イオンカードが勝手にリボ払いに！リボ払いを解除・一括返済する方法

イオンカードが勝手にリボ払いになっていて毎月少額ずつしか引落されていません。これって手数料かかっているんですよね？一括返済に変更した方がいいですか？

イオンカードのリボ払いは年率15.0%の手数料がかかります。また、月々の返済額が低いほど返済期間が長くなり、手数料は高額になる傾向があるのでご注意ください。

もし不必要なリボ払いを続けているなら、今すぐ支払い方法を1回払いに変更し、リボ払い残高を一括返済することをおすすめします。

イオンカードの会員専用アプリ「イオンウォレット」から支払方法を１回払いに変更できます。また、現在のリボ払い残高は増額返済を申請することで全額、もしくは1,000円単位で返済できる金額だけ返済できます。

イオンカードのリボ払いを解除、およびリボ払い残高を一括返済することで、将来的に発生する手数料を回避することができます。
※リボ払い設定のままだと、無駄な手数料がずーっと発生し続けます。。

本ページでは「イオンカードが勝手にリボ払いになる原因」と「リボ払いを1回払いに変更する方法/リボ払い残高を一括返済する方法」について解説します。

『借金減額診断』は弁護士法人が提供するWeb診断サービスです。あなたの借金をどれだけ減額できるか無料で診断してもらうことが可能です。

《借金減額診断の特徴》

• 完全無料
• 匿名診断OK
• 全国24時間受付中

診断内容は次の4つの質問に答えるだけ。担当の弁護士さんがあなたの借金状況を診断し、減額の見積もりをご連絡いたします。

✓質問①：現在の借入額は？
✓質問②：何社から借入してる？
✓質問③：いつから借入してる？
✓質問④：毎月の返済額はいくら？

借金がいくら減るか知りたい人は、まずは無料診断をチェックしてみましょう。

借金減額診断は、多くの方の借金問題解決をサポートするサービスです。借金でお困りの方は以下のリンクをタップして診断を始めましょう。

≫【無料】借金減額診断はこちら
※最適な借金減額方法を無料診断します！

《借金問題の解決事例をご紹介》

＼あなたの借金は減額できる可能性あり／借金減額診断を始める ≫

※ボタンをタップするとライズ綜合法律事務所が提供する減額診断ページに移動します。

本ページの執筆・監修者情報

綿矢りさ
クレジットアドバイザー

クレジットカードの滞納に関する豊富な知識と経験を持つ専門アドバイザーです。自身の経験を基に、クレジットカード・ローン利用者が陥りがちな滞納リスクを的確に分析し、解決策を提供しています。

イオンカードが勝手にリボ払い設定になる原因とは？

「イオンカードの引落額が少ない気がする」
「毎月一定額しか引落されない」

とはいえ、実際に使っている金額より引落額が少ないので、得した気分になっている人は要注意。支払い方法がリボ払いになっている可能性があります。

リボ払いは毎月の引落額を定額（低額）にできる支払方法です。ただし、高い利息を払って支払いを先延ばしにしているだけ。不必要なリボ払いは今すぐ辞めた方がいいでしょう。

もし、“イオンカードの支払方法が勝手にリボ払いになっていた”という場合、以下の理由が考えられます。

イオンカードが支払方法を勝手に変更することはありません。
※イオンカード申込時の支払方法は初期設定で一括払いになっています。

つまり、カード申込もしくはその後に、“ご自身でリボ払い設定したことを忘れているだけ”かもしれません。

≫ イオンカード支払い遅れ時の滞納ペナルティとは？利用停止はいつ復活する？

①：イオンカード申込時にリボ払いを選択した

イオンカードの申込フォームには、以下のようなリボ払いの選択項目があります。ここで「利用します」を選択した場合、毎月の支払いがリボ払いになってしまいます。

イオンカード申込時に、上記の選択をうっかり「利用します」にしている可能性があります。申込時のことなので、忘れている、もしくは勘違いでリボ払い設定してしまったかもしれませんね。

