LINEポケットマネーを利用しても基本的に誰にもバレる心配はありません。ただし、例外があります。
もし、毎月の返済を滞納した場合は同居する家族や職場にバレてしまう可能性があります。とはいえ、数日程度の滞納であれば問題ないでしょう。
※ただし、滞納日数に応じた遅延損害金は発生します。
本ページでは「LINEポケットマネーの利用が家族や職場にバレる原因」について解説します。
LINEポケットマネーの利用が家族や職場にバレる原因

LINEポケットマネーは、郵便物やキャッシュカードがない『スマホ完結型ローン』です。
つまり、スマホ以外に借入状況や利用の痕跡が残ることはないため、基本的に自分以外の人にLINEポケットマネーを利用していることを知られることはないでしょう。
ただし、毎月の支払いを“滞納”している時は要注意。具体的にどのような場合にバレる可能性があるのか、以下の2つのケースについて解説します。
- 家族にバレるケース
- 職場にバレるケース
とはいえ、基本的に滞納しない限り心配する必要はないのでご安心ください。
では、それぞれのケースについて確認してみましょう。
①LINEポケットマネーの利用が『家族』にバレるケース
1人暮らしの場合は問題ありません。ただし、実家暮らしや家族と同居している場合は“支払いが滞る”ことで家族にバレるケースがあります。
✓滞納によって家族にバレるケース
滞納が長期間続くとLINEポケットマネーを運営するLIN Credtは債権(あなたから未清算額を請求する権利)を債権回収会社に譲渡します。
その結果、債権回収会社から内容証明郵便による一括請求の督促状が登録住所に送られてくることで、家族にバレてしまうケースがあります。
ちなみに、債権回収会社に債権を譲渡する具体的な時期(滞納期間)については言及されていませんが、他の貸金業者の例を参考にすると「滞納後2~3ヶ月」が目安となるでしょう。
②LINEポケットマネーの利用が『職場』にバレるケース
LINEポケットマネーを利用する時、借入希望額が50万円未満の場合は収入証明書の提出が必要ないため、職場にバレる可能性はほぼないでしょう。
ただし、買い入れ希望額が50万円以上、もしくは増額申請をした場合は勤務先情報が記載された収入証明書の提出が必要になるため、職場にバレる可能性があります。
LINEポケットマネーの利用が職場にバレるケースは以下の3つ。
- 借入or 増額申請で在籍確認があるとき
- 滞納後、LINE Creditからの支払い催促の電話に出ないとき
- 債権回収会社への債権譲渡後、裁判になったとき
それぞれのケースについて解説します。
職場にバレる①:借入 or 増額申請で在籍確認があるとき
50万円以上の借入申請、もしくは増額申請の場合は、以下の収入証明書の提出が必要です。
✓勤務先情報が記載された収入証明書の例
- 源泉徴収票
- 給与証明
- 納税通知書
- 納税証明書
- 確定申告書
※上記の書類から1つだけ提出が必要です。
もし、自営業もしくはフリーランスであれば問題ないですが、会社員の場合は勤務先情報が記載された収入証明書の提出が必要になります。そのため、審査時に在籍確認の電話が職場にかかる可能性があるでしょう。
ただし、よっぽど勘の良い同僚が電話に出ない限り、在籍確認でバレる心配はないと思います。
詳しくは以下のページに詳しくまとめていますので、心配な人は参考にしてみてください。
≫ LINEポケットマネーの審査で在籍確認されるケースとは?
