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楽天カードの途上与信とは?強制解約の原因になる理由を解説

楽天カードの途上与信とは?強制解約の原因になる理由を解説
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楽天カードは毎月の支払いを滞納していなくても、突然強制解約されることがあるって本当ですか?

はい、その話は本当です。楽天カードが突然強制解約される主な原因は理由は、途上与信(とじょうよしん)です。

途上与信とは、クレジットカード会社が定期的に実施している会員情報の抜き打ち審査です。楽天カードは3ヵ月に1回の頻度で途上与信を実施しています。

途上与信によって信用情報に他社での返済トラブルなどが発覚した場合、楽天カードが強制解約される可能性があるのでご注意ください。

本ページでは「楽天カードの途上与信が厳しい理由」とについて詳しく解説します。

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楽天カードは途上与信が厳しい【強制解約されやすい】

楽天カードは、学生や主婦でも入会することができる比較的審査が緩いクレジットカードです。その一方で、カード発行後に強制解約されたという報告も多いのが事実。

楽天カードが突然強制解約される主な原因は、途上与信です。

  1. 途上与信とは?
  2. 楽天カードの途上与信が厳しいのはなぜ?
  3. 途上与信では何が審査される?
  4. 途上与信はいつ実施されている?

1つずつチェックしてみましょう。

①:途上与信とは?

途上与信とは、クレジットカード会社が定期的に実施する会員の信用情報の抜き打ち審査です。

クレジットカード会社は、入会後のカード利用状況や他クレジットカード会社からの契約・借入状況などの信用情報を定期的にチェックしています。

私たちの信用情報は、信用情報機関(CIC, JICC, KSC)よって管理されており、クレジットカード会社はと所与信の際、信用情報機関が管理する会員の信用情報をチェックすることができます。

なお、自分の信用情報がどのように評価されているかを知りたい場合は、信用情報機関に開示請求することができます。

信用情報の開示請求方法

開示請求は、信用情報機関(CIC)の公式サイトから行います。

  • 郵送で開示請求する
    → こちらから申込書をダウンロード
  • インターネットで開示請求する
    → スマートフォンの方はこちら
    → パソコンの方はこちら

※開示請求には1,000円の手数料が必要になります。

②:楽天カードの途上与信が厳しいのはなぜ?

「楽天カードは途上与信が厳しい」と言われる理由は、他クレジットカード会社に比べて楽天カードが実施する“途上与信”の回数多いためです。

「途上与信ばかりする楽天カードは悪質だ」という口コミを見かけることがありますが、貸金業者が会員の信用情報をチェックするのは普通のことです。

楽天カードは日本で最も利用者数が多いクレジットカードです。利用者が多いため悪い評判も目立ちます。ただし、気にする必要ありません。

本当に悪質なクレジットカードであれば、楽天カードを利用する人はいなくなるはず。でもあなたの身近でも楽天カードを利用している人はいますよね。

ちなみに、楽天カードは18歳以上の方であれば、学生や主婦でも在籍確認なしで申込みできるクレジットカードです。

つまり、「入会審査を緩くして途上与信を厳しくする」という楽天カードの経営方針とも考えられます。

③:途上与信では何が審査される?

途上与信では、以下を項目が審査されます。

途上与信で審査されること

  • クレジットカードの利用状況は適正か
    → 収入とのバランス、延滞の有無など
  • 他社のクレジットカードの利用状況に問題はないか
    → 会員資格取消や異動情報など
  • 高額商品の購入、増額申請、キャッシング利用がないか
    → カード利用の現金化など利用規約に違反していないか

つまり、「この会員はこのままクレジットカードを利用させても問題ないか」ということを信用情報を基に再審査します。

また、クレジットカード利用が極端に少ない場合、信用情報に問題がなくて強制解約されるケースもある、ということは覚えておきましょう。ただし、このような場合は強制会約されても復活可能です。

④:途上与信はいつ実施されている?

一般的に、途上与信は3ヶ月~半年に1回の頻度で実施されています。ただし、実施頻度はクレジットカード会社によって異なります。

楽天カードは3ヵ月に1回のペースで途上与信が行われています

また、不定期で実施される途上与信とは別に、楽天カードのキャッシングを利用した場合や、カード利用額の増額申請時には必ず途上与信が実施されています。

楽天カードの途上与信に引っかかるとどうなる?

