カードローン

バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)の返済額が減らない方へ

バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)の返済額が減らない理由と解決方法を解説!
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バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)を利用しているのですが、毎月返済しているのに、ローン残高が全然減りません。返済額が元本に十分反映されていないように感じます。

三菱UFJ銀行カードローンの『バンクイック』のローン残高(元本)が減らない理由は、返済額に占める利息手数料の割合が大きいことが原因です。

つまり、毎月の返済額の一部が利息手数料の支払いに充てられているため、返済額がなかなか減らない…という状況が発生しているのでしょう。

毎月の返済額が少ないほど、返済額に占める利息手数料の割合が大きくなります。早く返済を終わらせたい場合は、毎月の返済額を増やす、もしくは一括返済することをおすすめします。

とはいえ現状の返済額で精一杯です…という人も多いと思います。もしバンクイック以外にも他社から借入があり、多重債務を抱えている場合は、債務整理を検討した方が良いかもしれません。

本ページでは「バンクイックの返済が減らない理由と解決策」について、さらに「返済が遅れた時の滞納ペナルティ」について解説します。

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バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)の返済額が減らない理由

三菱UFJ銀行のバンクイックは低金利で利用できるカードローンとして人気です。ただし、利用者からは「返済額が減らない…」という戸惑いの声が多く上がっています。

このような状況に陥る理由は、以下のいずれかが原因でしょう。

  1. 月々の返済額が低い
  2. 返済額内訳に占める利息割合が高い
  3. 追加で借入している

ここでは、なぜバンクイックの返済額が減らないのか、その理由について解説します。

①:月々の返済額が低い

バンクイックの毎月の最低返済額は、契約金利と借入残高によって以下のように決まります。

借入残高借入金利8.1%超え借入金利8.1%以下
10万円以下2,000円1,000円
10万円超~20万円以下4,000円2,000円
20万円超~30万円以下6,000円3,000円
30万円超~40万円以下8,000円4,000円
40万円超~50万円以下10,000円5,000円
50万円超借入残高が10万円増すごとに
2,000円を追加
借入残高が10万円増すごとに
1,000円を追加

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

上記のとおり、10万円借りて毎月の返済が2,000円に抑えられるなら得した気分になりますよね。借入額が高額ではないので、仮に10%を超える金利でも利息手数料は“たかが知れてる”と思うでしょう。

では、実際はどうでしょう。

例えば、契約金利14.6%で10万円を月々2,000円払いで借入した場合、返済回数は77回(6年5ヵ月)、返済総額は154,952円にもなります。

そんなに返済期間が長くなるんですか?しかも利息手数料だけで5万円以上も取られるんですか?

これがカードローンの恐ろしい罠です。バンクイックは毎月の返済額が少ないほど、返済期間が長くなり、その間ずーっと利息手数料が発生し続けます。

つまり、毎月の返済額を定額設定にしている場合、借入額が少額であっても返済が進まず、ずーっと利息手数料を支払い続けることになるのでご注意ください。

≫ バンクイック支払い遅れの影響:三菱UFJ銀行カードローンの滞納ペナルティと対応策

②:返済額内訳に占める利息割合が高い

バンクイックは、毎月の返済額が少ないほど、返済額に占める利息手数料の割合が大きくなります。つまり、月々2,000円返済したとしても、その大部分が利息手数料として支払われるため、借入残高(元本)はなかなか減りません。

その結果、毎月返済を続けているのに返済額が減らない…という状況に陥ります。

バンクイックは毎月の返済額の中に利息手数料が含まれる仕組みの支払方法です。この仕組みを知らずに返済を続けていると、毎月の返済額がローン残高(元本)に反映されていないと思ってしまうかもしれません。

例えば、契約金利14.6%で10万円を月々2,000円払いで借入した場合、月々の返済額に占める利息手数料の割合は以下のようになります。

返済回数月々の返済額利息手数料元本の返済額残高(元本)
12,000円1,216円784円99,216
22,000円1,207円793円98,423
32,000円1,197円803円97,620
42,000円1,187円813円96,807
52,000円1,177円823円95,984
762,000円59円1,941円2,917円
772,952円35円35円0円

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
こちらのページでシミュレーションを行っています。

返済回数1回目(初回の返済時)の状況を見てみましょう。2,000円の返済額のうち、1,216円が利息手数料の支払いに充てられています。そのため、残高(元本)は784円しか減りません。

