本記事では楽天銀行の闇!?の真相について検証します。
本記事の内容
- 【楽天銀行の口座凍結】Twitterで流れた噂はデマの可能性が高い
- 【悲報】楽天銀行口座凍結ツイートの正体はBot…
- 【募金ビジネス!?】人の善意を逆手に取る怪しいツイート
私は「楽天が日本を変える!!」と信じてる楽天会員です。
楽天会員例も10年以上、もちろん最近話題の楽天モバイルを利用しています(ドコモ歴20年でしたが楽天モバイルに移行しました)。

ここ最近はなにかと世間から叩かれることが多い楽天ですが「出る杭は打たれる」とはまさにこのことだと思っています。
しかし、そんな楽天愛好者の私にとって無視できない情報がTwitterで流れてきました。
私情ではありますが
楽天銀行 口座凍結前触れもなく口座ロック。
預金額の引き出しは不可。
凍結解除、解約も不可。カスタマーセンターへ
問い合わせたが原因は黙秘。僕の預金額を着服?
80万程だからまだいいが、
銀行としての信用性を疑う。もう楽天は2度と使わない。
皆様もご注意ください
— ガンプメン (@gumpmen) June 19, 2020
かなり拡散されたツイートのようなので、これを見かけた方も多いはず。
実は先日、楽天銀行口座を開設したばかりで、そろそろ入金してみようと思っていたため、無視できないツイートでした。
個人の口座凍結1?しかも預金があるにもかかわらず出金できなくなるって普通に考えて重大問題です。
政府による預金封鎖の噂はそろそろ現実味を帯びてきている気がするけれど、まさか楽天が先にやっちゃう感じ!?(笑)
いやいや、笑えません…。
でも、やっぱり腑に落ちません…。
楽天としては個人口座を封鎖したところで、まったくメリットがありません。むしろ悪評がついて楽天のイメージを悪くするだけです。
きっと理由があるはず!!っと思って色々調べてみたところ、なんとなく口座凍結される理由がわかってきました。
目次
【楽天銀行の口座凍結】Twitterで流れる噂はデマの可能性が高い
結論からいうと「凍結された口座は振込件数が多くビジネスや犯罪に利用されている可能性が疑われている」ということ。
ビジネス利用は規約違反
楽天銀行口座取引規約を見れば一目瞭然です。

楽天銀行口座は個人利用のためのもので、ビジネス目的での利用は規約違反となることが楽天銀行取引規定に明記されています。
つまり、振り込め詐欺などの犯罪に使われる可能性を防ぐために、ビジネス目的での利用を禁止していると考えられます。
個人の普通口座なのにいろんなところからの振込があるって、普通に考えるとおかしなお金の流れですよね。振込め詐欺の犯罪利用に使われている可能性を疑われても仕方ありません。
もし口座凍結のツイートが本当であれば、それは単純に規約違反していただけのことです。
つまり、自業自得ってこと。
楽天銀行としては、振込め詐欺やネット商材などの詐欺の可能性が疑われるビジネス目的で利用されてしまうと、金融事業としての信用を損ねることになるため、口座凍結の形で厳しく対処するのは当然でしょう。
しかし、今回の炎上の発端となった元ツイートが真実なのかどうかはかなり怪しい…。
ネットビジネス系のアカウントの炎上商法に楽天銀行が巻き込まれただけの可能性が考えられます。
つまり、元ツイート自体が嘘だったかもしれません。
【悲報】楽天口座凍結ツイートの正体はBot…

