エポスカードが突然使えなくなりました。最近、支払いを滞納してしまったので、もしかして強制解約されたのかと不安です。原因や確認方法はありますか?

エポスカードが強制解約になると、支払い方法の変更や滞納に伴うペナルティ、信用情報への登録、今後のカード審査への影響など、生活に直結するさまざまな問題が発生します。

なお、エポスカードは強制解約後にリボ払いや分割払いの残債が即座に一括請求されるわけではありません。ただし、滞納が続けば状況は悪化します。

滞納が長期化すると、内容証明郵便による督促や一括請求が行われ、最終的には裁判に発展する可能性もゼロではありません。

さらに、強制解約や長期滞納は信用情報に異動情報として登録され、最長5年間は新規クレジットカードや各種ローンの審査に大きなマイナスとなります。

このページでは、

  • エポスカード強制解約の主な原因と滞納ペナルティ
  • 本当に強制解約されたか確認する具体的な方法
  • 強制解約後に取るべき対処法と今後の注意点

について、信用情報の仕組みや実体験を踏まえながら詳しく解説していきます。

目次
  1. エポスカードが強制解約される原因(滞納・規約違反・途上与信)
  2. エポスカードが強制解約されたか確認する方法
  3. エポスカードの滞納ペナルティは強制解約だけじゃない!?
  4. エポスカードの支払いを滞納した時の対処法
  5. エポスカード滞納中…でも今すぐ支払いできない時の対処法
  6. エポスカード滞納中のNG行為とは?強制解約の原因になる可能性あり
  7. まとめ:エポスカードは滞納2~3月で強制解約、ブラックリスト登録、最終的には裁判に…

エポスカードが強制解約される原因(滞納・規約違反・途上与信)

エポスカードの強制解約は主に「支払い遅れ(滞納)」が原因です。ただし、滞納以外でも強制解約に至るケースがあります。

特に以下4つに該当する場合、強制解約リスクが一気に高まります。

  1. 支払いの長期滞納
  2. エポスカード規約違反
  3. リボ払いや分割払いの滞納
  4. 途上余震で信用情報の問題発覚

それぞれの原因を詳しく解説していきます。

①:支払いの長期滞納(最も多い強制解約の原因)

エポスカードで最も多い強制解約理由は*支払いの長期延滞(1ヶ月以上)です。

ただし、滞納期間1ヶ月未満であっても「滞納を繰り返している」場合は強制解約されるリスクが高まります。

遅延損害金が少額だからといって滞納を軽く考える人がいますが、滞納はれっきとした契約違反です。1度の滞納で強制解約されてもおかしくはありません。

なお、滞納が発生した場合、次のような事態を招きます。

エポスカード滞納で起こること

特に、毎月のように延滞する人は要注意。ある日突然、通知なしでカードが解約されるケースは珍しくありません。
※強制解約の履歴は信用情報に深刻なマイナス情報として記録されます。

②:エポスカード規約違反(現金化・虚偽申告など)

エポスカードの会員規約に違反した場合、事前通知なしで強制解約されることがあります。

規約違反はエポスカードが最も厳しく扱う項目です。

エポスカード規約違反の典型例

  • 申込時に年収・勤務先などの虚偽申請
  • 請求額の支払いを滞納
  • 信用情報が著しく悪化
  • 現金化を疑われる換金目的の利用
  • 他人へのカード貸し出し
  • エポスカードの業務妨害行為

例えば、エポスカードの申込時に虚偽の内容が発覚したり、本人以外の第三者がカード利用するなどの行為は、強制解約の対象となります。

また、換金目的で商品券などをクレジットカードで購入することも会員規約で禁止されています。現金化を疑われる取引は強制解約の対象となりのでご注意ください。

現金化が疑われる行為

  • 商品券を繰り返し購入
  • ブランド品を短期間で何度も購入し転売
  • 質屋で換金しやすい商品を頻繁に購入

実際に現金化をしていなくても、”疑いがある”というだけで強制解約されることもあるので、上記のような取引には注意が必要です。

③:リボ払いや分割払いの滞納(期限の利益喪失リスク)

