結論として、楽天カードの強制解約後の再入会は非常に難しいものの、条件次第では可能性がゼロではありません。実際、審査に通った事例も報告されています。
私以外にも、ネット口コミを調べると「強制解約後に復活できた」という体験談がいくつか見られます。
ただし、当サイトの調査によると、楽天カードの強制解約後に再入会できる確率はわずか2.5%(詳細は後述)。つまり、100人が申し込んでも2~3人しか審査に通らない計算になります。
本記事では、楽天カードが強制解約される原因、再入会の可能性があるケース・難しいケース、を体験談をベースに詳しく解説します。
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楽天カードの強制解約の履歴は信用情報に記録され、他社カードやカードローンなどの契約にも影響する可能性があります。
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楽天カード強制解約の主な原因とは?
楽天カードが強制解約される主な原因は以下の4つです。
- 支払いの滞納(長期延滞)
- 利用限度額の超過・不正利用
- 途上与信(審査)による解約
- 長期間の未使用(利用頻度が極端に低い)
それぞれの原因を見てみましょう。
①:支払いの滞納(長期延滞)
楽天カードの支払いを滞納すると、滞納日数に応じて遅延損害金が発生し、さらに信用情報(CIC)に延滞履歴が記録されます。
ただし、1回や2回の短期間の支払い遅れでは、すぐに強制解約されることはありません。問題となるのは、次のようなケースです。
- 滞納を繰り返している(常習的な延滞)
- 支払催促の電話(0570-069-101)を無視し続けている
- 1ヶ月以上の長期延滞が発生している
特に、滞納期間が2ヶ月を超えるとブラックリスト(信用情報の異動情報)に登録されるため、楽天カードだけでなく、他社のクレジットカードや銀行ローンの審査にも通らなくなるので注意が必要です。
②:利用限度額の超過・不正利用
楽天カードの利用限度額を頻繁に超過してしまうと、利用枠の引き下げや契約解除のリスクが高まります。
さらに、クレジットカードで商品券・金券・ブランド品を購入し、それを売却して現金を得る行為は、楽天カードの規約で禁止されています。
たとえば、以下のような利用が続いた場合は要注意です。
- 商品券やギフト券を頻繁に購入している
- ブランド品を短期間に何度も購入している
不正利用が疑われると、楽天カード側の判断で契約が解除されることがあるため、注意が必要です。
③:途上与信(審査)による解約
楽天カードは、定期的に顧客の信用情報をチェック(途上与信)しており、3ヶ月に1回の頻度で審査を実施していると言われています。
この審査で以下のような情報が発覚すると、強制解約の対象になる可能性があります。
- 他社のクレジットカードやローンの滞納履歴がある
- 多重債務(借入額が急増している)がある
- 信用情報に新たな金融事故(債務整理など)が記録されている
途上与信で問題が発覚すると、楽天カードから事前通知なしで突然契約が解除されるケースもあるため、他社カードの支払い管理にも注意しましょう。
④:長期間の未使用(利用頻度が極端に低い)
楽天カードは、長期間利用がないと「カード維持コストの削減」を理由に、強制解約されることがあります。特に、年会費無料の楽天カードは、一定期間利用がないと契約を解除される可能性が高いです。
ただし、利用頻度が原因で契約が解除された場合は再び楽天カードを利用できる可能性があります。
- 滞納や金融事故が原因ではないため、信用情報には影響しない
- 再申込みすれば、楽天カードを作れる可能性がある
「利用していないだけで強制解約された場合」は、信用情報にキズがついていないため、他の審査落ちケースとは異なり、比較的早い段階で再入会できる可能性があるでしょう。
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楽天カード強制解約後の再入会は原則不可