これがよくある“イオンカードが勝手にリボ払いになっている”という原因です。

②：リボ払い条件のキャンペーンに応募した

イオンカードは、ショッピングリボご利用で、キャッシュバックを受け取れるキャンペーンを定期的に実施しています。

引用：ショッピングリボご利用キャンペーン

上記のような、“リボ払いの条件付きキャンペーン”に応募した際、支払方法をリボ払いに変更して、その後そのまま…というケースも珍しくないでしょう。

【注記】マジで自分でリボ払い設定した覚えがない場合

「イオンカード申込時にリボ払いを設定していない」
「キャンペーンにも応募したことがない」

それにもかかわらず、支払方法がリボ払いになっているという場合はどうでしょう。

繰り返しになりますが、イオンカードが勝手に会員の支払方法をリボ払いに設定したり変更することはありません。

もし、“マジで自分でリボ払い設定した覚えがない”という場合、不正ログインの可能性が疑わざるを得ません。至急イオンカードの利用明細を確認して、身に覚えがない利用履歴がないか確認しましょう。

もし、不正利用の可能性がある場合、イオンカードコールセンターで電話して、状況を説明してください。

第三者による不正利用被害が発生している場合、損害を補償する制度が適応されます。詳しくは、こちらのページをご参照ください。

イオンカードのリボ払いを一括返済に変更する方法

イオンカードの支払方法は、いつもで変更可能です。
※カード発行後でもリボ払い→1回払いに変更できます。

また、すでに決済し終えてたリボ払い残高を一括返済することも可能です。一括返済にすることで、リボ払い手数料を節約できます。

それぞれのケースを見てみましょう。

①：支払方法をリボ払い→1回払いに変更する方法

以下では、イオンカードの会員専用アプリ「イオンウォレット」から支払方法を変更（リボ払い設定を解除）する方法を紹介します。

上記の手続き完了後、イオンカードで決済した利用分は１回払い（翌月に利用額を一括払い）に変更されます。

ただし、1回払いに変更後も、すでに確定済みのリボ払い残高は、これまで通りのリボ払い返済が続きます。

②：リボ払い残高を一括返済する方法

イオンカードのリボ払い残高は、以下の方法で一括返済することができます。

最も簡単な方法は、イオンウォレットから月々の支払額を増額してリボ払い残高を一括返済する方法です。全額返済が難しい場合は、1,000円単位で返済できる金額だけ増額返済することもできます。

イオンウォレットからリボ払い残高を一括返済する方法は、スクショ付きで解説しているこちらのページをご参照ください。

銀行ATMで一括返済する場合はこちらのページをご参照ください。

なお、銀行振込をご希望の場合は、ご返済日により振込金額が異なるため、イオンカードコールセンターに直接お問い合わせする必要があります。

≫ 0570200263はイオンカードの支払催促！このまま滞納が続くと強制解約の可能性あり

イオンカードのリボ払いの特徴【4種類のコース】

イオンカードのリボ払いには、以下の4種類のコースがあり、ご自由に選択可能（いつでも変更可）です。

各コースの毎月の最低支払額（元本）は、以下のとおりです。

・Sコース：2000円∼
・Aコース：5,000円∼
・Bコース：7,500円∼
・Cコース：10,000円∼

ただし、リボ払い残高に応じて毎月の返済額は変動します。

リボ払い残高ごとの各コースの最低返済額を、以下の表にまとめているので参考にしてみてください。

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

毎月の返済額は、毎月10日のリボ払い残高に応じてリボ払い手数料が課せられた金額（表の最低返済額＋リボ払い手数料）が請求されます。

以下の表に、リボ払い手数料を含む毎月の返済額の目安をまとめていますので、参考にしてみてください。

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※毎月の返済額はこちらのページでシミュレーションしています。

毎月の返済額が少ないコースは、一見すると返済負担を軽くできる便利な支払方法に見えますが、高額な手数料を支払って支払いを先延ばしにしているだけなのでご注意ください。

イオンカードのリボ払いで10万円分のお買い物をした場合、完済までの返済回数と、最終的な合計返済額は、以下のとおり見積もられます。

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

例えば、Sコースでリボ払い残高10万円を返済し続けた場合、完済までに４年2ヵ月かかり（50回払い）、最終的に支払う手数料は31,570円にもなります。

上記のとおり、リボ払いは毎月の返済額が低額になるほど返済期間が長くなり、利息手数料は高額になる、ということは覚えておきましょう。

イオンカードのリボ払いは危険？一括返済した方がいい理由を解説

リボ払いは使っちゃダメと言われているけど、毎月の返済額をコントロールできる便利な決済方法です。ただし、高額な手数料が発生していることを忘れてはいけません。

金欠の時にリボ払いを使うくらいなら、そんなに手数料がかかる訳ではないし、むしろリボ払いは使った方がお得ではないでしょうか。

その考えは“多重債務に陥いりやすい人の考え方”なのでご注意ください。むしろ金欠であれば、クレジットカードを使うべきではありません。

リボ払いを利用すると、以下のようなリスクが発生し、気付いた時には取り返しのつかない事態に陥っているケースは珍しくないでしょう。
※カード破産する人は間違いなくリボ払いを利用しています。

