ただし、申込後はLINEスコアと信用情報を基に借入審査が行われます。
LINEスコアが高ければ高いほどLINEポケットマネーの借入審査で有利になるため、無職(学生や主婦)でも借り入れできる可能性があります。
また、借入希望額が50万円未満、もしくは借入希望額はその他のローン残高(借入額)と合わせて100万円未満なら、収入証明書を提出する必要がありません。
※収入申告は自己申告となります。
本ページでは「無職でもLINEポケットマネーを利用することができる条件と申込方法」について解説します。
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LINEポケットマネーは無職(大学生、主婦)でも申込みOK!
LINEポケットマネーの公式サイトには、申込条件に関して以下のように記載されています。
上記の条件を満たしていれば、LINEポケットマネーに申込みすることができます。
ただし、「申込み可能=借入できる」という訳ではありません。LINEポケットマネーの審査の結果、利用できない場合もあることは覚えておきましょう。
次に、申込条件について詳しく見てみましょう。
LINEポケットマネー申込条件
LINEポケットマネーは、以下の条件をクリアしなければ申込しても審査落ちするのでご注意ください。
- 1)20~65歳で安定/継続した収入がある
- 2)LINE Payに登録している
- 3)信用情報がクリーン
上記の条件は、LINEポケットマネーを利用するための“最低条件”です。
※上記の条件をクリアしても審査落ちすることは珍しくありません。
1つずつ見てみましょう。
1)20~65歳で安定かつ継続した収入がある
LINEポケットマネーの申込条件には、年齢条件と収入条件が設けられています。
- 年齢条件:20歳~65歳
- 収入条件:安定かつ継続した収入
なお、収入条件に関しては、具体的な金額が定められている訳ではありません。
そのため、無職の人(大学生や主婦)でも、バイトやパートで安定的な収入があればOKです。
2)LINE Payに登録している
LINEポケットマネーは、LINEが提供する電子マネー決済サービス:LINE Payを利用して借入することができる個人向けキャッシングローンです。
※LINEポケットマネーは借金です。
なお、LINE Payのアカウントタイプは2種類あります。
LINE Cash | LINE Money | |
LINE Pay残高での決済 | 〇 | 〇 |
登録済クレジット カード決済 | 〇 | 〇 |
本人確認 | なし | あり |
割り勘依頼 | 〇 | 〇 |
LINE友達への送金 | ✕ | 〇 |
LINE Pay残高の出金 | ✕ | 〇 |
銀行振込 | ✕ | 〇 |
LINEポケットマネー | ✕ | 〇 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
LINE Moneyアカウントへアップデートするためには、「スマホでかんたん本人確認」の手続きを行います。
運転免許証やマイナンバーカードなどの“顔写真付きの身分証明書”があれば、お手持ちのスマホから簡単に手続きできます。
3)信用情報がクリーン
LINEポケットマネーを運営するLINECredit株式会社は、以下の信用情報機関に加盟しています。
もし、滞納や強制解約などの返済トラブルが発生した場合、上記の信用情報機関に記録され、その他の金融機関に情報が共有されます。
つまり、クレジットカードの滞納履歴などが記録されていた場合、LINEとは直接関係ない会社とのトラブルであっても、LINEポケットマネーの審査に影響します。
LINEポケットマネーを利用するためには、信用情報機関が管理する信用情報がクリーンな状態でなければ審査落ちする可能性が高いでしょう。
LINEポケットマネーの審査に効果的な対策【無職の方は必須】
LINEポケットマネーは、正社員かつ安定した収入がある人が審査に有利です。
無職でも申込可能ですが、収入が低い(年収300万以下)場合は、審査で不利になる可能性があるでしょう。
以下の2つの対策は、無職の人がLINEポケットマネーを利用するためには必須の対策です。
- LINEが提供するサービスを利用する
- 「ライフスタイルの質問」に適格に答える
1つずつ見てみましょう。
①:LINEが提供するサービスを利用する
LINEはもちろん、その他のLINEが提供しているサービスを利用することで、LINEポケットマネーの審査に有利に働きます。
LINEのサービスを利用することで、LINEスコアを評価するための評価材料(個人情報)が増えるため、LINEスコアが高く評価されやすくなる、ということです。
