ポケットカードの支払いが遅れた状態が続くと、遅延損害金が発生、カード利用が制限され、信用情報に滞納履歴が記録されます。
さらに滞納が長期化した場合、ポケットカードの強制解約、ブラックリスト登録、最終的には裁判になるリスクさえあるでしょう。
もし「余計な費用をかけたくない」という場合は、指定口座に直接お振込みも可能です。
本ページでは「ポケットカードの支払いが遅れた時のペナルティ」と「滞納後の支払い方法・対処法」について解説します。
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本ページの執筆・監修者情報
クレジットカードの滞納に関する豊富な知識と経験を持つ専門アドバイザーです。自身の経験を基に、クレジットカード・ローン利用者が陥りがちな滞納リスクを的確に分析し、解決策を提供しています。
ポケットカード支払い遅れた時のペナルティとは?強制解約だけじゃない…
ポケットカードの支払いが遅れた場合、日を追うごとに様々なペナルティが発生し、徐々に日常生活に影響が生じ始めます。
主なペナルティは以下のとおり。
- 遅延損害金が発生
- ポケットカードの強制解約
- ブラックリストに登録
- 債権回収会社に債権譲渡
- 訴訟(裁判で訴えらえる)
滞納期間が長期化した場合、最終的には裁判に発展するでしょう。
1つずつ見てみましょう。
①:遅延損害金が発生
ポケットカードの支払日(口座振替日)は毎月1日です。
※1日が土日祝の場合は翌営業に繰り越されます。
上記の期日に口座引落できなかった場合、翌日から滞納日数に応じて以下の利率による遅延損害金が発生します。
ポケットカードの遅延損害金利率
- ショッピング:14.6%(年率)
- キャッシング:19.94%(年率)
たとえば、ショッピング利用の請求額10万円を30日間滞納した場合、1,200円の遅延損害金が発生します。
なお、ポケットカードの再振替(再引落)は毎月15日のみ実施されます。
そのため、返済日翌日に口座に入金した場合でも2日~15日までの2週間分の遅延損害金が発生します。
また、遅延損害金とは別に再振替手数料(440円)が請求されるため、実質的な追加請求額は「遅延損害金+440円」となります。
※15日までに再振替によりお支払いする場合の追加請求額
≫ 0120339085は保険勧誘?支払催促?電話に出ないとどうなる?【ポケットカード】
➁:ポケットカードの強制解約
ポケットカードの支払いが遅れると、支払日翌日以降から新規利用が制限されます。この段階の利用制限は一時的な処置のため、再振替もしくは指定口座へ振込みすれば利用制限は解除されます。ただし、
ただし、毎月のように滞納を繰り返している、もしくは1ヶ月以上滞納を続けた場合、ポケットカードが予告なく強制解約される可能性があります。
また、クレジットカードの強制解約は信用情報に記録されるため、ポケットカードの強制解約後、所有中の他社のクレジットカードまで強制解約されるリスクが生じます。
≫ 楽天カードが強制会される原因とは?ブラックリストに登録される?
➂:ブラックリストに登録
ブラックリストとは、信用情報機関が管理する私たちの信用情報に“異動”というマイナス情報が記録されることです。
つまり、ブラックリストに登録されるか否かは信用情報機関による基準が適用されるということ。ポケットカードは以下の信用情報に加盟しています。
つまり、ポケットカードの支払いを2ヵ月以上滞納した場合、ブラックリストに登録されてしまいます。
※ポケットカードだけでなく、その他のクレジットカードも同様です。
なお、ブラックリストに登録される際、滞納額は問わないため、少額でも滞納期間が2ヵ月以上続けばブラックリストに登録される、という事は覚えておいた方が良いでしょう。
2ヵ月以上の長期滞納以外でも、以下の理由でブラックリストに登録(信用情報に異動が記録)されます。
- 代位弁済
(保証会社による立て替え返済) - 債権譲渡
(債権回収会社に債権を譲渡) - 債務整理
(任意整理/個人再生/自己破産)
長期滞納は、上記と同じペナルティが課せられるほど“やばい行為”ということは理解しておくべきでしょう。
④:債権回収会社に債権譲渡
ポケットカードの支払いを長期間滞納した場合、債権回収会社に債権が譲渡され、見知らぬ業者(もしくは弁護士事務所)から未払い額を一括請求されます。
債権譲渡とは?