リボ払いや分割払いの滞納は、通常の滞納よりリスクが高い原因です。その理由は「期限の利益喪失」が発生するため。

期限の利益喪失とは、分割払いの支払い期限を守らなかったことで、未払い残高をすべて一括で支払う義務が発生する状態のことです。

エポスカードの場合、滞納が続いた場合、

エポスカードの利用停止
↪︎ エポスカードの強制解約
↪︎ 内容証明による一括請求

という流れで、一括請求の督促状が届きます。

それでも支払いに応じない場合、最終的に裁判に発展する流れになります。

④:途上与信で信用情報に問題が見つかった場合

エポスカードでは定期的に 途上与信(とじょうよしん) が行われます。これは、カード会員の信用情報を定期チェックする仕組みです。

途上与信で次のような問題が発覚すると、滞納していなくても強制解約されることがあります。

他社クレジットカードでの問題

  • 他社クレカの支払いを滞納
  • 他社クレカの強制解約
  • キャッシング枠の利用急増
  • 債務整理(自己破産や任意整理など)の記録
エポスカードは問題なく利用していたとしても、上記のように、他社クレカの問題が原因で強制解約されるケースは珍しくありません。

なお、エポスカードの途上与信のタイミングは不定期ですが、一度問題が発覚すると連鎖的にエポスカードも強制解約される可能性が高いでしょう。

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エポスカードが強制解約されたか確認する方法

エポスカードは、強制解約が決定しても事前の通知が届かないため、利用者が自分で確認する必要があります。

そのため、ある日突然カードが使えなくなり、「利用停止なのか?」「強制解約なのか?」を判断できず不安になるケースが非常に多いです。

強制解約かどうかは次のステップを順番に確認することで判断できます。

  1. 「会員資格喪失のお知らせ」が届いたか確認する
  2. 「エポスNet」にログインできるか確認する
  3. 他社クレカも同時に使えない場合、信用情報事故の可能性
  4. CIC・JICCで信用情報を照会する(最終確認)

それぞれのステップを詳しくみてみましょう。

①:「会員資格喪失のお知らせ」が届いたか確認する

エポスカードが正式に強制解約されると、後日「会員資格喪失のお知らせ」などの通知書が自宅に郵送されます。

この通知が届いた時点で、カード契約は完全に終了しています。

郵送通知で確認できるポイント

  • エポスカード本体の契約終了
  • ETCカード、家族カードなど付帯カードの同時解約
  • 利用残高がある場合は返済のみ継続

郵送通知は最も確実な判断材料ですが、届くまで数週間かかることもあります。

②:「エポスNet」にログインできるか確認する

エポスカードの利用停止か、強制解約かを判断する最も簡単な方法がエポスNetへのログイン状況です。

エポスNetにログインできるか確認

☑️ ログイン可:強制解約前の可能性が高い

  • 口座残高不足による一時停止
  • 不正利用疑いによるセキュリティロック
  • 一時的な途上与信の引っかかり

この段階なら復旧する可能性は残っています。

☑️ ログイン不可:強制解約の可能性が非常に高い

強制解約が決定すると、エポスNetにログインできなくなるケースが多く、「利用可能額:0円」「メニューが閲覧不可」などの状態になります。

支払いの滞納を完済してもエポスNetの利用が復活しない場合は、強制解約がほぼ確定と考えて良いでしょう。

③:他社クレカも同時に使えない場合、信用情報事故の可能性

エポスカードだけでなく、他社のクレジットカードまで同時に利用不可になっている場合、信用情報に異動(延滞)情報が登録された可能性が高いです。

途上与信によって他社クレカの支払い滞納や強制解約、さらには多重債務などが発覚した場合、エポスカードが連鎖的に強制解約されることは珍しくありません。

連鎖的に強制解約が発生する流れ

  1. 他社カードAが滞納
  2. 記録がCIC/JICCに登録される
  3. エポスカードが途上与信で信用情報をチェック
  4. 「この会員は金融事故あり」と判定
  5. エポスカードも強制解約