途上与信によって信用情報に不審点が見つかった場合、楽天カードの利用可能枠が減額されたり、強制解約されることもあります。

たとえば、カード利用限度額が30万円あった場合、途上与信に引っかかるとカード利用限度額が10万円に引き下げられることは珍しくありません。

カード利用限度額が引き下げされるということは、クレジットカード会社からの信用が下がったということ。つまり、強制解約が実行される前の最終警告と考えた方がいいでしょう。

ただし、そもそもカード利用限度額が低い場合、カード利用限度額を引き下げることなく、そのまま強制解約になる可能性が高いでしょう。

【注記】年会費無料のクレジットカードは強制解約されやすい!?
楽天カードは学生や主婦でも利用することができるため、カード利用限度額が低い会員が多いです。そのため、途上与信によって会員資格が取消される割合も多くなる傾向があります。

【補足】会員資格取消は他社のカードに連鎖する

もし楽天カードが会員資格取消になると、信用情報機関が管理する信用情報に会員資格取消の履歴が記録されます。

そのため、他クレジットカード会社が行う途上与信で「この会員は楽天カードが会員資格取消になっている」ということがバレます。

その結果、他社クレジットカードも会員資格取消になる可能性があります。

詳しくは、楽天カードが強制解約されてるとブラックリストに登録される?のページをご参照ください。
※クレジットカードを複数枚持っている人は要注意!

楽天カードの途上与信に引っかからないために気を付けたいこと

途上与信によって、楽天カードの会員資格が取消しされないためにも、以下のことに気を付けましょう。

  1. キャッシングは利用しない
  2. カード利用限度額は増額申請しない
  3. 収入に対してカード利用額が大きくならないように注意する
  4. 支払いを延滞しない
  5. 定期的に利用する

上記5つの注意点に気を付ければ、途上与信に引っかかることはありません。
※他社のカードで事故を起こしていない場合に限ります。

1つずつ見てみましょう。

①:キャッシングは利用しない

楽天カードは「キャッシングを利用すると一発で利用停止になった」という口コミがあります。これは、キャッシング審査で途上与信が実施されることが原因です。

キャッシング利用時には、その都度、途上与信を実施することが貸金業法で定められています。

キャッシュングは直接現金を引き出す手続きです。理由はどうであれ、キャッシング利用者はお金に困っていることは間違いないでしょう。

そのような状況でカード利用を続けさせて大丈夫なのか、お金を貸す側としては不安になりますよね。そのためキャッシングを利用すると強制解約されやすいのです。

キャッシング利用は、“お金がないことをアピール”しているのと同じ。キャッシング枠が設定されていたとしても、ご利用はお控えください。

②:カード利用限度額は増額申請しない

アプリやWebから簡単にカード利用限度額の増額申請が可能です。

ただし、増額申請することで信用情報にマイナス影響を与える可能性がありまます。

「短期間で複数社のクレカを申込まない方が良い」という話を聞いたことありませんか?その理由は、クレカ申込み情報も信用情報に記録され、途上与信でマイナス評価を受ける可能性があるからです。

カード利用限度額の増額申請も同じです。

つまり、カード利用限度額の増額申請も、途上与信において“マイナス評価”を受ける可能性があります。

もし、増額申請をするなら「収入がアップした」などの“増額申請しても大丈夫な根拠”が必要になります。
※何もなしに増額申請するのは信用情報をキズ付けるだけの可能性があります。

③:収入に対してカード利用限度額が多くならないように注意する

楽天カードを申込申請する際、「年収」を登録しているはずです。

そのため、年収に対して月々のカード利用額の割合が大きいと「クレジットカードの利用状況は適正か」という問題に抵触する恐れがあります。

つまり、年収に対してカード利用額の割合が大きいと、途上与信でマイナス評価を受け、カード利用額の減額や会員資格取消の対象になる可能性があります。
※延滞せずに払えていればOKではありません。