返済回数2回目も状況はほぼ変わらず、2,000円の返済額のうち、1,207円が利息手数料の支払いに充てられています。そのため、残高(元本)は793円しか減りません。

つまり、月々2,000円を返済してもそのほとんどが利息手数料の支払い分になるため、残高(元本)はなかなか減らない状況が続きます。

このような状況を抜け出すためには、月々の返済額を増やす、もしくは残高を一括返済するしかないでしょう。

③:追加で借入している

バンクイックに限らず、カードローンではローン残高が残っていても利用限度額の範囲内であれば、追加での借入が可能です。つまり、返済しながら追加で借入ができるということ。

これが、返済がいつまでも終わらない理由の1つです。

毎月コツコツ返済をお続けていても、追加で借入をすれば、再びローン残高(元本)が増えてしまい返済期間が伸びます。利用限度額に余裕ができれば追加で借入を繰り返していると、永遠に返済が終わらないのでご注意ください。

カードローンは、追加で借入をすると返済額(元本)が増えます。その結果、完済するまでに必要な返済額や期間が増えるため、毎月返済を続けても追加借入をしている限り、返済は永遠に続きます。

もちろん、残高が残っている限り、利息手数料はずーっと徴収され続けます。

追加借入は、一時的な金銭的な解決策に過ぎません。長期的に見ると、かなりの返済負担を負うことになり、自らの首を絞める結果となることに気付いてください。

バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)の返済が遅れた時の滞納リスクとは?

バンクイックの支払い期限は返済方法によって異なります。契約の際に、以下のいずれかの支払い期限を選択しているのでご確認ください。

バンクイックの支払期限

  • 契約時に指定した支払日
  • 最初の借入日から数えて35日後の支払日

もし指定の支払期限を過ぎて返済が遅れた場合、以下のペナルティが発生するのでご注意ください。

  1. 支払催促が始まる
  2. 遅延損害金が発生
  3. ブラックリスト登録
  4. 保証会社による代位弁済
  5. 裁判に発展

1つずつ見てみましょう。

①:支払催促が始まる

バンクイックの支払い期日を過ぎて数日が経過すると、登録住所宛に支払いの催促を伝えるはがき(振込依頼書)が送られてきます。
※家族にカードローンを利用していることがバレる可能性があります。

また、電話による支払い催促(0120095919)も実施されます。以下の番号からの着信はバンクイックからの支払い催促のため、無視せずに対応してください。

支払催促の電話では「○○日までに支払います」と支払予定日を伝えるだけでOKです。もし電話に応じず滞納を続けた場合、職場にまで電話がかかってくる可能性があるのでご注意ください。

なお、もし直ちに全額を支払うことが困難な場合は、支払い期限の調整や支払い方法について相談してみましょう。分割支払いや期限の延長など、柔軟な対応が可能な場合があります。

②:遅延損害金が発生

バンクイックに限らず、カードローンの返済が遅れた場合、遅延損害金が発生し、請求金額に上乗せされます。

なお、遅延損害金は滞納日数に応じて増加する傾向があるため、支払いが遅れるほど遅延損害金は高額になります。

遅延損害金の算出方法

  • 遅延損害金=滞納額×金利÷365×滞納日数
遅延損害金の金利は貸金業法に基づき、上限金利は20%と定められており、ほとんどの金融機関はこの法律に準じた上限金利を適用しています。

また、バンクイックの支払いを滞納した場合、支払期限の翌日から新規取引が制限させます。制限を解除するには、滞納額+遅延損害金を清算する必要があるのでご注意ください。
※滞納額のみ支払いをしても新規取引制限は解除されません。

③:ブラックリスト登録

バンクイックを運営する三菱UFJ銀行は以下の信用情報機関に加盟しており、顧客との契約内容や、顧客の借入/返済情報を提供・共有しています。

三菱UFJ銀行が加盟する信用情報機関

  • 株式会社シー・アイ・シー
  • 株式会社日本信用情報機構

引用:当社が加盟する信用情報機関について

バンクイックの支払いがくれると、信用情報機関が管理する私たちの信用情報に滞納履歴が記録され、同機関に加盟する他の金融機関やクレジットカード会社と共有されます。

これが、“信用情報が傷付いた”という状態です。信用情報に滞納などのマイナス情報が記録されると、契約維持や他社との新規契約時の審査にマイナスの影響を及ぼす恐れがあります。

ただし、信用情報に滞納履歴がれば必ずしも“審査落ち”する訳ではありません。

数日程度の滞納履歴の場合、信用情報への影響は限定的でしょう。ただし、長期滞納して“ブラックリスト”に登録した場合、金融機関のサービスを一切受けることができなくなります。
どれくらい滞納したらブラックリストに登録されるんですか?

