを滞納している気時の対処法
「今すぐ返済できない…」
「次の給料日まで待って欲しい…」
などの理由で、支払い期限が過ぎているのに返済を放置している人もいるかもしれません。これは“非常にやばい状況”です。
今すぐ以下の方法で対処することをおすすめします。
- Paidyに電話で相談する
- 即日払いOKの短期バイトで稼ぐ
- 一時的にカードローンを利用する
1つずつ見てみましょう。
①:Paidyに電話で相談する
Paidyの支払い期限が過ぎているにもかかわらず、返済を放置し続けると様々なペナルティが課せられ、やばい状況に陥ります。
もしすぐに返済できそうにない場合、Paidyに電話で相談してください。支払い期限の延長や分割払いなどに応じてもらえる可能性があります。
なお、口座振替を登録している場合、支払期限が過ぎた後に口座に請求額を入金しても再引落は行われません。
お支払い方法のご案内メール、もしくはお問い合わせ先オペレーターの指示に従ってご返済の準備をしてください。
②:即日払いOKの短期バイトで稼ぐ
「バイトなんてしている余裕ない…」という人も多いと思いますが、借金は少し無視して頑張らなければ返済が難しいものです。
たとえば、会員登録なしで利用できるラコットなどのアプリを利用して、即日払い可能なバイトを見つけることができます。
とにかく、できることから始めてみましょう。
③:30日間利息無料のカードローンを利用する
カードローンを利用するのは最終手段です。さらに、30日以内に給料の振込などの予定がある場合のみご検討ください。
※返済できる目途がなければカードローンは絶対利用しちゃダメ!
以下のカードローンは30日間利息無料特典があります。つまり、30日以内に返済すれば利息手数料ゼロで利用可能です。
金利 | 審査時間 | 融資限度額 | 30日利息無料 | |
プロミス | 4.5%~17.8% | 最短30分 | 500万円 | 〇 |
アコム | 3.0%~18.0% | 最短25分 | 800万円 | 〇 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 最短30分 | 800万円 | 〇 |
※スマホでご覧の方は左右にスクールできます。
Paidyの返済を滞納して信用情報をキズ付けるくらいなら、30日利息無料特典を有効活用した方が良いでしょう。
【注意】Paidyの現金化はやばい・危険!
Paidyは、ペイディーカード(バーチャルカード)を発行することで現金化する方法があります。
※現金化業者サイトを利用して現金化が可能です。
ただし以下の理由により、Paidyの現金化はおすすめしません。
- 現金化しても換金率は低い
- Paidyの現金化は規約違反
1つずつ見てみましょう。
①:現金化しても換金率は低い
Paidy使って商品を購入して転売する、もしくは現金化業者サイトを使って現金化をした場合、換金率は購入金額の60~80%程度にしかなりません。
つまり、“Paidyを現金化すると絶対損する”ということ。
わざわざ低い換金率で現金化するくらいなら、クレジットカードのキャッシング枠を利用する、もしくはカードローンを利用した方が“まだマシ”でしょう。
※キャッシングやカードローンは高金利の利息手数料がかかります。
②:Paidyの現金化は規約違反
インターネットで「Paidy 現金化」と検索すると、具体的に現金化するまでの流れを解説しているサイトが見つかります。
ただし、そもそもPaidyの現金化(換金目的の利用)は規約違反となるのでご注意ください(以下参照)。
第9条(禁止事項)
換金を目的とした商品購入等または犯罪による収益を対象とする商品購入等、本サービスの利用が不適当もしくは不審な行為
引用:Paidy利用規約
上記の通り、Paidyの現金化(換金目的の利用)は規約違反なので絶対にやってはいけません。
まとめ:Paidyのやばい噂の理由は滞納時のペナルティと過去のメルカリ詐欺※現在は問題なし!
Paidyは、AmazonやAppleストアなどの有名ECサイトに導入されている後払い決済サービスです。
ただし、一部のユーザーからは「Paidyはやばい」という声が上がっているのも事実。その理由が以下の2つ。
Paidyはやばい、と言われる理由
- 滞納時のペナルティがやばい
- 過去にPaidyとメルカリを利用した詐欺事件が起きている
まず、Paidyを利用する前に“後払いは借金”ということを自覚しましょう。そして、借金の滞納は“社会的に信用度を失う過失”となることを忘れてはいけません。
つまり、Paidyは支払い期日さえ守ればやばくない!ということ。
とはいえ、Paidyを利用するメリットってなに?という疑問が残ります。
クレジットカードを使った方がポイント貯まるし便利だと思うんですが、わざわざPaidyを利用する必要があるのでしょうか。。
たとえば、年会費無料の楽天カードの請求日は翌月27日。Paidyよりも支払期日に余裕がある後払い決済方法です。その他、以下の特徴・特典があります。
楽天カードの特徴
- 年会費無料
- 新規入会で5,000円もらえる
- 1回払いなら手数料無料
- お支払いはご利用月の翌月27日払い
- ポイントが貯まりやすい(高還元率)
- 海外旅行傷害保険付き
※楽天カードは最大2,000万円の障害死亡保障あり
≫ 楽天カードの公式サイトを見てみる
※新規入会で5,000円がもらえる特典あり。