LINEが提供するサービス例
- LINE 証券
- LINE FX
- LINE ギフト
- LINE ショッピング
- LINE 家計簿
- LINE BITMAX
- LINE クーポン
すべてのサービスを利用する必要はありませんが、使ってみて損はないサービスは利用してみると良いでしょう。
②:「ライフスタイルの質問」に適格に答える
LINEポケットマネー審査に利用されるLINEスコアは、申込み時の「ライフスタイルの質問」の回答結果にも影響されます。
ウソのない範囲で、模範的な回答を選択することで、LINEスコアの評価に有利に働くでしょう。
詳しくは、下記の回答例を参考にしてみてください。
「ライフスタイルの質問」の回答例
- 生年月日:30歳前後が望ましい
- 性別:どちらでも構わない
- 結婚:既婚の方が望ましい
- 子ども:有のほうが望ましい
- 住居:戸建てのほうが望ましい
- 住居の所有状況:家族所有が望ましい
- 現在の住居の入居年数:賃貸の場合は長い方が望ましい
- 同居の家族の人数:多い方が望ましい
- 現在の勤務体系:公務員が最も信用度が高い
- 業種:製造/ITが望ましい
- 勤務先の企業規模:30人以上が望ましい
- 去年の年収:高い方が望ましい
- 保険証種別:社会保険の方が望ましい
ただし、“嘘の回答はNG”ですのでお気を付けください。
LINEポケットマネーの申込み手順
LINEポケットマネーの申込手順は以下の3つです。
- 仮審査を行う
- 本審査を行う
- LINEで審査結果の通知を受け取る
なお、借入希望額が50万円未満の場合は、収入証明書の提出が必要ありません。
※無職でも審査結果次第でLINEポケットマネーを利用できます。
では、順番に見てみましょう。
①:仮審査を行う
LINEスコアトップページにある「スコアを診断する(無料)」をクリックすると、LINEスコアの診断が始まります。
画面の指示に従って必要情報を入力し、先ほどの「ライフスタイルの質問」に回答するとLINEスコアが算出され、仮審査条件が表示されます。
ただし、これは本審査申込前の仮審査結果です。
何の証明もないアンケート結果だけで、50万円も借入できるわけがありません…。
続いて、本審査に移ります。
上記の診断結果にある「申込む」をクリックすると、本審査が始まります。
➁:本審査を行う
本審査では、以下の2つの手続きを行います。
- 1)本人確認の手続き
- 2)必要情報の登録
上記の2つの情報と、仮審査で評価されたLINEスコアの診断結果を基に本審査が行われます。
1つずつ見てみましょう。
1)本人確認の手続き
画面の指示に従い、氏名・住所などの基本情報を入力後、以下の本人確認書類を提出(アップロード)します。
本人確認書類の例
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 特別永住者証明書証
- 在留カード
- マイナンバーカード
※上記のいずれかの書類1つでOK!
なお、本人確認書類の提出は「スマホでかんたん確認」で行います。
詳しい操作方法は、以下の動画を参考にしてみてください。
本人確認は、2分ほどで完了します。
2)必要情報の登録
続いて、画面の指示に従い、以下の必要情報の登録を行います。
登録が必要な情報
- 年収
- 勤続先情報
- 資金用途
- 毎月の返済日(16日 or 26日)
- 他社からの借入情報(住宅ローンを除く)
※総額100万円以上ある場合は収入証明書の提出が必要 - 希望利用限度額
※50万円以上の場合は収入証明書の提出が必要
LINEポケットマネーの希望利用額が50万円未満、かつ他社と合わせた借入総額が100万円未満の場合、上記の入力のみで審査が行われます。
ただし、LINEポケットマネーの希望利用額が50万円以上、もしくは他社と合わせた借入総額が100万円以上の場合は「収入証明書」の提出が必要になります。
いくつか具体例を見てみましょう。
例)クレジットカードのリボ払いを利用中
- LINEポケットマネーの希望利用額:20万円
- クレジットカードのリボ払い残高:30万円
→ 借入総額(見込み)は50万円
よって、収入証明書は必要なし!
例)自動車ローンを返済中
- LINEポケットマネーの希望利用額:20万円
- 自動車ローンの返済残高:150万円
→ 借入総額(見込み)は170万円
よって、収入証明書は必要!
例)奨学金を借入/返済中
- LINEポケットマネーの希望利用額:20万円
- 奨学金借入総額:360万円
→ 借入総額(見込み)は380万円
※奨学金は営利目的の貸付ではないため、借入状況は信用情報機関CICや、日本情報信用機構JICCに登録されないため、審査に影響しません。
よって、収入証明書は必要なし!