まり、エポスカードの利用状況以外の原因によって強制解約されるケースがあるということ。そのため、複数枚のクレジットカードを所有している人は注意が必要です。

④:CIC・JICCで信用情報を照会する(最終確認)

エポスカードは、CIC・JICCの信用情報機関に加盟しており、顧客との契約情報や取引情報(支払い遅延や強制解約など)を共有しています。

そのため、もしエポスカードが強制解約された場合、CIC・JICCが管理する私たちの信用情報に強制解約の履歴が記録されます。

情報開示請求を行うことで、自分の信用情報に何が記録されているのかを確認することができます。

「強制解約されたかどうかわからない…」という場合、信用情報機関で情報開示を行うことが最も正確で決定的な確認方法です。

開示請求でチェックすべきポイント

  • 「延滞」や「異動」の記録があるか
  • エポスカードの契約状況(終了/解約)
  • 他社カードでの延滞・事故
  • 返済状況の更新日

詳しくは、信用情報開示報告書の見方を参考にしてみてください。

エポスカードの滞納ペナルティは強制解約だけじゃない!?

滞納はエポスカードとの“契約違反”です。滞納発生後、すぐにカードが強制解約されてもおかしくはありません。

ただし、実際には、支払いに遅れても“ある程度の猶予期間”が設けられます。とはいえ、滞納が続くと以下のペナルティが発生します。

  1. カード利用停止
  2. 遅延損害金が発生
  3. 督促状・電話による支払催促
  4. エポスカードが強制解約
  5. ブラックリストに登録
  6. 期限の利益が喪失
  7. 裁判(財産差押え)

1つずつ見てみましょう。

①:カード利用停止

エポスカードを滞納した場合、滞納発生日~数日以内にカード利用制限がかかり、未清算額の支払いが完了するまでカードが使えなくなります。

カード利用制限がかかるまでの日数は会員によって異なります。エポスカード滞納常習者の場合、滞納1日目からカード利用制限がかけられることもあるのでご注意ください。

なお、「初めて支払いが遅れた…」という場合、カード利用制限がかかるまで数日間の猶予があるケースが一般的です。
※カード利用制限がかかるまでの機関については公式な情報はありません。

②:遅延損害金が発生する

エポスカードは、支払日翌日から未清算額の支払いが完了するまでの滞納日数に応じた遅延損害金が発生します(以下参照)。

エポスカードの遅延損害金利率

  • ショッピング:14.6%(年率)
  • キャッシング:20.0%(年率)

たとえば、エポスカードの請求額10万円を滞納した場合、滞納日数に応じて以下の遅延損害金が発生します。

滞納日数ショッピング利用
14.6%(年率)
キャッシング利用の
20%(年率)
5日200円274円
10日400円548円
20日800円1,096円
30日1,200円1,644円

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

「遅延損害金って大したことないじゃん?」って思ったあなたは要注意。本当に恐ろしいペナルティは、遅延損害金以外にあります。

③:督促状・電話による支払催促

滞納発生から数日が経過すると、督促ハガキが届き、それと同時にエポスカードから支払催促の電話がかかってきます。

この段階でかかってくるエポスカードからの電話は、支払い催促というより「お支払いお忘れないですか?」という確認の連絡です。怖がらずに電話に出ましょう。

エポスカードからの電話(0333810101)を無視し続けると、1日に何度も電話がかかってくるようになります。その後は、自宅や職場にも電話がかかってくるようになるのでご注意ください。

クレジットカード会社が支払催促のために職場にまで電話をかけてくるのは、違法な取り立て行為ではないのでしょうか?

