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イオンカードを滞納するとどうなる?再振替や利用制限(停止)などのペナルティを解説

イオンカードを滞納するとどうなる?再振替や利用制限(停止)などのペナルティを解説
  1. イオンカードは滞納翌日からカード利用制限(停止)になり、復活までに時間がかかる。
  2. 滞納した場合の支払い方法は再振替、もしくは振込払い。
  3. 滞納を続けると裁判に発展する可能性あり。内容証明郵便による督促状が届けば弁護士に相談した方が良い。

全国のイオン&イオン系列店でお得にお買い物できるイオンカード。特に女性に人気のクレジットカードではないでしょうか。

人気の秘密は「イオンだけの嬉しいキャンペーン」がいっぱいあることですよね!

イオンの嬉しいキャンペーン

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これらのキャンペーンに購買意欲を掻き立てられて、ついつい買い物し過ぎちゃうこともあるかもしれません。その結果、請求額びビックリ!?なんてことも。

本記事では「イオンカードを滞納したらどうなる?」ということについて解説したいと思います。現在、イオンカードが利用制限(停止)されている人は是非参考にしてみてください。

イオンカードを滞納するとどうなるの?

イオンカードの請求があるのを忘れてて、請求日に口座残高不足で引落不可になってしまった経験ありませんか?まず始めに、イオンカードの締め日と支払い日(引落日)を確認しましょう。

イオンカードの支払いスケジュール

  • カード利用締め日:10日
  • 請求(引落)日:2日

例えば、以下の図を参考にすると、8月11日~9月10日までの1ヶ月分カード利用額の請求(引落)日は10月2日になります。

なお、2日が土日・祝日だった場合は翌営業日の請求(引落)になります。

では、毎月2日のの請求日に銀行口座からの引落ができなかった場合、どのようなことが起きるのかを解説します。

①カード利用が制限(停止)されれる

イオンカードの場合、請求日に未払いが発生した翌日からカード利用制限(停止)が発生し、イオンカードが使えない状態になります。

ただし、この時点の利用制限(停止)は”強制解約”されたわけではありません。後日、ちゃんと滞納額を清算することで、利用制限(停止)は解除されます。

②遅延損害金が発生する

1日でも支払いが遅れた場合、遅延損害金が発生します。

遅延損害金は以下の計算式で算出され、翌月の請求額に加算されます。

遅延損害金
=カード利用残高×金利÷365日×延滞日数

なお、遅延損害金の金利は、以下のように定められています。

  • ショッピング利用の金利:14.6%(年率)
  • キャッシング利用の金利:20%(年率)

例えば、ショッピング利用で20万円の支払いを20日滞納した場合に請求される遅延損害金は、1,600円になります。

計算式)20万円×0.146÷365×20=1,600円

滞納時に請求される損害金は遅延損害金でだけではありません。振込手数料、代位弁済金、当該公租公課相当額、その他手数料も請求される可能性もあります。

③再振替が実行される(イオン銀行のみ)

イオン銀行を引落口座として登録している場合、毎月3日から5日の3日間は自動で再振替が実行されます。

つまり、正規の支払日(2日)に入金が間に合わずに滞納してしまっても、5日までに入金すれば、自動で支払いが完了します。

ただし、以下に注意してください。

再振替の注意点

  1. 再振替が実行されるのは平日の銀行営業日のみ。
  2. 3~5日が土日・祝日の場合、再振替は翌営業日に回されない。
    ※3日(金),4日(土),5日(日)の場合、再振替日は3日(金)のみ。
  3. 再振替期間中に入金(支払い)しても遅延損害金は発生する。
  4. 再振替期間中に入金(支払い)してもすぐにはカード利用制限(停止)は解除されない。