もし、現在リボ払い残高を理由なく毎月返済しているのであれば、今すぐ一括返済することをおすすめします。

①：利息手数料が発生する

イオンカードのリボ払いを利用すると、年率15.0%の利息手数料が発生します。
※利息手数料は、毎月10日時点のリボ払い残高を基に計算されます。

リボ払い残高が大きくなるほど利息手数料は大きくなり、返済期間が長引く傾向にあります。以下のシミュレーション結果をご参照ください。

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※上記の数値はこちらのページでシミュレーションしています。

“1ヶ月だけリボ払いを利用する”というケースであれば、利息手数料は限定的でしょう。

ただし、毎月の支払いをリボ払い設定にしていると、数か月後にはリボ払い残高は数万円にまで簡単に膨れ上がります。気付いたころには取り返しが付かない状況に陥っているかもしれません。

②：返済スケジュールが複雑

例えば、イオンカードで10万円の利用額をリボ払い（Cコース）で返済した場合、返済回数は10回、最終的な返済総額は106,570円となりますね。

ただし、もし10万円のリボ払いを毎月続けたとしたらどうなるでしょうか。

毎月の請求額をリボ払いにすると、返済スケジュールを把握するのが困難になります。“いつまで返済が続くのか”もしくは“最終的にいくら返済しなければいけないのか”を把握できないまま、ずーっと終わりのない返済を続けることになる可能性があるでしょう。

ある日、「毎月返済を続けているのに元本が全然減っていない」ことに気付くはずです。

事態の深刻さに気付いたころには、“多重債務”に陥り、複数のクレジットカードでリボ払い残高を抱えて資金繰りに苦しくなっているような状況に陥っているかもしれません。
※多重債務者は例外なくリボ払いの返済を抱えています。

③：信用情報にマイナスの影響を及ぼす

イオンカードを運営するイオンクレジットサービスは、以下の信用情報機関に加盟しており、会員情報（契約内容や返済に関する情報など）を提供・共有しています。

イオンカードのリボ払いを利用している（リボ払い残高）情報は信用情報に記録されます。これは負債（借金）と見なされるため、途上与信が行われる際にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

途上与信とは、クレジットカード会社や銀行などの金融機関が顧客の信用情報を定期的にチェックする“抜き打ち審査”です。

もしイオンカードのリボ払い残高が収入に対して高額だったり、返済能力を再審査せざるを得ない状況になっている場合は、クレジットカードの会員資格取消もあり得るでしょう。

さらに、もしもリボ払いの返済が滞ってしまった場合、信用情報に延滞履歴までもが記録され、ますます信用情報に傷付けることになります。

そのため、不必要なリボ払いは利用しないのが一番。

もし、“イオンカードの支払方法が勝手にリボ払いになっていた”という場合は、至急1回払いに変更し、リボ払い残高の一括返済を行った方が良いでしょう。

まとめ：イオンカードが勝手にリボ払い設定されることはない

イオンカードのリボ払いは、会員専用アプリ「イオンウォレット」からいつでも支払方法を1回払いに変更（リボ払い設定を解除）することができます。

ただし、リボ払いで決済済みの利用分については、後から1回払いに変更することはできません。この場合、リボ払い残高を全額一括返済する必要があります。

リボ払い残高の一括返済は、以下の3つの方法がご利用可能です。

リボ払い残高が残っている限り、ずーっと利息手数料が発生し続けます。リボ払い残高を一括返済すれば、将来的に発生する利息手数料を回避することができるため、もし可能であれば今すぐお手続きください。

そもそもリボ払いを設定した覚えがないのに、勝手にリボ払いで請求されて手数料まで取られています。支払済みの手数料は返金してもらえないのですか？

残念ですが、イオンカードが勝手にお客様の支払方法をリボ払いに変更することはありません。

なぜ勝手にリボ払い設定になっていたのか、考えられる要因は「カード申込時にリボ払い設定した」もしくは「リボ払い条件のキャンペーンに応募した」の2つです。

もし、マジでリボ払いを設定していない！という場合は、不正ログインの可能性が疑われます。利用履歴に不正利用されている形跡がないか確認し、イオンカードに直接ご相談してみてください。
※不正利用が発覚した場合は、損害額の補償が適応されます。