一般的にはその通り。

貸金業法によって、「正当な理由なしに学校や勤務先に電話する、もしくは訪問する取立て行為」は禁止されています。つまり、違法な取り立て行為に該当します。

(取り立て行為の規制)
第二十一条 三

正当な理由がないのに、債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所に電話をかけ、電報を送達し、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所を訪問すること。

引用元:貸金業法 

ただし、エポスカードを滞納中にもかかわらず、支払催促の電話に出ない場合は、“職場に電話する正当な理由”に該当するため違法行為にはなりません。
※職場にかかってくる支払催促の電話は本人に繋がるまで何度もかかってきます。

また、契約者(あなた)と連絡が取れない場合、契約を解除する止むを得ない理由にもなるでしょう。

つまり、支払催促の電話を無視するとエポスカードが強制解約される可能性もあります。

④:エポスカードが強制解約

「何日以上滞納するとエポスカードが強制解約される」という明確な基準はありません。滞納後に強制解約されるまでの期間は、契約状況によって異なります。

ただし、エポスカードの滞納状態が2~3ヵ月以上続いた場合、強制解約される可能性が高いです。

エポスカードの支払い遅れが2ヵ月以上続くと、すでに3ヶ月分の請求が溜っている状態になります。このような状況では、滞納額の支払いをしてもカード利用制限は解除されず、そのまま強制解約される可能性が高いです。

【注意】年会費無料のクレジットカードは強制解約されやすい!?
年会費無料のクレジットカードは滞納に厳しく、強制解約されやすい特徴があります。たとえば、入会審査が比較的緩い楽天カードは強制解約されやすい特徴があります。

⑤:ブラックリストに登録

ブラックリストとは、信用情報機関が管理する私たちの信用情報に“異動”というマイナス情報が記録された状態のことです。

たとえば、エポスカードが加盟する信用情報機関(株式会社シー・アイ・シー)では、以下の金融事故が発生した場合、信用情報に異動を記録することを定めています。

信用情報に異動が記録される事例

  • 返済日より61日以上または3ヵ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの
  • 返済ができなくなり保証契約における保証履行が行われたもの
  • 裁判所が破産を宣告したもの(破産手続開始の決定がされたもの)

引用:信用情報開示報告書

エポスカードの滞納状態が2ヵ月以上続いた場合、信用情報に異動というマイナス情報が記録さます。つまり、滞納期間が2ヵ月続いた場合、ブラックリストに登録されます。

ブラックリストに登録されると、他社のクレジットカードやローン審査に通らなくなるだけではなく、すでに持っているクレジットカードの会員資格が取消しされる可能性が高まります。

なお、ブラックリスト登録の情報は、滞納解消後も信用情報機関によって5年間保管されます

この間は、信用情報の与信審査が行われる金融・保証サービスを一切利用することができなくなるでしょう。
例)クレジットカード、カードローン、賃貸契約、スマホ分割払いなど

⑥:期限の利益が喪失(一括請求)

期限の利益とは、毎月決まった期限までに毎月定額の返済をすれば、それ以上の返済(残りのローン残高)は請求されないという債務者の権利(利益/メリット)のこと。

ただし、エポスカードの滞納が発生した場合、期限の利益が喪失し、直ちに滞納額(未払い額)を全額支払う義務が生じます(以下参照)。

第19条(期限の利益の喪失)

会員は、次の場合には当然に期限の利益を失い、直ちに残債務の全額をお支払いいただきます。

(1) カード利用代金等(1回払いによる場合及びキャッシングの返済を除く)の支払いを遅延し、20日以上の期間を定めて書面で催告したにもかかわらず、その期間内にお支払いがなかったとき。
(2) キャッシングの返済、または1回払いによるカード利用代金等の支払いを1回でも遅延したとき

引用:エポスカード規約第19条

上記の通り、エポスカードの滞納状態が20日以上続いた場合、期限の利益が喪失し、残債務(未返済残高)が一括請求されます。

もし、分割払いやリボ払いを利用している場合は、滞納中の返済額だけでなく、利用残高(未返済残高)を一括請求される可能性があります。

とはいえ、実際にはエポスカードの支払いを滞納、さらに強制解約された場合でも、未返済残高はこれまで通りのスケジュールで返済(引落)が続きます。
※期限の利益が喪失しても、すぐに一括請求されることはありません。

ただし、強制解約後も未返済額分の滞納が3ヵ月目になる頃、内容証明郵便による一括請求の督促状が届きます。もし一括請求に応じなければ、裁判に発展するのでご注意ください。

⑦:裁判(財産差押え)

滞納期間が3ヵ月以上続くと、エポスカードから内容証明郵便で一括請求の督促状が届きます。

内容証明郵便とは?

