月2万円を20年間つみたて投資をした場合
- つみたて総額:4,800,000円
→ 第2種奨学金を月10万円借入すれば調達かのう。 - 最終金額:8,149,156円(積立期間20年、年率5%)
- 非課税対象額:680,381円
3,349,156円
増えた金額:※奨学金の返済額を引いた金額です。
これは、毎月の奨学金を少し(2万円)だけ、つみたてNISAで資産運用し続けると、20年後には実質的に330万円くらいの不労所得が得られる、という試算結果です。
本ページで詳しく解説します。
さて、大学生のみなさんは現在(2020年)の第2種奨学金貸与利率をご存知でしょうか??
0.087%(令和元年の年間平均利率)
なんと、0.1%以下です。

※世の中に0.1%以下で数百万円のお金を借りることができる仕組みなど、奨学金以外にありません。一応、「緊急小口資金/総合支援金」という制度を利用すれば区役所で無利息で数十万円くらいなら借りれますけど条件は厳しめです。
つまり、奨学金を借入できる大学生、もしくは大学院生であれば“ほぼ無料”で“数百万円”を得ることができ、それを元手にした“資産運用”を始めることができます。
多くの人は「お金を借りることに抵抗がある」と思いますが、“無料”で借りれるお金を借りない人は、ちょっとバカです(資本主義社会で生きている意味がありません)。
お金持ちはお金持ちになりやすい(資産を増やしやすい)のが世の中の仕組みです。
例えば、5,000万円の投資元本があれば年利5%の利益で年間250万円が得られます。これだけで生活できちゃいますよね。
つまり、お金が手元にあれば、資産運用で得られる利回りだけでお金は増えていきます。
そのため、たくさんお金があればあるほどお金持ちになりやすく、この世の中は「お金持ちはさらにお金持ちになりやすい」仕組みになっています。
これは「金持ち父さん、貧乏父さん」の中で語られている有名な話ですね。
本記事は「金持ち父さん、貧乏父さん」のような話ではなく、より大学生の実生活に寄り添った現実的な話です。
「奨学金のうち毎月2万円だけつみたてNISAすることで、時間をかけて大きな見返りを得よう」という超現実的なお話です。
- 大学生から始める『つみたてNISA』奨学金を使って資産運用を始めましょう
- つみたてNISAの始め方:DMM株のネット証券口座開設
結論からいうと、以下の通り。
大学生がやっておくべきこと
- “奨学金”を借りる。
- 毎月2万円くらいの少額を“つみたてNISA”で投資運用する。
- それを“ずーーーっと継続”する(20年間)。
むしろ、2万円くらいなら奨学金じゃなくても、バイト代のみでOKですね。
※飲み会などでの無駄使いは止めましょう。
その前に、“つみたてNISA”について簡単に説明しておく必要がありますね。
あなたもそう思っていませんか?
それもそのはず。
だって、学校で習うことなどないし、ましてや投資や資産運用を真面目に考えなければ、縁のない話ですからね。
でも、知っておく価値はあるし、知って得する情報です。
つみたてNISAってなに??
- 2018年1月からスタートした積立型の少額投資非課税制度。
→ 毎月少額の積立(ドルコスト平均法)による長期投資。 - 年間40万円までを20年間の積み立てが可能で、それにより得られた売却利益・分配金が非課税。
→ 税制優遇された制度。 - 投資対象は投資信託のみ(個別銘柄は購入できない)。
→ 安定的、長期的な資産運用が目的。
簡単に言えば「毎月少額(年間40万円まで)のつみたて投資をするなら20年間は得られた利益を非課税にします」という税制優遇制度です。
※つみたてNISAを使わなければ、利益の約20%に税金が課せられます。
勘違いしている方も多いようですが、つみたてNISAとはいわゆる免税対象となる投資方法のプラットホーム的なもので、日本企業に投資するためのものではありません。
YouTube大学でお馴染みのオリラジ・田中敦彦さんも”つみたてNISA”を利用した資産運用に関するYouTube講義をしてくれていますので、チェックしてみてください。(← 普通に面白いです)
お金に関する勉強は年齢問わず必須科目だと思います。
特に若い頃は、金融リテラシーに乏しく、投資に充てるお金もないため「自分には関係がない…」と思いがちです。
しかし、現在はインターネット環境が充実しているため、株式投資や資産形成に関する情報をスマホのみで入手することができます。
さらに、ネット証券の誕生により実質手数料無料でスマホがあれば誰でも簡単に投資を始められる時代になりました。
その上で次に何が必要になるのか、それは投資資金(元本)です。
もしあなたが現在大学生、もしくは大学院生であれば、私のアドバイスを“5分だけ”聞いてもらって損はないはずです。
大学生から始める『つみたてNISA』奨学金を使って資産運用を始めましょう
大学生のみなさまに質問です
- すべて来期の学費のために貯金している。
- 生活費に消えた。
- 飲み会や旅行、買い物に使った。
結論から言うと、奨学金を元手に“毎月2万円”を“つみたてnisa”を利用して資産運用することで、20年後には実質的に『3,349,156円』の利益が得られることが試算できます(年率5%の運用益と仮定)。
嘘みたいな話ですが、これは事実です。
ちなみに、毎月2万円を20年間も積立すれば計480万円の投資元本になりますが、上記の『3,349,156円』の利益は480万円の投資元本を差し引いて得られる実施的な利益です。
では、詳しく解説しますね。
毎月2万円をつみたて投資したシミュレーション結果
ネット上ではググれば簡単に『つみたてNISAのシミュレーター』を見つけることができます。
今回使用するシミュレーターはカブコム証券というネット証券会社のものです。
※おすすめはDMM株ですが、DMMサイト専用のシミュレーターが用意されていませんでした。