※50万円未満の借入なら在籍確認されることはありません。
職場にバレる②:滞納後、LINE Creditからの支払い催促の電話にでないとき
LINEポケットマネーの支払いを滞納すると、登録している電話番号、もしくはLINE電話に支払い催促の電話がかかってきます。
その電話に対応せず、さらに滞納を続けた場合、LINE Creditは“止むを得ず”に職場に電話をかけざるを得なくなります。
この場合、電話に対応した同僚からは不信に思わる可能性が高い&職場に迷惑をかけることになるため、上司に事情を聞かれる可能性があるかもしれませんね。。
職場にバレる③:債権回収会社への債権譲渡後、裁判になったとき
ここまで事態が深刻になるとLINEポケットマネー以外の借金が問題になっているはずですね。例えばクレジットカードや消費者金融のカードローンなど。
仮に裁判に発展すると、裁判所命令による財産差押えが強制執行されるため、勤務先からの給与・賞与までもが差し押さえの対象となります。
この時、裁判所から勤務先に対して『差押え命令の決定書』が送られてしまうため、職場にLINEポケットマネーを利用していたことだけでなく、借金を返済できずに裁判で訴えられたことまでバレてしまいます。。
このような事態に発展する前に“一括返済する”、もしくは“弁護士や司法書士に相談する”ことをおすすめします。
借金は任意整理によって減額できる可能性があります。借金でお悩みの方は弁護士、司法書士に相談する前に、借金減額診断(シミュレーター)で借金がどれくらい減額できそうか、まずはご自身でチェックしてみてください。
LINEポケットマネーの返済を滞納するとバレる可能性あり
LINEポケットマネーを利用していることが家族や職場にバレてしまう原因は“滞納”です。つまり、毎月のちゃんと返済できていれば誰にもバレる心配はありません。
ただし、滞納するとすぐに自宅に内容証明郵便による一括請求の督促状が届いたり、職場にまで催促の電話がくるわけではありません。
長期間の滞納が続いた場合に限り、督促状や支払い催促の電話によって家族や職場にバレてしまう可能性があります。
では、もしLINEポケットマネーの支払いを滞納した場合、どのようなことが起きるのかをチェックしてみましょう。
LINEポケットマネーの返済を滞納したらどうなる?
LINEポケットマネーの返済日は毎月16日もしくは26日です。
もし返済日にLINE Pay残高不足で引落不可となった場合、翌日からLINEポケットマネーの利用制限がかかり、滞納日数に応じて年率20%の遅延損害金が発生します。
返済を滞納した場合の主なペナルティは以下の通りです。
- LINEポケットマネーの利用停止
➥返済日の翌日から利用できなくなります - 年率20%の遅延損害金が発生
➥滞納日数に応じて返済額が増え続けます - 信用情報にキズが付く
➥1日の滞納でも信用情報に記録されます - ブラックリストに登録される
➥延滞2ヶ月以上でブラックリスト入りします - 債権回収会社に債権が譲渡される
➥内容証明郵便による一括請求の督促状が届きます
ちなみに、年率20%は貸金業者の中でも最も高い利率です。詳しくは以下のページをご参照ください。
≫ LINEポケットマネーの返済が遅れた時の対処法と滞納のペナルティを解説
※ペナルティは遅延損害金だけではありません。
LINEポケットマネーの返済が遅れた場合はどうしたらいい?
LINEポケットマネーの返済はLINE Pay残高から自動的に引落されます。もし返済額分のLINE Pay残高がない場合、提携している銀行口座から自動で引落されます。
そのため、銀行口座残高があれば何もしなくても自動で支払いが行われます。
※滞納日数に応じた遅延損害金は発生します。
つまり、LINEポケットマネーを滞納した場合、LINE Pay残高に直接入金するか、提携する銀行口座に入金することで返済が完了します。
ただし、長期間の滞納によって債権回収会社に債権が委託された場合は、債権回収会社の指示に従って一括返済する必要があります。
LINEポケットマネーを利用してもバレる可能性が低い理由【スマホ完結型ローン】
LINEポケットマネーはスマホ完結型で保証人なしで利用できる個人向け融資サービスです。
申込みから借入、借入後の決済利用までスマホ1つで完結するため、キャッシュカードが自宅に郵送されることもなく、家族と同居していても申込申請した本人以外に知られることはありません。
また、50万円未満の申込みなら収入証明書の提出が必要ないため、職場に知られることもないでしょう。
≫ LINEポケットマネーの審査で在籍確認されるケースとは?