つまり、再振替期間中に入金(支払い)すれば大丈夫!っという訳ではありません。1日でも支払いが遅れれば“滞納扱い”になります。

ちなみに、イオン銀行を引き落とし口座に登録していない、もしくは再振替期間中に支払いできなかった場合は以下の方法で振込をしてください。

補足:「イオン銀行を登録していない」もしくは「再振替期間後」の支払い方法

▶『暮らしマネーサイト』で振込先口座を確認して振込する

イオンカードの公式サイト暮らしのマネーサイトにログインして、振込先口座を確認しましょう。マイページにログイン後、以下の手順で確認できるはずです。

↳ 利用明細
 ↳ お振込み口座のご案内
    ↳ 振込先口座

振込先口座を確認できれば、金融機関窓口、オンラインバンク、ATMから振込を行いましょう。

『暮らしのマネーサイト』にログインできない場合、以下のテレホンアンサー(自動音声応答サービス)に電話をすると振込先口座を教えてもらえます。

  • 固定電話からかける(無料):0120-223-212
  • スマホからかける(有料):0570-064-750

▶『イオンウォレット』のバーコードでコンビニ払いする

イオンカードのアプリ『イオンウォレット』を利用すれば、アプリで振込用バーコードを表示させ、直接コンビニ払いすることも可能です。

以下のコンビニで支払い可能です
セブンイレブン/ミニストップ/ファミリーマート/セイコーマート/コミュニティ・ストア

ただし、請求額(支払い額)が30マ年んを超える場合は、コンビニ払いは利用できず銀行振り込みのみとなります。

『イオンウォレット』を利用していない場合、15日までに支払い可能なな方に限り以下のテレホンアンサー(自動音声応答サービス)に電話をしてコンビニ払い用の『振込依頼書』を郵送してもらうことができます。

  • 固定電話からかける(無料):0120-223-212
  • スマホからかける(有料):0570-064-750

イオンカードの利用制限(停止)はいつ解除される?

自動振替、もしくは振込による支払い後、1週間前後でカード利用制限(停止)が解除されます。

ただし、不適切なカード利用実績があると判断された場合、カード利用制限(停止)期間が。3~6か月継続することがあります。
※強制解約ではなく、カードが使えない状況が続くだけです。

カード利用制限(停止)が解除されない原因

  1. 毎月のように支払いが遅れている。
  2. 申込時に登録している収入に対してカード利用額の割合が大きい。
  3. リボ払いやキャッシングを利用している。

つまり、貸し倒れのリスクがあるような利用状況の場合は、カード利用制限(停止)期間を延長するなどの対応が取られます。

なお、イオンカードだけでなく、他社のクレジットカードやローンなどの返済も遅れ気味だったり、滞納している場合、『途上与信』によってイオンカードが強制解約されることもあります。
※途上与信とは、クレジットカード会社が定期的に実施している会員の信用情報の抜くうちチェックです。

1度でも強制解約されると、再入会できるようになるまで時間がかかる、もしくは半永久的に同社のクレジットカードに入会できなくなります。

カード利用制限(停止)期間中に強制解約されないために注意すべきこと!

イオンカードでリボ払いを利用している場合、リボ払い残高が残っているはずです。まずはリボ払い残高を一括返済に変更するなどして、すぐに返済することをおすすめします。

また、イオンカードが使えなくなっても、他社のクレジットカードを申請したり、すでに持っているクレジットカードの利用限度額の増額申請は絶対してはいけません。

カード利用制限(停止)期間中にやってはいけないこと!

  1. 他社のクレジットカードに申し込む。
  2. 既存のクレジットカードの利用限度額を増額申請をする。

これらの行為は信用情報機関(CIC,JICC)に登録され、あなたの信用情報を下げることになります。その結果、途上与信により強制解約されてしまうリスクを高めてしまいます。

カード利用制限(停止)ならまだセーフ、強制解約はアウトです。強制解約される前に、支出管理を見直し、クレジットカードに頼らない生活に戻しましょう。

イオンカードを滞納し続けるとどうなる?

もし、口座残高不足で滞納してしまっても、3日~5日の自動再振替期間、もしくはすぐに振込さえすれば、数日間の遅延損害金と1週間前後のカード利用制限(停止)のみで済むかもしれません。

しかし、そのまま滞納し続けるとどうなるのでしょうか。

📝イオンカードを滞納し続けると起きること

  1. イオンカードから督促状が届く。
  2. イオンカードから支払い催促の電話がくる。
  3. イオンカードが強制解約される。
  4. 債権回収会社から内容証明郵便による督促状が届く。
  5. 裁判で訴えられ財産差押えが強制執行される。

1つずつ解説します。

①イオンカードから督促状が届く

滞納期間:1週間前後

自動振替期間(3~5日)が過ぎても支払いがない場合、イオンカードから支払い請求の督促状が届きます。
※この段階でイオンカードから「督促状(ハガキ)を送りました」という電話がかかることもあります。