ポケットカードが提携する債権回収会社に債権(支払いを請求する権利)を譲渡すること。債権譲渡後は、債権回収会社から支払い請求・催促が始まります。
債権回収会社は借金回収の専門業者です。
支払い請求を無視し続けて時効になることを期待しても無駄です。法的措置を講じて借金回収を行うため、債務整理しない限り逃れることはできないでしょう。
⑤:訴訟(裁判で訴えらえる)
債権回収会社からの一括請求の督促状、支払い請求をも無視し続けた場合、最終的には裁判になるでしょう。
ただし、“いつ裁判になるか”は債権回収会社次第です。5年の時効期限になるギリギリになって裁判所から訴状が届くケースもあります。
※5年間分の遅延損害金が発生するため請求額は高額になります。
もし、マジで裁判で訴えられた場合、裁判所から「支払督促状」もしくは「訴状」が届きます。
裁判になった場合にすべき対応
- 「支払督促状」が届いた場合
→ 2週間以内に異議申し立てを行う - 「訴状」が届いた場合
→ 弁護士を介して回答書で返済する
もし裁判所からの「支払督促状」または「訴状」を無視し続けた場合、裁判所命令により財産差押えが強制執行され、銀行口座の預貯金、勤務先からの給与・賞与、さらに不動産や車などの財産の差し押さえが行われます。
※勤務先に「債権差押え命令の決定書」が送られるため、上司や同僚に借金トラブルがあることが知られてしまいます。
財産差押えの強制執行には法的効力があるため、止めることができません。
このような事態に発展する前(できれば債権回収会社に債権譲渡が行われる前)に、全額返済する、もしくは弁護士に相談して債務整理を検討することをおすすめします。
以下に当てはまる人は要チェック!
- 複数のクレジットカードを利用中…
- 消費者金融カードローンを契約中…
- 複数社の返済を滞納中…
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ポケットカードの支払い遅れた場合の返済方法
現在ポケットカードを滞納中…という場合は、以下の方法で返済可能です。ただし、滞納後の返済は「滞納額+遅延損害金(+再振替手数料)」を入金/振込みする必要があります。
- 再振替(再引落)
※440円の手数料が発生 - 指定口座への振込
※手数料は利用者負担
それぞれの返済方法を確認しておきましょう。
①:再振替(再引落)
ポケットカードには再振替が設定されています。そのため、口座残高不足で引落不可になっても、同口座に入金すれば自動さ再振替が行われます。
ただし、再振替には440円の手数料が発生することにご注意ください。
また、再振替は毎月15日のみ実施されるため、正規の支払日(毎月1日)以降~15日までの2週間分の遅延損害金も追加請求されます。
そのため、再振替で支払う場合は「滞納額+遅延損害金額+440円」以上を入金しておく必要があります。
➁:指定口座への振込
「再振替手数料や2週間分の遅延損害金を払いたくない」という場合、指定口座に直接振込みすることも可能です。
ただし、指定口座はポケットカードのコールセンターに確認し、振込日と入金額(滞納額+遅延損害金額)を連絡する必要があります。
コールセンター連絡先
- 06-7670-3939
(受付時間:8:30-20:00)
なお、振込時にかかる銀行手数料(振込手数料)はご自身で負担しなければいけません。
「今すぐ支払えない…」という時はどうする?滞納時の対処法
「給料日前なので今は余裕がない…」「他にも滞納中の借金があるので今すぐは無理…」という状況の人もいるでしょう。
今すぐに支払いできない場合、以下の方法で対処してください。
- ポケットカードに電話で相談する
- 他社のローンで立て替える
- 債務整理を検討する
※他社からも借入がある場合のみ
1つずつ見てみましょう。
①:ポケットカードに電話で相談する
「すぐに返済できない…」という場合は、滞納しままにせず、ポケットカードに電話して返済時期の延長や返済方法につういて相談してみてください。
返済額が大きい場合は返済方法を「リボ払い」「分割払い」に変更してもらえるかもしれません。ただし、借金が減額されるわけではないため、支払い期限が長くなるほど遅延損害金によって返済総額は増える、ということは覚えておきましょう。
もしくは友達や両親に助けてもらえる場合は、素直に助けてもらった方が賢明でしょう。
※貸金業者からの借金は社会的リスクを負うため。
➁:カードローンで立て替える
「ポケットカードの支払い日までに入金するお金が用意できない」ということが確定している場合、即日借入可能なカードローンを利用して立て替えする方法があります。
ただし、他社カードローンで立て替えをするのは緊急時のみ。常習的にカードローンを利用するようになれば、遅かれ早かれカード破産に陥るのでご注意ください。
繰り返しになりますが、カードローンを利用して立て替えを行う方法は“緊急時のみ”ご検討してください。カードローンを常習的に利用するのは危険です。
➂:債務整理を検討する※他社からも借入がある場合のみ
ポケットカード以外のクレジットカードやカードローンの借入(借金)がある、さらに借入総額が100万円以上の場合、債務整理を検討した方が良いかもしれません。
※返済できる目途がある場合は、返済を続けましょう。
債務整理とは?