楽天カードが強制解約された場合、直後(数ヶ月以内)に再申し込みをしても審査に通る可能性は低いです。基本的に、強制解約後の再入会は厳しいと考えておいた方がよいでしょう。
特に、以下のケースに該当する場合、復活の可能性はゼロに近いです。
楽天カード強制解約後に復活できない例
- 滞納を何度も繰り返した挙句、契約が解除された
- 契約解除後もリボ払いや分割払いの返済が残っている
- 楽天カード以外に借入中/滞納中の債務がある
- 楽天カードの債務を債務整理で減額・免責した
- 強制解約後、半年未満
もしブラックリストに登録された場合、以下のような影響が生じます。
✔ クレジットカードの新規発行・更新ができない
✔ 各種ローン(住宅ローン・カーローン・教育ローンなど)の審査に通らない
✔ スマートフォンの分割払いが利用できなくなる
✔ 賃貸契約時の保証会社の審査に落ちる
一度ブラックリスト入りすると、信用情報が回復するまで最低5年間は新しいクレジットカードを持つことができなくなります。
楽天カード強制解約後に再入会できるケース
楽天カードが強制解約されても、次の特定の条件を満たしている場合、会員資格が復活する可能性があります。
- 利用頻度が低いことが原因で強制解約された
- 信用情報のキズが浅い
とはいえ、契約解除後の直後の再申し込みは避けるべきです。少なくとも、半年~1年以上の期間を空けることが推奨されます。
①:利用頻度が低いことが原因で強制解約された
楽天カードは、延滞や滞納などのトラブルがなくても、「利用頻度が極端に低い」ことが原因で契約が解除されることがあります。
つまり、カードを適切に利用していなかったために契約を解除されたということ。
利用頻度が低いと強制解約される理由
楽天カードは年会費無料にもかかわらず、様々な特典が付いています。
- 新規入会特典
(5,000円分の楽天ポイント付与) - 海外旅行傷害保険
(最大2,000万円) - 家族カード、ETCカード、楽天Edy
このような特典には維持コストが発生します。カード維持コストを削減するために、利用頻度が低い会員は強制解約されやすい傾向があります。
※年会費がは発生する楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは利用頻度が低くても強制解約されません。
カード利用頻度が原因でクレジットカードの会員資格が取消しされている場合、楽天カードとの契約違反を犯したわけではないため、「自主解約に近い扱い」となります。
そのため、再申し込みをすれば再び楽天カードを発行してもらえる可能性があります。
②:信用情報のキズが浅い
楽天カードの強制解約理由として最も多いのは支払いの滞納です。
滞納が原因で契約が解除された場合、楽天カードが加盟する以下の信用情報機関に滞納の履歴が記録されます。
楽天カードが加盟する信用情報機関
- (株)シー・アイ・シー(CIC)
- (株)日本信用情報機構(JICC)
【信用情報機関が管理する情報】
- 氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先などの個人を特定する情報
- 契約の種類、契約日、貸付額などの契約内容に関する情報
- 利用残高、割賦残高などの返済状況に関する情報
たとえば、以下のようなケースでは、比較的早期に再入会が認められる可能性があります。
- 支払いが数日~数週間遅れた程度で強制解約された
- 遅延履歴はあるが、滞納期間が長期(2ヶ月以上)に及んでいない
- 楽天カードの支払いは遅れたが、他のクレジットカードやローンは正常に利用していた
このようなケースでは、「この程度なら問題ない」と判断するカード会社が存在するため、審査に通る可能性があるでしょう。
楽天カード強制解約後に再入会できた体験談
私は過去に、2枚のクレジットカードを失った経験があります。1枚目は三井住友カード、そして2枚目は楽天プレミアムカードでした。
三井住友カードが強制解約された2ヵ月後、楽天プレミアムカードまでもが契約解除されました。原因は「途上与信」だったようです。