この問題は結構闇が深いかもしれません。
Botだし、去年の2月から同じ内容を繰り返し繰り返し垂れ流してるし。楽天の肩を持つ気はないけど、楽天銀行に通報しとくわ。 pic.twitter.com/yEltlpHr88
— DJ-Kaz.com (@djkaz) June 21, 2020
楽天口座凍結騒動の発端となったBotのツイートを「私も口座凍結された!!」とリツイートするツイートが多く上がってきていましたが、これらもすべて怪しい。
もし、Botとリツイートが同一犯であれば、かなり悪質な炎上商法です。
つまり、怪しいネットビジネスアカウントが楽天銀行を巻き込んで炎上商法的にアクセスを稼いだだけの可能性があります。
もし、本当に口座凍結アカウントが多数発生しているのであれば、ニュースで取り上げられるはずだし、楽天としても事の真相を弁明する必要があるはず。
でも、この騒動はTwitter上で騒がれただけです。
つまり、口座凍結のツイートもデマ、リツイートもデマ、すべてがデマだったと考えられます。
それを裏付けるかのように、現在はまったく騒がれていないし世間では話題にもなっていませんよね。一時的なネット炎上商法によるネタ(デマ)にすぎなかっただけということでしょう。
そして、今回の件を調べるにあたって、SNS上でちょっと怪しげな他の投稿もちらほら見受けられました。
こうしたネット炎上系の騒動はネット犯罪(詐欺)の典型的な”やり口”なのかもしれません。私たちは何も知らないまま”リツイート”という形で犯罪に加担させられてしまう可能性があります。
【募金ビジネス!?】人の善意を逆手に取る怪しいツイート
Twitter上では人の善意を逆手に取る悪質な募金ビジネスが横行しているかもしれないので、リツイートには注意が必要です。
今回発見した保護猫の医療費を募るツイートは客観的に見て詐欺の可能性が極めて高いと思いますが、証拠がないためツイッターの引用は控えさせていただきます。
内容は以下の通り。
先日家の前で子猫を保護しました。
かなり弱っており即病院に連れて行き今は入院してます
入院費用、場合によっては手術も必要になりかなり費用がかかる見通しです
皆様の支援どうかお願いします
↓↓
楽天銀行 ○○支店
普通 (口座番号)
(名義)
もしも、これが本当で子猫を助けたい気持ちから支援を募っているのであればごめんなさい…。
またしても楽天銀行が利用されています…。
一見すると、保護猫の写真も添えられており、心優しい人のツイートなのかと思いますが、よくよく考えると不自然な点が多いことに気付きます。
医療費の明細がない
発信元アカウントが怪しい…
もし、あなたが怪我をした猫を保護し善意で病院に連れていくと高額な医療費が必要であることが分かった場合、どうしますか??
Twitterで募金を呼び掛けるにしても、最低限「医療費の明細」を添付しませんか??
具体的な金額もなく、どこの病院かも明かしていないって普通に考えればおかしいし、本当に支援を求めるならクラウドファンディングを利用しませんか??
つまり、善意を装った悪質な投稿であるとしか思えません。
これが嘘なら、極めて悪質で許されざる行為です(慈善事業をすると嘘をついて寄付を集めているだけです)。
こうした悪質なネット詐欺(いや、詐欺っというより犯罪??)を防ぐ(取り締まる)ためにも、厳しめの対応を楽天銀行を含む金融機関にはお願いしたいところです。
まとめ:楽天銀行口座の凍結問題は規約違反や犯罪の疑いをチェックするための当然の処置
この一連の騒動、Botを使って楽天銀行を貶めようとするもの、そのツイートの真意も考えずにリツイートしたり、自分が規約違反していることを伏せて一方的に楽天銀行最悪!!ってツイートする行為に憤りさえ感じてしまいます。
楽天銀行口座凍結の真相
- 楽天銀行口座凍結のツイートの正体はBot。
- 定期的に同じ内容のコピペツイートを投稿し、炎上させている…。
- 炎上ネタに追ツイすることで自分のアカウントへアクセスを促すことが目的だった可能性が高い。
ネット情報には嘘が多すぎます。
最近では、インフルエンサー自身が「インフルエンサーは嘘をつく」ということを証言しています。
私たちはそれなりに自らの情報リテラシーを高めなければ、気付かぬうちに加害者となり犯罪に加担してしまう危険性すらあると思いました。
「情弱は罪」
そう言われ始める日も近いかもしれません。