ファミリーマートはキャッシュレス決済サービス「ファミペイ」は4月1日、利用規約を改定したことを発表しました。
今回の改定は、ファミペイカードの正式スタートを見据えたもので、利用者にとっても影響のある内容が含まれています。
公式発表によれば、今回の主な改定点は以下のとおり。
新設された規約・特約
- ファミペイカード利用特約(新設)
- FamiPayバーチャルカード利用規約(改定)
- J/Secure™(本人認証サービス)利用者規定(改定)
特に「ファミペイカード利用特約」は、クレジット機能付きのファミペイカードサービス開始を前提とした内容となっており、将来的により本格的な後払い型サービスへと進化することが期待されています。
そもそもファミペイとは?
ファミペイ(FamiPay)は、ファミリーマートが提供するスマホ決済アプリです。以下のような機能が1つにまとまっており、日常のコンビニ利用をより便利でお得にしてくれるツールとして人気を集めています。
ファミペイの主な機能
- 決済(バーコード提示で支払い)
- ファミペイボーナス(ポイント還元)
- クーポン配信
- 電子レシート確認
- 翌月払い・バーチャルカード機能
ファミペイ翌月払いは従来のQRコード決済に留まることなく、近年の決済手段の多様化に伴って利便性が向上しています。
ファミペイの翌月払い+リアルカード発行した😊
#ファミペイ
#既読感覚でいいねRTリプお願いします pic.twitter.com/tAJNMgayBJ— シャル (@Charlotte_01xx) April 14, 2025
実際、「ファミペイ翌月払い」や「バーチャルカード」などの後払い機能が拡充され、プリペイド型からポストペイ型(後払い)へと進化を遂げつつあります。
ファミペイ翌月払いへの影響は?注意すべき2つのポイント
今回の改定では、バーチャルカード規約および本人認証(J/Secure)に関するルールも強化されており、すでに「ファミペイ翌月払い」を利用しているユーザーにとっても見逃せない内容です。
特に、ファミペイ翌日払いを利用するユーザーが注目すべきポイントは次の2つです。
①:本人認証(J/Secure™)の利用が原則必須に
「J/Secure」とは、クレジットカード決済時に追加で本人確認を行うセキュリティ機能。
今回の規約改定により、一部の後払い機能やバーチャルカード機能で、この認証が原則必須になる可能性が出てきました。
今回の利用規約改定により、今後、本人確認をしていないファミペイ翌月払いユーザーは利用制限を受ける可能性があります。
②:クレカ一体型「ファミペイカード」による与信審査の強化
新設された「ファミペイカード特約」では、与信管理や返済義務に関する条項も明記されており、これは「翌月払い」機能の審査や利用条件の厳格化につながる可能性があります。
そのため、ファミペイ翌月払いを利用する際、今後は信用スコアや支払い実績がさらに重視される可能性があります。
特に、過去にファミペイ翌月払いの支払いを滞納したことある人、または他社の後払いサービスやクレジットカードの支払いを滞納したことがある人は、要注意です。
まとめ:後払いサービス利用には、より高い信用と本人確認が求められる時代に
ファミペイ翌月払いを含む“後払い型サービス”は、ここ数年で急速に普及してきました。
しかし今回の規約改定を機に、「本人確認」「返済能力」「信用情報」の重要性がより明確化されたと言えるでしょう。
「なんとなく使っていたファミペイ翌月払いが、いきなり使えなくなった」という事態を避けるためにも、今後は次の事項に注意する必要があります。
ファミペイ翌月払いを安心して利用するために
- 本人確認(eKYC)を早めに済ませておく
- 利用実績を積み、延滞や滞納を避ける
- 不要な複数申込みを控える
今後は“信用スコア型社会”がさらに進むと考えられます。
ファミペイを含むキャッシュレスサービスとの付き合い方も、“信頼に基づいた管理型”へとシフトしていくことでしょう。
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