シミュレーションする項目は3つのみです。
- 毎月の積立金額:2万円
- 積立期間:20年
- 投資プラン:バランスプラン(年率5%想定)
なお、株式投資などの資産運用の年間利回りは3~5%が一般的です。これより高い利回りはと投資ではなく投機、つまりギャンブルの要素が高いので気をつけましょう。
さて、上記の通り、年率5%を想定した“つみたてNISA”で“毎月2万円”の積立投資を20年間継続したシミュレーションした結果が以下の様に出てきます。

毎月2万円のつみたてnisaの結果
- 累計積立額:4,800,000円
→ 第2種奨学金を月10万円借入すれば元手資金になります。 - 最終金額:8,149,156円
- 増えた額:3,349,156円
- 非課税対象額:680,381円
※もし、つみたてNISAを利用しなかった場合、増えた額の約20%に課税されるため、約68万円を税金として納めなければならなくなります。
もちろん、投資である以上、予期せぬ世界情勢等の影響による変動はありますが、毎月のつみたて資金が少額(年間最大40万円)かつ、リスクが低い投資信託銘柄を長期で運用するため、極めてローリスクで安全な資産運用方法です。
ただし「リスクが低い=リターンが小さい」ということをお忘れなく。
とは言っても、リターンが小さいというデメリットを「長期投資で資産運用することで大きな利益に膨らますことができる仕組み」になっています。
確かにそうですね。
同じようにシミュレーションした結果が以下になります。

毎月3万円のつみたてNISAの結果
- 累計積立額:7,200,000円
→ 奨学金だけでは足りないため、卒業後も給料の一部をつみたてする必要があります。 - 最終金額:12,223,733円
- 増えた額:5,023,733円
- 非課税対象額:1,020,571円
※もし、つみたてnisaを利用しなかった場合、増えた額の約20%に課税されるため、約100万円を税金として納めなければならなくなります。
すごいですね。。
これが『奨学金×つみたてNISA』により将来的に得られる利益です。
何がすごいかって、あなたは何もすることなく奨学金を借りてそれを毎月少額ずつ積み立てるだけです。
ちょっと面倒かもって思うかもしれませんが、
- 奨学金振込専用の銀行口座を用意する。
- つみたてNISA対応のネット証券口座を開設する。
- 『SBIバンガードS&P500』を購入する。
- 毎月2万円のつみたてを自動設定する。
- 放置。
この設定さえしておけば、毎月奨学金が振込まれた口座から自動で毎月のつみたて金額がネット証券口座に入金&運用され続けます。
『SBIバンガードS&P500』とは、米国株500社の平均株価指数です。
GoogleやAmazon、AppleやFacebookなどの世界をけん引する大企業などの株価が含まれたインデックスファンド、つまり投資信託です。
※つみたてnisaで投資(購入)できる銘柄は投資信託のみです(個別銘柄、例えばGoogleだけとかに投資はできません)。
なぜ、『SBIバンガードS&P500』をチョイスしたかと言うと、現在の株式投資における最適解だからです。
これは私の意見ではありません。
株式投資をしている人なら聞いたことがない人はいないほどの常識になっています。
嘘だと思うなら書店で適当に「株式投資の始め方」みたいな本を読んでみてください。どの本にも『SBIバンガードS&P500』について書かれているはずです。
なお、オリラジのあっちゃんでお馴染みのYouTube大学でも『SBIバンガードS&P500』の米国株投資について詳しく解説していますので、是非チェックしてみてください。(←普通に面白いです)
もし興味を持てれば、よりくわしく勉強を始めるのもいいかもしれません。
これをきっかけに、金融リテラシーを深めていきましょう。
つみたてnisaの始め方:DMM株のネット証券口座開設

加藤アナが広告しているからDMM株をおすすめしているわけではありませんよ。
米国株の取引手数料が0円!!
つまり、手数料を一切必要とせずに『SBIバンガードS&P500』の長期投資を始めることができます。
ちなみに、米国株以外においてもDMM株は取引手数料が安いです。これは他のネット証券会社と比較してみれば一目瞭然です(以下を参考にどうぞ)。

とは言っても、手数料の差は微々たるものです。
やはりDMM株を選ぶ理由は『米国株の取引手数料が0円』だからですね。
特に、今回ご紹介しているつみたてNISAを利用した資産運用では米国株インデックスファンドの『SBIバンガードS&P500』に投資することをおすすめしているため、取引手数料は無料であることにこしたことはありません。
DMM株
2019年12月から米国株の取引手数料が完全無料化されたことで注目度が高いネット証券口座です。取扱い銘柄数は他証券界はと比較して多くはありませんが、GooleやAppleなの世界的な有名企業株は取り揃えられています。
DMM株の口座開設方法の手順を解説したYouTube動画もありますので、参考にどうぞ。
詳しくはDMM株の公式サイトをチェックしてみてください。
≫ DMM株 公式サイトへ
※抽選で2,000円キャッシュバック特典あり
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたも大学生のうちからの資産運用を始めましょう。