債権者(クレジットカード会社や金融機関)と交渉して債務者の借金を減額、もしくは裁判によって借金そのものの返済義務を免責にする法的な手続きのこと。債務整理には以下の3種類があります。
- 任意整理
(利息をカットして元本のみを返済) - 個人再生
(借金総額を1/5~1/10に減額) - 自己破産
(すべての借金を全額免責)
3種類の債務整理の特徴(メリット/デメリット)は、以下の表をご参照ください。
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
手続き期間 | 3~6ヵ月 | 6ヵ月くらい | 6ヵ月くらい |
手続き費用 (依頼費の目安) | 5万円~ | 35万円~ | 30万円~ |
借金減額割合 | 利息分を減額可能 | 1/5~1/10に減額可能 | 免責(ゼロ)になる |
メリット | ・利息分を減額可能 ・財産の差押えはない ・官報に氏名, 住所が掲載されない | ・マイホームを残せる ※ローン返済し終えた車も財産差押え対象外 | ・借金がゼロになる |
デメリット | ・ブラックリスト登録 | ・保証人に返済義務が移る ・財産の一部が差押え対象 ・ブラックリスト登録 ・官報に氏名, 住所が掲載 | ・保証人に返済義務が移る ・全ての財産が差押え対象 ・ブラックリスト登録 ・官報に氏名, 住所が掲載 |
年間件数 (令和5年) | 200万人以上(推定値) | 9,367件 | 74,325件 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※年間利用者数は令和5年司法統計年報概要のデータを引用しています。
詳しくは、【2024年最新】借金問題の96%以上が任意整理で解決!その理由(ワケ)とは?のページをご参照ください。
まとめ:ポケットカード支払い遅れると、強制解約やブラックリスト登録のリスクあり
ポケットカードの支払日(口座振替日)は毎月1日です。
※1日が土日祝の場合は翌営業に繰り越されます。
もし支払いが遅れた場合、以下のペナルティが発生します。最悪の場合、裁判で訴えられる可能性があるでしょう。
ポケットカードの滞納ペナルティ
- 遅延損害金が発生
- ポケットカードの強制解約
- ブラックリストに登録
- 債権回収会社に債権譲渡
- 訴訟(裁判で訴えらえる)
もし、余計な手数料を払いたくない場合は、指定口座に直接振込みすることも可能です。指定口座は、ポケットカードのコールセンターで確認してください。
コールセンター連絡先
- 06-7670-3939
(受付時間:8:30-20:00)
クレジットカードの滞納はカード会社との契約違反です。それ相応のペナルティが発生することは覚悟した方が良いでしょう。
もし「今ぐ支払えない」という場合はポケットカードに電話して支払い方法について相談する、もしくはカードローンで替え払い方法があります。
※カードローンの立て替えは緊急時のみご検討ください。
ただし、ポケットカード以外にも複数社からの借入があり、返済できる見込みがない状況に陥っている場合は、債務整理を検討することをおすすめします。
一般人にとって、弁護士に相談することはなかなかハードルが高いことですよね。躊躇してしまうのも当然です。
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