コロナウイルス

【東南アジア】新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化するフィリピンとインドネシア

【東南アジア】新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化するフィリピンとインドネシア

世界一徹底した感染対策を実施するタイは国内感染者をほとんど出ていないことで有名ですが、その周辺諸国の状況についてはあまり報じられることがありませんよね。

一般的に、ウイルスが生存し易い環境は、湿度20%、温度10〜20℃の状環境であり、気候区で見ると温帯がその条件を満たすことになります。

つまり、日本や中国、そして欧米諸国が位置する温帯地域ではウイルスが生存しやすく拡散しやすいと考えられます(下図参照)。

引用元:Wikipedia

こうした状況を踏まえて上記の世界地図を見てみると、東南アジア諸国は湿度、湿度が高い『熱帯気候』に区分されており、ウイルスが生存できない環境にあることがわかります。

こうした地理的状況がタイの国内感染者数が非常に少ないことに影響しているのではないかとも推測されます。

と、言いたいところですが、現状そうは言えない事態になってきています。

2020年8月29日の盗難諸国での新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数を見てください。

東南アジアの感染被害状況(8月29日)

国名 感染者数 死亡者数
フィリピン 209,544人 3,325人
インドネシア 165,887人 7,169人
日本 66,423人 1,255人
シンガポール 56,666人 27人
マレーシア 9,306人 125人
ベトナム 1,038人 31人

データ参照元:https://ourworldindata.org/coronavirus

中国大陸から続くインドシナ半島とマレー半島の国々では染被害が抑制されている状況ですが、島国のインドネシアとフィリピンで感染被害が深刻化しているのです。

つまり、新型コロナウイルスは従来のウイルスとは異なり、気候帯による生存環境が制限されないウイルスであることが明確になっています。

東南アジア諸国の感染被害状況の推移

東南アジアの感染被害状況引用元:Google Map

新型コロナウイルスによる感染被害が中国で猛威を振るっていた2月、そしてヨーロッパにまで感染が拡大していった3月、世界中で感染拡大が深刻化し始めた時期において、東南アジアの諸国ではそれほどまでに事態が深刻化していませんでした。

そうした背景もあって、新型コロナウイルスの感染リスクゼロを歌ってフィリピン留学を後押しするようなサイトをちらほら見かけたほどです(当時見かけたサイトが今ではなくなっていますね)。

というもの、フィリピン、そしてインドネシアでは、現在ものすごい勢いで感染被害が拡大しているのです。

感染者数の推移

東南アジアの新型コロナウイルス感染被害状況:感染者数引用元:https://ourworldindata.org/coronavirus

こちらは、東南アジア諸国(一部除く)と日本の感染者数の推移をグラフに示したものです。

世界中で感染拡大が騒がれていた2月~3月にかけて、東南アジア諸国ではほとんど感染者は出ていない様子でした。

しかしその後、特にインドネシアとフィリピンの二か国で感染者が急増してき、8月29日の時点ではフィリピンで209,544人、インドネシアで165,887人の感染者が報告されており、その感染拡大の勢いは収まる気配がありません。

死亡者数の推移

東南アジアの新型コロナウイルス感染被害状況:死亡者数"引用元:https://ourworldindata.org/coronavirus

次に見るデータは、東南アジア諸国(一部除く)と日本における新型コロナウイルス感染による死亡者数の推移をグラフに示したものです。

このグラフは、東南アジアにおける島国とそれ以外での国々とで死亡者数の推移が2極化している様子が確認できます。

特に、インドネシアは死者数が7,000人を超えてている状況で、現在もなおその数は増加傾向にあります。

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