2枚のクレジットカードを失った後、しばらくは三菱UFJ銀行のデビットカードを使って生活していました。
デビットカードは即時決済のため、クレジットカードのような後払い機能はなく、やはり不便に感じる場面が多かったです。
そんなある日、楽天市場で買い物をする際、ふと「ダメ元で楽天カードに再申し込みしてみようかな?」と思い立ちました。
恐る恐る申し込み手続きを進め、必要情報を入力して送信。すると、申請からわずか1分以内に「カード発行手続きのお知らせ」のメールが届いたのです!

楽天カードが強制解約されているにもかかわらず、審査に通ったっぽい…。
それから1週間後、自宅に楽天カードが郵送されました!

銀色に輝く楽天カード!
ただし「利用可能枠:10万円」「キャッシング枠:0円」なので、強制解約された履歴が影響していることは間違いありません。
※楽天プレミアムカードを持っている時は利用可能枠200万円でした。
では、楽天カードに再入会できた理由について考えてみましょう。
【考察】楽天カード強制解約後に再入会できた理由
一般に、楽天カードの強制解約後は、復活が難しいとされていますが、私が再び審査を通過できたのは、いくつかの条件が重なったからだと考えています。
まず、再申込み時の状況を整理してみます。
楽天カード再申し込み時の状況
- 契約解除から半年経過
- 契約解除後の未払いを全額完済
- 他社カードローン約150万円も完済
- 楽天会員歴10年以上の優良会員
強制解約の記録は信用情報機関(CIC/JICC)に最長5年 保管されるため、申込み時点で完全に回復していたとは言えません。
とはいえ、未払いの清算と他社借入の完済により、信用スコアが一定程度持ち直していた可能性があります。
さらに、楽天カードの審査では 楽天会員としての利用実績も重視されるため、楽天官員履歴(楽天市場利用履歴)が審査にプラスの影響を与えた可能性も考えられます。
この点—ブラック登録がなかった—も、会員資格の復活を後押しした大きな理由だと思われます。
再入会できた理由の考察結果
- 契約解除時の 未払いを全額精算
- 他社借入を完済 し、信用情報が一定回復
- 長い楽天会員歴 と楽天市場での良好な実績
- ブラック登録なし(長期滞納がなかった)
私の知る限り、強制解約後に会員資格が復活した口コミが目立つのは楽天カードのみ。通常、返済トラブルの履歴は社内ブラックに載り、再入会のハードルは半永久的に高くなります。
もし「楽天以外で再入会できた」という具体的な口コミをご存じでしたら、ぜひ情報提供いただけると助かります。
楽天カード強制解約後の再入会率は2.5%【原則、復活は厳しい】

当ブログの読者から「この記事を参考に楽天カードに再申込みしたが、審査に落ちた」という声が複数寄せられています。
そこで、実際にどれほどの人が楽天カード強制解約後に審査をパスしたのかを独自に調査しました。
その結果、再入会率はわずか2.5%という極めて低い数値でした。
楽天カードの再入会率の調査結果
- 調査期間:2024年5月~2024年8月(4ヵ月間)
- 申込者数:40人
- 審査通過者数:1人
→ 再入会率:2.5%
※上記の結果は当社楽天アフィリエイトプログラムの承認率を基に集計しました。
この調査結果から、楽天カードが強制解約された後も完全に復活の道が閉ざされているわけではないものの、審査通過は非常に厳しいことがわかります。
特に、契約解除の理由が長期滞納・度重なる支払い遅延・信用情報の悪化 である場合、復活のハードルはさらに上がります。
また、当ブログから楽天カードに申込みをした方のほとんどは、過去に楽天カードを強制解約された経験がある人だと考えられます
まとめ:楽天カード強制解約後の再入会は原則不可|条件次第では復活の可能性も

楽天カードが強制解約された後、すぐに再申込みしても審査に通ることはほぼ不可能 です。しかし、特定の条件を満たしていれば、再び楽天カードを利用できる可能性があります。
強制解約の原因 | 強制解約のリスク | 復活の可能性 |
長期滞納 | 信用情報にきず (2ヶ月以上の滞納でブラックリスト) | 極めて低い (ブラックリスト入りの場合は不可能) |
限度額超過・不正利用 | 規約違反により強制解約 | ほぼ不可能 |
途上与信 | 他社での滞納・多重債務 | 極めて低い |
長期間の未使用 | 利用頻度が低いと契約解除 | 可能性あり |
結論として、楽天カードの強制解約後の再入会は非常に厳しいものの、「利用頻度の低さ」が原因であれば復活の可能性は十分にあるということになります。
ただし、原則として楽天カード強制解約後の復活は難しい…と思った方がよいでしょう。
この調査結果からも分かるように、強制解約後に楽天カードを再び持てる可能性はかなり低いと考えたほうがよいでしょう。
また、審査に落ちた履歴は信用情報に記録され、今後のクレジットカード審査に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、「ダメ元で申し込んでみる」行為はリスクが高い ため、慎重に判断する必要があります。
とはいえ、実際に私は楽天カードの強制解約後に再入会できたという経験があります。審査をパスした理由を分析すると、以下の4つのポイントが影響していたと考えられます。
楽天カード強制解約後に復活できた理由
- 契約解除時に残っていた残高をすべて完済
- 他社の借金をすべて完済し、信用情報が回復した
- 楽天会員歴が長く、優良会員と評価された
- ブラックリストに登録されていなかった(長期滞納がなかった)
このような条件を満たしている場合、楽天カードの再申し込み審査に通る可能性が高まるかもしれません。