➂:LINEで審査結果の通知を受け取る
LINEポケットマネーの本審査は、2~5日ほどかかります。
※LINEポケットマネーは即日融資に対応していません。
本審査が完了次第、LINEへ審査結果の通知が届きます。
もし融資OKであれば、「利用限度額」と「金利」が表示されるということですが、、審査落ちの場合は以下のような通知になります。
仮審査では「金利6.0%で50万円の申込可能」という結果が出ていたにもかかわらず、審査落ち。。
個人情報だけが吸い取られた気がして納得できませんが、LINEポケットマネーの審査は消費者金融のカードローンなどと比較するとかなり厳しということでしょう。
LINEポケットマネー申込み時の注意点
これからLINEポケットマネーへの申込みを考えている人は、以下の3点にご注意ください。
- 仮審査結果と本審査結果の融資条件は異なる
- 本審査では在籍確認されることがある
- LINEポケットマネーは総量規制の対象
1つずつ見てみましょう。
①:仮審査結果と本審査結果の融資条件は異なる
先ほどの私の審査結果のように、仮審査の結果と本審査の結果はまったく違うことは珍しくないようです。
また、審査には通ったものの、仮審査の結果とは全然違う高金利の少額融資条件が提示されることもよくあるようです。
そのため、“仮審査の結果は信じない方が良い”でしょう。
ちなみに、LINEポケットマネーの申込履歴は信用情報に記録されます。
つまり、“気軽に申込みしてみる”のは止めた方が良いでしょう。
➁:本審査では在籍確認されることがある
借入希望額が50万円未満、および借入希望額と現在のローン残高が100万円未満の場合は、収入証明書の提出は必要ありません。
ただし、登録した勤務先に「在籍確認の連絡」がある可能性があります。
つまり、LINEポケットマネーから在籍確認のために「○○さんはいらっしゃいますか?」という電話がかかってくるかもしれません。
ただし、必ず在籍確認の連絡があるわけではないようです。
※私の場合は在籍確認などなく審査落ちしました…。
➂:LINEポケットマネーは総量規制の対象
総量規制とは、年収の3分の1までしか貸金業者からお金を借入することができないという制度です。
たとえば、複数社から借入している場合は、すべての借入額(ローン総額)を合計して年収の3分の1以下になるようにコントロールされています。
なお、クレジットカードのショッピング枠は総量規制に対象になりません。
総量規制がかかる具体的な例をいくつか見てみましょう。
- 1)年収300万円の場合
- 2)年収120万円の場合
- 3)年収600万円の場合
1)年収300万円の場合
年収300万円の場合、借入可能額は100万円まで。
たとえば、以下3社からの借入があるケースを考えてみましょう。
- A社のクレジットカードのキャッシング枠:20万円
- B社のクレジットカードのキャッシング枠:20万円
- アコムのカードローン枠:50万円
合計の借入額は90万円になります。
この場合、LINEポケットマネーで申請可能な上限額は10万円までとなります。
2)年収120万円の場合
年収120万円の場合、借入可能額は40万円まで。
たとえば、以下3社からの借入があるケースを考えてみましょう。
- クレジットカードのキャッシング枠:20万円
- メルペイスマート払い:10万円
- スマホ機種代:10万円を分割払い中
合計の借入額は25万円になります。
この場合、LINEポケットマネーで申請可能な上限額は15万円までとなります。
3)年収600万円の場合
年収600万円の場合、借入可能額は200万円まで。
たとえば、以下4社からの借入があるケースを考えてみましょう。
- A社のクレジットカードのキャッシング枠:50万円
- B社のクレジットカードのキャッシング枠:20万円
- 銀行の自動者ローン:200万円
- 銀行の住宅ローン:2,000万円
合計の借入額は2,270万円になります。
ただし、総量規制の対象になるのはA,B社のクレジットカードのキャッシング枠のみ。銀行からの自動車ローンと住宅ローンは総量規制の対象にはなりません。
※銀行は貸金業者ではないため、総量規制の対象にはなりません。
そのため、LINEポケットマネーで申請可能な上限額は130万円までとなります。
つまり、総量規制は「借入できた場合のMAXの金額」と覚えておきましょう。
まとめ:LINEポケットマネーは無職でも申込可能【審査厳しめ】
LINEポケットマネーの規定(ヘルプページ)に記載されている通り、無職(大学生や主婦)でも安定した収入があればLINEポケットマネーに申込可能です。
ただし、「申込み可能=借入できる」という訳ではありません。審査の結果、利用できない場合もあることは覚えておきましょう。
また、以下の場合は申告した収入を証明する収入証明書(源泉徴収祥や給与明細など)の提出が不要になるため、実質自己申告制での申込みとなります。
収入証明書が不要なケース
- 借入希望額が50万円未満
- 借入希望額がその他のローン残高を合わせて100万円未満
上記の場合は、収入証明書の提出がないため、在籍確認されることなく審査が行われます。
ただし、LINEポケットマネーの審査は、クレジットカードや消費者金融のカードローンより厳しいといって間違いないでしょう。
たとえ借入審査に通過できても、高金利の融資条件(年率15%以上)で本審査結果が出ることも珍しくありません。
つまり、LINEポケットマネーは消費者金融と同じ高金利の個人向けキャッシングローンです。
たとえば、年会費無料の楽天カードは学生や主婦でも申請可能だし、楽天カード利用日から支払日(引落日)までに「1~2ヶ月の猶予期間」があります。
このようなクレジットカードがあるにもかかわらず、わざわざ利息の高い金利を支払ってまでLINEポケットマネーを利用する理由はないのではないでしょうか。
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