奨学金

【クレジットカードの審査に落ちました】もしかして奨学金が原因なの?

【クレジットカードの審査に落ちました】もしかして奨学金が原因なの?
奨学金って借金ですよね?? ということはクレジットカードの審査に影響するんでしょうか?? 全額返済しないとクレジットカード作れないんでしょうか??

私が大学に勤めている頃、「奨学金借りているせいで学生クレジットカードの審査に通りません」と言う学生が何人かいました。

その時はそんなこともあるんだぁと思っていましたが…。

でも、私が大学2年生の頃、そして大学院生だった頃に申込したクレジットカードは問題なく作ることができましたよ??

ということは、奨学金の有無はクレジットカードの審査に影響ないと思うんですが…。

私は奨学金総額1260万円くらい借入していましたが、一番多い時でクレジットカード4枚持っていましたし、マイカーローンも事業資金の借入の審査でも落ちたことがありませんよ。
本記事の要点

奨学金の借入はクレジットカード審査に影響する??

クレジットカードだけではなく、将来的には車のローンや住宅ローン、その他事業融資の申請をするかもしれない学生にとっては、そうした場合に奨学金がどういう扱いになるのか気になるところですよね。

そこで今回は、奨学金が個人信用情報としてどのように見られているかを調査してみたいと思います。

【クレジットカードの審査に落ちました】もしかして奨学金が原因なの?

結論から言うと、返済中 or 猶予期間中の奨学金があってもクレジットカード審査やその他の資金借入審査に影響することはありません。

つまり、奨学金の貸与額はいかなる金融機関の審査においてもその対象にならないという事です。

そうなんですね。では審査落ちしたという学生は、奨学金以外に問題があっただけですね。

学生の場合、携帯電話の機種代の分割払い分が含まれる毎月の携帯料金の支払いを滞納している、家の光熱費を滞納している、ということが原因でクレジットカード審査にひっかかっているという話はよく聞きますので、その他に借金がなければそのあたりを疑った方が良いかもしれません。

月々の携帯電話料金や光熱費の滞納は要注意!!

奨学金の借入状況は個人信用情報機関で管理されていない

一般的に、クレジットカードやその他ローン審査などのお金に関する審査では、申請者の現在の借入状況や過去の取引状況を「個人情報機関」を通して調査することになります。

この「個人情報機関」にはクレジット系のCIC消費者金融系のJICCの2つがあります。

CICとは

割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関であり、割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関。

JICCとは

加盟する会員会社から登録される信用情報の管理・提供を行う信用情報機関。

つまり、銀行などの金融機関、クレジットカード会社はCICとJICCに加盟しており、私たち一般消費者がクレジットカードなどの審査を申し込んだ際には、これらの信用情報機関かが管理する個人情報を元に調査されることになります。

奨学金を運営している日本学生支援機構JASSOはこれらの信用情報機関には加盟していません。

そのため、奨学金の借入状況がクレジットカードやその他のローン審査に影響することはないのです。

「現在の借入金」に奨学金の借入状況は自己申告すべき?

でも、クレジットカード申込の記入必須のところに「現在の借金」について報告しなくちゃいけないと思いますが、それはどうしたらいいんでしょうか??

クレジットカードの申請をしたことのある方なら経験があると思いますが、申込表の中に「現在の借入金」について申告する欄が設けられています。

これはクレジットカードだけでなく、各種ローン審査の申込でも同様の申告欄があります。

奨学金貸与者であれば、ここを正直に記入すべきか悩んだ経験があるかもしれませんね。

嘘は書きたくないし、かといって審査に影響してしまうのであれば申告はしたくない…。

奨学金は自己申告する必要はありませんのでご心配なく。

これは、「CICとJICCに信用情報が載っていないために確かめようがないから」という理由ではありません。

「現在の借入金」は、割賦販売法や貸金業法に基づいて他社利用の残高や年間返済金額を算出するために参考にされます。

そのため、そもそも奨学金というものが割賦販売法や貸金業法に基づく借金という認識の対象外として扱われるためです。

例外:奨学金の滞納はクレジットカード審査に影響する

これまで、奨学金はクレジット審査やその他ローン審査には影響ないと断言してきましたが、奨学金の返済が滞り滞納扱いとなっていた場合は例外となります。

もしもあなたが奨学金の滞納常習犯であった場合、ほぼ間違いなくクレジットカードの審査には落ちることでしょう。

日本学生支援機構JASSOはKSCに加盟している

KSCとは

全国銀行個人信用情報センターは消費者信用の円滑化等を図るために、一般社団法人全国銀行協会が設置、運営している個人信用情報機関。

奨学金の借入状況については日本学生支援機構JASSOがCICとJICCに加盟していないため個人信用情報に登録されることはありませんが、返済中の滞納状況については銀行系のKSCに登録される可能性があります。

つまり、日本学生支援機構JASSOはKSCに加盟しているということです。

では、どのくらいの滞納が発生すると個人情報機関に登録されてしまうのでしょうか。

その基準は『3か月』と言われています。

奨学金を3か月以上滞納すると個人信用情報に傷がつく

要するに、3か月以上の滞納が続くと世間で言われる「ブラックリストに載る」という状態になります。

厳密にブラックなリストはないようですが、奨学金の滞納が3か月すぎると、KSCの個人信用情報に事故情報として登録されることになります。

もし事故情報として登録されると、以下の個人情報がKSCに登録・追跡され、奨学金完済後の5年間はブラックリストにのったままの状況が続きます。

氏名 / 住所 / 生年月日 / 電話番号 / 勤務先 / 貸与額 / 最終返還期日 / 延滞 / 代位弁済 / 完済等の返還状況などが登録される

「奨学金の返済が苦しい」そんな時は迷わず減額or猶予申請を!

もしも、月々の返済が滞り、催促のハガキや電話におびえる状況になっているのであれば、今すぐ「減額返還制度」もしくは「返還期限猶予申請」を検討することを強くお勧めします。

これらの申請には経済的な理由等の一定の条件を満たすことが必要となりますが、すでに返済が困難な状況にあるのであればそれらの条件を満たしているはずです。

返還申請書類は以下のページからダウンロードできます。

≫ 日本学生支援機構返還猶予願出一覧ページ

申請書と言っても5分あれば書ける内容なので難しいことはまったくありません。

免許書とマイナンバーカードのコピーを張り付けて郵便局にもっていってください。

これにより、事故情報として個人信用情報への登録を避けることができます。

まとめ

奨学金を貸与中・返済中(or 猶予期間中)であってもクレジットカード審査に影響することはありません。

※ただし、3か月以上の滞納がある場合は例外です。

  • 日本学生支援機構JASSOはCICとJICCに加盟していないため、奨学金の借入があったとしてもクレジットカードやその他ローン審査に影響することはない。
  • 一方で、日本学生支援機構JASSOはKCSに加盟しているため、奨学金を3か月以上滞納してしまった場合は事故情報(ブラック情報)として個人信用情報に登録されてしまうため、クレジットカードやその他ローン審査に大きく影響する。

繰り返しになりますが、もしも月々の返済が滞り、催促のハガキや電話におびえる状況になっているのであれば、今すぐ「減額返還制度」もしくは「返還期限猶予申請」を検討することを強くお勧めします。

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