債権者(エポスカード)が債務者(あなた)に対して支払い請求の督促状を送った、そして債務者はその督促状を受取った事実を公的に証明する郵便のこと。

内容証明郵便は裁判時の証拠書類としての役割があります。つまり、内容証明郵便が届いたということは、“裁判の準備が進んでいる”ということ。

もし裁判になると、裁判所命令によって財産差押えが強制執行されます。

銀行口座や勤務先からの給与・賞与の差し押さえ、さらに不動産・車、20万円以上の市場価値があると見なされ持ち物までも差押えの対象になります。

貯金や財産がなければ、裁判になっても特にデメリットはないのでは?
残高がない銀行口座も差し押さえられるため、将来的に振込まれる勤務先からの給料/賞与も差し押さえの対象となります。

なお、財産差押え行われる際、勤務先に裁判所から債権差押え命令の決定書が遅れられるため、職場に借金をしていることがバレるなどのデメリットが生じます。
※今後の仕事にも影響する可能性があるでしょう。

借金が原因で信用を失ってしまうと職場にも居辛くなり、転職を余儀なくされる可能性さえあります。このような状況に事態が深刻化する前に、今すぐ対処した方が良いでしょう。

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エポスカードの支払いを滞納した時の対処法

現在エポスカードを滞納中の方は、以下のいずれかの方法で至急お支払いすることをおすすめします。

  1. エポスATMで支払う
  2. インターネット入金で支払う
  3. 銀行ATMで支払う
エポスカードは再振替を行っていません。支払いが遅れた場合、引落口座に入金しても自動振替されないため、上記の方法で直接滞納額を支払う必要があります。

それぞれの支払い方法を見てみましょう。

①:エポスATMで支払う

エポスカードでキャッシング・お支払いができる「エポスATM」というATMがあります。

エポスATMでの支払い方法

  • 1)エポスATMを見つける
  • 2)エポスATMにエポスカードを挿入
  • 3)お支払い金額(滞納額)を入金

以上で完了です。

②:インターネット入金で支払う

エポスカードの公式サイトにアクセスして「インターネットバンキングで支払う」を選択すると、以下の支払い方法の手順が表示されます。

1.「インターネットバンキングで支払う」へ進む2.エポスNetへログインまたはカード番号等を入力 3.ご希望額を入力 4.お支払い予定額を確認 5.インターネットバンキングを指定 6.指定のインターネットバンキングでお支払い引用:EPOS Net, インターネット入金(ペイジー)

エポスNetにログインして、上記の手順に従ってご精算ください。

③:銀行ATMで支払う

エポスカードの公式サイトにアクセスして「銀行ATMで支払う」を選択すると、以下の支払い方法の手順が表示されます。

1.「銀行ATMで支払う」へ進む2.エポスNetへログインまたはカード番号等を入力 3.ご希望額の入力 4.お支払いよ低額を確認 5.「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」の3つの番号を取得※番号は取得した当日のみ使用可能。 6.銀行ATMで「Pay-easy(ペイジー)払い」を選択し、3つの番号を入力してお支払い※金融機関によりATM画面の表示・操作方法は異なります。引用:EPOS Net, インターネット入金(ペイジー)

ただし、エポスカードは以下の21行の銀行ATMのみに対応しています。下記以外の銀行ATMからはお支払いできないのでご注意ください。

エポスカードのお支払い可能な銀行ATM

三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、青森銀行、荘内銀行、七十七銀行、群馬銀行、足利銀行、千葉銀行、横浜銀行、関西みらい銀行、南都銀行、広島銀行、福岡銀行、十八親和銀行、東和銀行、京葉銀行、熊本銀行

なお、エポスカードはコンビニATMでのお支払いはできません。

エポスカード滞納中…でも今すぐ支払いできない時の対処法

「今すぐの支払いが難しい…」
「給料日まで待って欲しい…」
「滞納額を返済できる目途がない…」

このような状況に陥っている人は多いでしょう。ただし、このままエポスカードの請求額を滞納し続けるのはダメ。

至急、以下の方法で対処することをおすすめします。

  1. 分割払い・リボ払いに変更する
  2. コールセンターに電話して相談する
  3. 即日払いOKの短期バイトで稼ぐ
  4. 公的融資を利用する
  5. 債務整理を検討する