※50万円以上の申込み、増額申請で在籍確認される可能性があります。
最近では、LINEポケットマネーのような郵便物もキャッシュカードも発行されない『スマホ完結型のローン』が増えています。
【郵便物なし】スマホ完結型ローンを比較
以下の表は、消費者金融の利用すすめているわけではありません。
LINEポケットマネーは消費者金融と変わらない貸金業者であり「気軽に利用してはいけない!」ということを警告するための比較表です。
ローン名 | 利用限度額 | 金利 | 借入までの時間 | 無利息期間 |
LINEポケットマネー | 300万円 | 3.0%~18.0% | 即日 | 100日 (キャンペン利用時) |
レイクALSA | 500万円 | 4.5%~18.0% | 即日 | 60日間 |
アコム | 800万円 | 3.0%~18.0% | 即日 | 30日間 |
アイフル | 800万円 | 3.0~18.0% | 最短1時間 | 30日間 |
SMBCモビット | 800万円 | 3.0~18.0% | 即日 | なし |
プロミス | 500万円 | 4.5%~17.8% | 最短1時間 | 30日間 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
比較表のとおり、有名どころの消費者金融はすべてスマホ完結で即日借入が可能です。ただし、利用限度額満額を借入できるわけではなく、最低金利で貸付してもらえるものでもありません。
一般的に、少額の借入の場合は15%~18%の高い金利で審査が通ります。とはいえ、少額の借入はリスクが低いというわけではありません。
ブラックリストに登録される基準は、各信用情報機関で以下のように定めています。
- 信用情報機関CIC:61日以上または3ヶ月以上の延滞をした場合
- 日本情報信用機構JICC:3ヶ月以上の延滞をした場合
LINEポケットマネーは上記の信用情報機関に加盟しています。
つまり、LINEポケットマネーの少額利用でも“毎月の返済を2ヵ月以上滞納するとブラックリストに登録される”ということです。
1億円の借金でも1万円の借金でも、滞納することでブラックリストに登録される条件は同じということは覚えておきましょう。
まとめ:LINEポケットマネーを利用してもバレない※ただし、例外あり
LINEポケットマネーは、郵便物やキャッシュカードがない『スマホ完結型ローン』です。そのため、誰かにLINEポケットマネーを利用していることを知られることはないでしょう。
ただし、毎月の支払いを“滞納”し始めた時は注意が必要です。
LINEポケットマネーの支払いを長期間滞納し続けると、LINEポケットマネーを運営しているLINECreditは債権を債権回収会社に譲渡します。
返済が滞ったらどうなりますか?
滞納が発生した場合は、サービスの利用を停止します。あらかじめご了承ください。なお、延滞が長期間継続すると債権を譲渡する場合もあります。(引用元:ヘルプセンター | LINE Pocket Money)
債権譲渡とは、お金を貸す側(債権者)が債権(返済を要求する権利)を債権回収業者に渡す(売る)ことを意味しています。
つまり、LINEポケットマネーを運営するLINE CREDIT株式会社は「あなたから返済を催促できる権利を債権回収業者に売る」ということです。
債権が譲渡されると、債権回収会社からあなた宛てに内容証明郵便による一括請求の督促状が送れます。これが原因で家族にLINEポケットマネーを利用していたことがバレる可能性があります。
また、債権回収会社からの請求にも応じなければ、裁判に発展することは避けられません。
仮に裁判に発展すると、裁判所命令による財産差押えが強制執行されるため、勤務先からの給与・賞与までもが差し押さえの対象となります。
このような事態に発展するケースは極めて稀だと思いますが、可能性がゼロではないことは覚えておきましょう。

※最大金利18%のリボ払いってやばいよね。