督促状とは「支払ができていませんよ。すぐにお支払いください。」という内容のハガキでであり、請求書ではありません。

督促状に記載された期日までに銀行振り込み/コンビニ払いで支払いしましょう。もし、期日になっても支払いがない場合、イオンカードから電話による支払い催促が始まります。

②イオンカードから支払い催促の電話がくる

滞納期間:1ヶ月未満

もし、経済的な理由で「今すぐ支払いができない…」という場合、クレジットカード会社からの催促の電話に応じることも精神的に苦しくなるかもしれません。

催促されても支払える目途がたたない…
怒鳴られそうで電話に出るのが怖い…

クレジットカード会社が電話をかけてくる理由は「支払いの意思の確認」「支払期日の約束」のためです。

滞納が続くと着信音恐怖症になる…

本当に支払いができない状況になると、支払いの意思があっても現実的に支払うことができないし、支払い期日の約束も出来ません。そのため、電話に出ることができなくなってしまうのです。

とはいえ、イオンカードの場合は電話に出ないとすぐにマズい状況になります。容赦なく勤務先に電話がかかってくるし、家にまで取立ての訪問があることも。

ちなみに、職場への電話や自宅訪問は貸金業法第21条第1項によって禁止されています。つまり、違法行為に該当します(以下参照)。

📝違法行為となる取立て行為

  1. 正当な理由なく、午後9時~午前8時の時間帯に電話や自宅を訪問する行為。
  2. 正当な理由なく、携帯電話(自宅の電話)以外の連絡先(勤務先など)に電話したり、訪問する行為。
  3. 自宅に訪問時に「帰ってください」という債務者の要求に応じない行為。
  4. 借金の有無や個人情報を債務者以外に明かす行為。
  5. 債務整理の手続き後に債務者に対して返済を要求する行為。

※債務者の私生活の平穏を害する行為、仕事の妨げになる行為、脅迫によ取立て行為は、貸金業法第21条第1項によって禁止されています。

ただし、携帯電話に何度電話しても繋がらない(電話に出てくれない)場合は、上記の正当な理由に該当するため、職場への電話や自宅訪問は違法行為ではなくなります。

③イオンカードが強制解約される

滞納期間:1ヶ月~2ヶ月

滞納期間が1ヵ月以上経過すると、カード利用制限(停止)中だったイオンカードが強制解約されます。
※1ヶ月未満で強制解約されるケースもあります。

ちなみに、強制解約されてもイオンカードから解約通知が送られてくることはありません。そのため、自分からイオンカードに問い合わせない限り、強制解約されたことに気付きません。

④債権回収会社から内容証明郵便による一括請求の督促状が届く

滞納期間:2ヶ月~3ヶ月

イオンカードは債権(あなたから請求する権利)を「エーシーエス」という債権回収会社に委託します。それと同時に、債権回収会社は内容証明郵便による一括請求の督促状をあなた宛てに送ります。

債権回収会社とは?

金融機関から債権を買い取り、金融機関に代わって債務者から借金を回収する専門業者です。※国の許可を取って運用されている会社なので違法ではありません(闇金業者ではない)。

ちなみに、内容証明郵便による督促状は、債権回収会社が裁判の準備を始めていることの警告でもあります。
※内容証明郵便は裁判時に提出する証拠品になります。

債権回収会社は、借金回収のプロ業者です。これまでの「お願いベースの支払い請求」ではなく「法的手段で債権を回収する」ことを示唆します。

つまり、裁判を起こし法的な手段で強制的に財産を差し押さえる手続きを始めます。

家族や勤務先にバレたくないなら裁判を起こされる前に一括返済をするか、債務整理の手続きを始めるしか方法はありません。

⑤裁判に発展し財産差押えが強制執行される

滞納期間:6ヶ月~

債権回収会社から内容証明郵便による一括返済の督促状が届いても無視し続けた場合、いよいよ裁判に発展します。

しかし、すぐに裁判に発展することはありません。督促状が届いた後、一切連絡が来なくなり数年経過した後、突然裁判になるケースも珍しくはありません。

裁判に発展すれば当然敗訴。その後、裁判所命令による財産差押えが強制執行され、真っ先に銀行口座・給与/賞与の振込が差し押されます。

この時、裁判所から勤務先に給与/賞与に対する“債権差押え命令の決定書”が届くため、勤務先にも借金が返せなくなって裁判で訴えられたことが知られてしまいます。

このような状況にまで発展すると、自己破産するしか選択肢がなくなってしまいます。

もし、裁判に発展する前(内容証明郵便による督促状が届いた時)に弁護士に相談できていれば、裁判に発展することも職場に借金がバレてしまうこともなく、自己破産以外の解決方法を選択できたかもしれません。