1つずつ見てみましょう。

①:分割払い・リボ払いに変更する

エポスカードは毎月のお支払日の約10日前までであれば、利用額をあとから分割、もしくはリボ払いに変更することができます。

分割・リボ払いへの変更期限(目安)

  • 支払日が4日の場合:前月24日頃
  • 支払日が27日の場合:同月17日頃

※変更期限は土日祝日の影響で前後します。

ただし、「すでに支払日を過ぎて滞納中」という場合は、上記の変更を利用することができません。

「どうしても分割・リボ払いに変更したい」という場合は、エポスカードのコールセンターに直接電話して相談してみましょう。

②:コールセンターに電話して相談する

コールセンターに電話して、「今すぐの支払いが難しい事情」を説明すれば、○○日まで支払いを待ってもらえたり、分割・リボ払いに変更するなどの対応をしてもらえるはずです。

エポスカードのコールセンター

  • 03-3383-0101(東京)
  • 06-6630-0101(大阪)

※受付時間:9:00~18:00 (1月1日休業)

なお、「○○日までにはお支払いします」と約束すれば、その日までは支払い催促の電話はストップします。

ただし、返済を猶予された場合でも、当初の請求額を全額支払うまでは遅延損害金が発生し、カード利用停止は解除されないのでご注意ください。

③:即日払いOKの短期バイトで稼ぐ

「そもそも返済できる見込みがない…」という場合は、早急にお金を稼ぐ必要があります。

「すでにバイトしてるしそんな余裕ない、無理」という人もいるかもしれません。ただし、借金は少しくらい無理をしなければ返済できないものです。

たとえば、会員登録なしで利用できるラコットなどのアプリを利用して、即日払い可能なバイトを見つけることができます。

スキマ時間を有効活用してお小遣い稼ぎを始めましょう!

④:公的融資を利用する

あなたのお住まいの地域にある市役所・区役所で緊急小口資金と呼ばれる公的融資を受けることができます。

緊急小口資金とは?

緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に、少額融資を受けることができる制度。融資は世帯毎に行われます。

【緊急小口資金の特徴】

  • 10万円以内の融資は無利子
  • 担保・保証人なし
  • 返済期間は融資実行後12ヵ月以内

参考:緊急小口資金のご案内(東京都)

ただし、融資には審査が必要となります。

⑤:債務整理を検討する

エポスカードだけでなく、その他のクレジットカードやカードローンも支払いが遅れている場合、さらに返済の目途が立たない場合は債務整理を考えた方が良いケースがあります。

債務整理とは?

債務整理とは、債権者と交渉して借金を減額したり、裁判によって借金そのものの返済義務を免責にする法的な手続きのことです。主に以下の3つの手続きがあります。

  • 任意整理
    (利息をカットして元本のみを返済)
  • 個人再生
    (借金総額を1/5~1/10に減額)
  • 自己破産
    (すべての借金を全額免責)

弁護士や司法書士と相談して、借入状況や財産状況に応じた最適な手続きを選択します。

債務整理にはブラックリストに登録されるなどのデメリットもあります。そのため、債務整理を検討する際は、弁護士や司法書士に相談してみてください。

一般的に、借金額が100~200万円を超えていれば債務整理した方が良い状況に陥っている可能性があります。

とはいえ、一般人にとって「弁護士に相談するのはハードルが高い」ことですよね。そのため、まずは弁護士法人が提供している「借金減額相談」を利用することをおすすめします。

具体的なサービス内容や利用方法については、借金減額相談の使い方・流れをスクショ付きで解説のページを参考にしてみてください。
※あなたの借金は減額できる可能性があります。