バンクイックに限らず、信用情報機関に加盟する金融機関やクレジットカード会社への返済を61日以上滞納した場合、ブラックリストに登録されることが定められています。

正確にいうと、滞納期間が61日以上になると信用情報に“異動”という超マイナス情報が記録されます。信用情報に異動”が記録された状態のことを“ブラックリスト”と呼んでいます。

ブラックリストの登録期間は最低5年間です。この期間中、クレジットカードを作ることができず、金融機関からの借入・融資を一切受けることができなくなります。

④:保証会社による代位弁済

バンクイックに限らず、多くのカードローン商品には保証会社が付いており、返済が滞った場合は、保証会社による代位弁済が実行されます。

代位弁済とは、借り手が返済不能になった際に、保証会社が借り手に代わって三菱UFJ銀行に対して支払いをすることを指します。

位弁済は銀行の損害を防ぐための措置です。そのため、代位弁済後は保証会社に対して支払い義務が発生します。つまり、借主にとっては返済先が保証会社に移っただけ。

ちなみに、バンクイックの保証会社は消費者金融のアコムです。

つまり、代位弁済後はアコムからの支払催促が始まり、滞納額だけでなく、利息、遅延損害金、事務手数料などを含んだ請求額を一括請求されるでしょう。

⑤:裁判に発展

代位弁済が実行された後も、保証会社(アコム株式会社)からの支払催促に対応せず、滞納を続けた場合、最終的には法的措置を取られるリスクがあります。つまり、裁判です。

ただし、いつ裁判に発展するかは保証会社次第です。通常、滞納が始まってから裁判が起こされるまでの期間は6ヶ月から5年。これは保証会社(もしくは債権者)によって異なります。

代位弁済後、しばらくは保証会社からの請求が止まることがありますが、これは時効が成立したわけではありません。実際には、遅延損害金を増やすために、時効の成立直前に訴訟が起こされることもありますのでご注意ください。
時効が成立するまで支払請求を無視し続ければ、返済義務はなくなりますか?

おっしゃる通り、“時効が成立すれば”返済義務はなくなります。ただし、時効を期待して支払いを滞納し続ける行為は、とても危険です。

借金に関する時効期間は5年とされていますが、債権者が内容証明郵便による督促状を出したり、裁判所に訴訟請求を行うことで、時効は一時中断もしくはリセットされるため、事実上、“時効は成立することはない”と思った方が良いでしょう。

時効を期待して支払請求を無視し続けると、5年以内に裁判に発展します。その頃には遅延損害金が高額に膨らみ、その他にも支払請求や訴訟費用などもまとめて請求される可能性があります。

このような情報になる前に、至急対処すべきでしょう。

バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)の返済を早く終わらせる方法

バンクイックに限らず、カードローンはローン残高が残っている限り、ずーっと利息手数料が徴収され続ける仕組みの借金です。

利息手数料が増えれば、月々の返済負担が大きくなり、返済を続けられなくなったり、新たな借金をせざるを得ない状況になるかもしれません。

このような状況を回避するには、以下の方法により、バンクイックの返済を早く終わらせる(ローン残高を減らす・完済する)必要があります。

  1. 月々の返済額を増額する
  2. 繰り上げ返済する
  3. 他社からの借入もある場合は債務整理を検討する

1つずつ見てみましょう。

①:月々の返済額を増額する

バンクイックの返済方法は、「毎月決まった日に銀行口座引落」もしくは「初回借入日から数えて35日以内にATM入金」の2種類のいずれかを契約時に選択しています。

もし銀行引落を選択している場合、毎月の引落額(支払額)は、借入残高と借入金利よって決まる以下の最低返済額が適応されます。

借入残高借入金利8.1%超え借入金利8.1%以下
10万円以下2,000円1,000円
10万円超~20万円以下4,000円2,000円
20万円超~30万円以下6,000円3,000円
30万円超~40万円以下8,000円4,000円
40万円超~50万円以下10,000円5,000円
50万円超借入残高が10万円増すごとに
2,000円を追加
借入残高が10万円増すごとに
1,000円を追加