クレジットカードやカードローンなどの金利が高い借金の場合、任意整理によって借金を減額する解決手段が取られます。しかし、裁判に発展すると債権者が任意整理の交渉に応じてもらえないケースが多くなります。

イオンカードを滞納しそうな時の対処法

まず、大切なことは「滞納する前に対処する」ということ。滞納はイオンカードとの契約違反であり、いかなる理由があっても許される行為ではありません。

もし「2日の請求日にお金を入金できそうにない…」という場合、すぐに対処しましょう。とはいっても、出来ることは限られます。

対処法①:リボ払いに変更する

イオンカードは、カード利用後に支払い方法を「一括返済」から「リボ払い」に変更することができます。ただし、変更期限は請求日の前日20日まで。

ただし、リボ払いに変更すると金利15%(年率)の利息手数料が発生します。例えば、カード利用額20万円をリボ払いに変更した時の支払い回数と支払い総額は以下の通りです。

毎月の支払い額支払い回数支払い総額
(利息手数料)
1万円24回231,049
(31,049円)
2万円11回214,776
(14,776円)
3万円7回209,980
(9,980円)
4万円6回207,735
(7,735円)
5万円5回206,392
(6,392円)

※イオンカードのリボルビング払い返済シミュレーションを使って計算。

毎月の支払い額が少ないと利息手数料の負担は大きくなりますが、滞納することによるペナルティ(遅延損害金、カード利用制限、信用情報の劣化)に比べれば許容できる金額ではないでしょうか。

ちなみに、イオンカードでは以下の3通りの方法でリボ払いに変更することができます。

  1. 明細指定リボ:1件単位の決済別でリボ払いへ変更可能。
  2. 期間指定リボ:請求月を指定して1ヶ月分をリボ払いへ変更可能。
  3. 全リボ:すべての支払いをリボ払いへ変更可能。

例えば、1ヶ月のカード利用額が20万円になった月の場合、その月の利用明細をチェックして決済金額の多い数件を選んでリボ払いに変更することができます。

このように、リボ払いによる利息手数用の負担をコントロールしながら、無理のない返済額に変更することが可能です。

イオンカードは「リボ払い」への変更は可能ですが「分割払い」に変更することはできません

対処法②:イオンカードに電話して相談する

「リボ払いに変更しても支払えそうにない」もしくは「20日の変更期限を過ぎてしまった」という場合は、イオンカードに電話して、正直に事情を説明しましょう。

ただし「事前に電話連絡したから大目に見てもらえる」なんてことはありません。滞納扱いになり請求日が過ぎればカード利用制限(停止)がかかり、遅延損害金が発生します。

とはいえ、支払い方法の相談には乗ってもらえます。

例えば、イオンカードは後から分割払いには変更することができませんが、電話相談することで分割払いに変更してもらえたり、支払い期限を相談することができるかもしれません。

事前に電話相談するメリットは、電話で相談(約束)した支払い期日までは、催促されないということです。

とはいえ、根本的な解決にはならないので注意しましょう。。

まとめ:イオンカードは滞納に厳しい…

イオンカードに限らず、クレジットカードの滞納を甘く見てはいけません。

「1日くらい大丈夫」と思っているのはあなただけです。滞納はクレジットカード会社との契約違反です。1日の滞納でも信用情報にキズが付きます。

とはいえ、経済的な理由で支払いができなくなってしまっしまうこともあるかもしれません。どんな事情があるにせよ、滞納期間が2ヶ月過ぎればそろそろヤバいです。

裁判だけは避けなければいけない!

裁判に発展し財産差押えになれば、家族や職場に迷惑をかけてしまいます。そのうえで自己破産することになるくらいなら、裁判になる前に弁護士に相談したほうが別の解決策を選ぶことができるはずです。

もし、返済できる見込みがなく、どうすることもできずに督促状を放置してしまっているなら、今すぐ専門家(弁護士や司法書士)に相談したほうがいいかもしれません。

もしくは、友達や先輩、家族など、助けてもらえそうな人に相談してください。タイムリミットは内容証明郵便による一括請求の督促状が届きた時です。

内容証明郵便による督促状が届いたら…
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