エポスカード滞納中のNG行為とは?強制解約の原因になる可能性あり

お金に困っている時の精神状況は不安定です。借金があり、毎日のように支払い催促の電話にビクビクしているような人は要注意。

エポスカードを滞納しても、以下の3つは絶対やってはいけません。

  1. エポスカードからの電話に出ない
  2. 他社クレジットカードに申込む
  3. カードローンで借金を増やす

1つずつ見てみましょう。

①:エポスカードからの電話に出ない

毎月支払日に引落不可となれば、その数日後にエポスカードから電話がかかってきます。この時、「どうせすぐに払えない…」と思って“電話を無視しがち”ですよね。
※気持ちはわかります。でも無視しちゃだめ。。

エポスカードからの電話には必ず出ましょう。電話越しに怒られることはありませんのでご安心ください。

エポスカードからの電話は「引落ができていませんよ」「いつまでにお支払いできそうですか?」という確認のための電話です。

むしろ、自分からコールセンターに電話することができない(そんな勇気がない)人は、エポスカードから電話がかかってきた時に、“今すぐの支払いが難しい事情”を説明して、支払い方法を相談してください。

正直に「今は返済が厳しい…」と言う事情を相談すると、分割払いや支払い期限の延長などの対応をしてもらえるはずです。

②:他社クレジットカードに申込む

エポスカードの支払いを滞納すれば、カード利用が制限されます。このペナルティは滞納額の支払いが完了するまで解除されることはありません。

「それなら別のクレジットカードを作ればいいじゃん?」と思った人は要注意。エポスカードの滞納履歴があると、他社クレジットカードに申込みしても審査落ちする可能性が高いでしょう。

エポスカードの滞納情報は信用情報機関に記録されます。他社クレジットカードに申込みしても審査の段階で信用情報が参照されるため、審査落ちする可能性が高いでしょう。

さらに、クレジットカード申込み後に審査落ちした情報もは、信用情報に半年間記録記録が残ります。短期間のうちに何度も申込みを繰り返すと多重申込として信用情報をキズ付けてしまうのでご注意ください。

このような事態を避けるためにも、エポスカード滞納中に他のクレジットカードに申込むことはおすすめできません。

③:カードローンで借金を増やす

カードローンは“高金利の借金”です。

エポスカードの滞納額を支払うためにカードローンでお金を借りる行為は一時しのぎに過ぎません。借金を借金で返済返済する行為は、さらに借金を大きくするだけ

カード破産に陥る人の99.9%はカードローンを利用しています。つまり、カードローンを使い始めると“カード破産予備軍”という自覚を持った方がよいでしょう。

どんなに苦しい状況になっても、カードローンに手を利用することはおすすめできません。
※アイフルなどの消費者金融だけでなく、銀行系カードローンも同じです!

まとめ:エポスカードは滞納2~3月で強制解約、ブラックリスト登録、最終的には裁判に…

滞納はエポスカードとの契約違反です。すぐに強制解約されてもおかしくありません。

「うっかりミスで口座残高不足になっていた」という場合は、以下の方法ですぐに滞納額をお支払いください。

エポスカード滞納後の支払い方法

  • エポスATMで支払う
  • インターネット入金で支払う
  • 銀行ATM入金で支払う

うっかりミスではなく「すぐに支払うことができない状況…」の場合、エポスカードのコールセンターに電話して“今すぐの支払いが難しい事情”を正直に説明しましょう。

「支払い期限の延長」もしくは「分割払いに変更」してもらえるはずです。

エポスカードのコールセンター

  • 東京:03-3383-0101
  • 大阪:06-6630-0101

※受付時間:9:00~18:00 (1月1日休業)

もし、エポスカード以外にも借金があるのでそもそも返済できる見込みがない…という場合は、債務整理を検討してください。

借金問題の解決方法は自己破産だけではありません。リボ払いやカードローンのような高金利の借金は「任意整理」によって借金を減額することで解決に導くケースが多いです。

たとえば、返済総額が100~200万円を超えるような場合、任意整理によって借金を大幅に減額できる可能性があります。

任意整理とは、あなたの代理人となる弁護士(もしくは司法書士)が債権者(クレジットカード会社や消費者金融など)と直接交渉することで借金総額を減額する手続きです。

詳しくは、【2025年最新】借金問題の96%以上が任意整理で解決!その理由(ワケ)とは?のページをご参照ください。