④:支払いを延滞しない

楽天カードの支払日(口座振替日)は毎月27日です。
※27日が土日・祝日の場合は翌営業日が支払日になります。

ただし、楽天カードには翌営業4日間は自動引き落としが繰り返される再振替サービスが適応されます。そのため、もし27日に残高不足で延滞してしまっても、再振替期間中に入金すれば自動で支払いが完了します。
※ただし、遅延損害金は発生します。

27日の支払日に清算できなかった時点で延滞確定です。たった1日の延滞でも信用情報に記録されるのでご注意ください。

つまり、楽天カードは再振替で入金してもペナルティが発生するということは覚えておきましょう。

⑤:定期的に利用する

楽天カードは入会特典として5,000円相当のポイントがもらえる入会キャンペーンを常時実施しています。そのため、ポイント目的で入会する人は少なくありません。

カード会社としては、カードを利用してもらわなければ利益にならないため、ポイント目的かつ利用履歴がない無料会員が多いと、維持コストの負担が大きくなります。

そのため、利用頻度が低い無料会員は更新時期に新しカードが送付されず、そのまま解約されてしまうケースがあるのでご注意ください。

途上与信で評価が上がれば嬉しい特典あり!

途上与信は、悪いことばかりではありません。

定職について安定収入があり、クレジットカード利用状況が適正でな会員にはm途上与信は嬉しいイベントになります

途上与信のメリットは次のとおり。

  1. カード利用限度額がUPする!
  2. 信用情報の評価がUPする!

多くのクレジットカード利用者にとって、途上与信は信用情報がプラス評価されるきっかけになるはずです。

1つずつ見てみましょう。

途上与信のメリット①:カード利用限度額がUPする!

多くの人にとって、途上与信は優良会員として評価されるチャンスです。

滞納することなく普通に使っていれば、途上与信のたびに優良会員として評価され、利用限度額が勝手に上がっていきます。

大学生の頃に作った三井住友カードを作りましたが、10年くらい使っているうちに「利用限度額は10万円から75万円まで勝手に上がっていった」という経験があります。
※その後、強制解約されましたけど…(笑)

実際、滞納や強制解約などと無縁な人の場合、クレジットカードの利用限度額が勝手に引き上げられていることを経験している人も多いはずです。

途上与信のメリット②:信用情報の評価がUPする!

クレジットカード会社との契約年数が長いことは、その人がカード会社にとって優良会員であることの証拠となり、途上与信を通して他社の貸金業者(クレジットカード会社など)からも評価されます。

さらに、カード利用限度額がアップされたなどの履歴があればプラス評価されることは間違いありません。

つまり「○○カード会社が評価しているからこの人は信用できそうだな」という感じで他社かからの評価も上がり、カード審査やローン審査にプラスの影響をもたらします。

最後に:楽天カードが途上与信で強制解約された時の対処法

もし、楽天カードが急に使えなくなり「楽天e-NAVI」に以下のエラーが表示されていれば、強制解約されたとを意味します。

残念ですが、(エラーコード:2)は取り消されることはありません。

カード裏面の番号に電話しても「申し訳ございません…」としか言われず、楽天カードが復活することもありませんでした..。

もし楽天カードが強制解約された場合、最低でも半年間はクレジットカードを持つことを諦めましょう。

なお、楽天カードの強制解約履歴は信用情報に記録されるため、他社のクレジットカードに申込みしても100%審査落します。

クレジットカードの審査落ちをクリ貸すことによって、信用情報はますます悪化する可能性があるのでご注意ください。

【悲報】楽天カードが作れないなら他社のカードは99.9%作れない!

楽天カードは学生や主婦でも申請可能なほど入会審査が緩いカードです。

そのため、楽天カードで審査落ちする場合、その他のクレジットカードが作れる見込みは“ほぼない”でしょう。

クレジットカードななくてもデビットカードを持っていれば日常生活で困ることはありません。デビットカードは銀行口座があれば誰でも審査なしで作ることが可能です。

最近では、信用情報の審査をすることなく、後払い決済可能なメルペイスマート払いというスマホ決済も登場しています。

なお、私はクレジットカード強制解約後2年で完全復活し、楽天カードとエポスカードを契約することができました。信用情報さえ回復すれば、再びクレジットカードを持つこともできるでしょう。