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

上記の最低返済額のまま返済を続けても、返済期間が長くなり、その間に何度も追加借入を繰り返してしまい、“ずーっと返済額が減らない”という状況に陥ってしまうのでご注意ください。

もし返済を早く終わらせたいなら、月々の返済額を増額しましょう。可能な限り月々の返済額を増やして、短期間で返済残高(元本)を減らす工夫が必要です。

なお、35日周期のATM入金で返済している場合は、最低返済額以上であればいくら返済してもOKです。こちらも可能な限り返済額を増やすことを検討しましょう。

②:繰り上げ返済する

繰り上げ返済とは、予定された当初の返済スケジュールよりも早く、ローン残高(元本)の一部または全額を返済する方法です。

繰り上げ返済することで、返済期間を短縮できるだけでなく、将来的に発生する利息手数料を削減することができます。

利息手数料は残りのローン残高に対して発生する手数料です。そのため、繰り上げ返済してローン残高を一部返済、もしくは完済すれば、当初の返済スケジュールに基ずく利息手数料を支払わずに済みます。

繰り上げ返済は、長期にわたる利息手数料を削減することができるため、返済の負担を大幅に減らす有効な手段です。バンクイックの返済を早く終わらせたい場合は、積極的に繰り上げ返済しましょう。

③:他社からの借入もある場合は債務整理を検討する

バンクイックの他にも、クレジットカードのリボ払いや消費者金融からの借入があり、返済の見通しが立たないという場合、債務整理を検討した方が良いかもしれません。

債務整理とは?

債権者と交渉して債務者の借金を減額したり、裁判によって借金そのものの返済義務を免責にすることができる法的な手続きのこと。つまり、借金問題の解決手段です。

債務整理は「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があります。それぞれの特徴を以下の表にまとめていますので参考にしてみてください。

任意整理個人再生自己破産
手続き期間3~6ヵ月6ヵ月くらい6ヵ月くらい
手続き費用
(依頼費の目安)
5万円~35万円~30万円~
借金減額割合利息分を減額可能1/5~1/10に減額可能免責(ゼロ)になる
メリット・利息分を減額可能
・財産の差押えはない
・官報に氏名, 住所が掲載されない
・マイホームを残せる
※ローン返済し終えた車も財産差押え対象外
・借金がゼロになる
デメリット・ブラックリスト登録・保証人に返済義務が移る
・財産の一部が差押え対象

・ブラックリスト登録
・官報に氏名, 住所が掲載
・保証人に返済義務が移る
・全ての財産が差押え対象
・ブラックリスト登録
・官報に氏名, 住所が掲載
年間件数
(令和5年)
200万人以上(推定値)9,367件74,325件

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※年間利用者数は令和5年司法統計年報概要のデータを引用しています。

借金問題の解決方法は自己破産だけではありません。クレジットカードやカードローンなどの個人の借金問題の場合、任意整理により借金を減額する方法で解決に導くケースがほとんどです。

詳しくは、【2024年最新】借金問題の96%以上が任意整理で解決!その理由(ワケ)とは?のページをご参照ください。

まとめ:バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)の返済が減らない原因は利息手数料が多いから!

三菱UFJ銀行カードローン:バンクイックの返済が減らない理由は、月々の返済額の大部分が利息手数料の支払いに充てられているから。

このため、毎月の支払いの中で実際に元本に充てられる金額が少なく、毎月返済を続けているのに返済残高(元本)が減らない…という状況に陥っています。

バンクイックの返済が減らない理由

  • 月々の返済額が低い
  • 返済額内訳に占める利息割合が高い
  • 追加で借入している
バンクイックでは、月々1,000円もしくは2,000円の超低額返済でOKです。ただし、月々の返済額が少ないほど返済額に占める利息手数料の割合が増し、返済が長期化する悪循環に陥ります。これがカードローンの罠です。

返済期間が長期化することで、ずーっと利息手数料が徴収され続けます。

バンクイックの定額返済は、短期的には返済負担をコントロールできる便利なサービスの様に見えますが、実際は高額な利息手数料を払って返済を将来に先送りにしているだけに過ぎません。

このような状況を抜け出すには「月々の返済額を増やす」または「積極的に繰り上げ返済する」しかないでしょう。

とはいえ、どうしても返済が難しい状況の場合、債務整理を検討してみるのも一つの選択肢です。弁護士に相談することにより、あなたの借入状況に合った最適な解決方法をアドバイスしてもらえるでしょう。