- 国民健康保険料『211,548円』を払えずに滞納。
- 国民健康保険料を滞納すると保険証を失効するだけではすまされない。
- 完済できたと思いきや、延滞金お追加請求額『41,600円』って…。
国民健康保険料や税金などの国に治めるお金って、滞納に関して結構厳しいです。。
※債務整理しても免責されません。
ぶっちゃけ、腑に落ちないけど国民健康保険料の納付は“国民の義務”であり、日本で生まれて日本で生活している以上、逃(のが)れることができません。
📝国民健康保険料の滞納~完済まで
- 平成29年度に納めるべき国民健康保険料(211,548円)を滞納。
- 保険証が失効され、銀行口座が差押えされる。
- 平成31年3月26日、滞納額(211,548円)を一括で納付できないので、毎月5,000円ずつ支払う分割納付に切り替えてもらう。
- 令和元年9月20日、再び納付が滞り、2回目の分割納付のお願いをする(この時の滞納額は184,895円)。
- 令和2年5月、当初滞納した国民健康保険料(211,548円)を完済。
- 令和2年6月、延滞金確定され、41,600円の追加請求書が届く。
- 令和2年6月、延滞金もすべて完済。
国民健康保険料が支払えなくなった原因は起業したことで収入が減って経済的に困窮状態に陥ったためです。
前年度収入360万円から0円、むしろ多額の借金を抱え、家賃すら払えない状況にまで陥saり、借金を重ねてなんとか生き繋ぐ日々を過ごしていました。
日本国憲法第25条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」を羨やむ毎日でた。(笑)
目次
国民健康保険料の滞納額は『211,548円』

これ、まじで払わないといけないんですか…。
日々の生活にさえ困窮し、事業で首が回らない状況に陥ってしまっている私が、21万ものお金なんて当然支払えるわけもありません…。
国民健康保険の滞納は借金と同じ!
「お金借りたわけじゃないのに支払わなくちゃいけないのは理不尽だ」って思っても、日本に産まれ、日本で生活している以上、ルールに従わなければいけません。
海外逃亡しようにも、逃亡資金がありません。。(笑)
保険証の失効だけじゃない!? 滞納するとやばい国民健康保険…
国民健康保険料を滞納すると保険証は失効されますが、それだけではありません。
📝国民健康保険料を滞納すると?
- 国民健康保険証の失効。
- 最大利率14.6%による延滞料が発生。
- 財産の差押え。
日常生活に影響を及ぼすことで言うと、上記の3つ。
ちなみに、保険証が失効すると病院にお世話になった時に10割負担になりますが、その後滞納額を全額支払った後に、自腹で負担した7割の払い戻しができるようです。
とはいえ、相談しに行っても免除されることはありませんので。。
②最大利率14.6%による延滞料が発生
国民健康保険証が使えなくなるのはともかく、そもそもお金がなくて滞納が続いている状況なのに、延滞料まで徴収するって。。
なお、税金や国民健康保険料などの国に治めるお金は、債務整理しても免責になりません。つまり、返済義務は死ぬまで消えません。
具体的な延滞料は以下の通り。
※リボ払いと同じですね…。
延滞金=滞納分の保険料×14.6%÷365×滞納日数
なお、分割納付に変更しても、納付が終わるまでは延滞金が発生しますので、できるだけ早く納付できる様に毎月の納付額を決めた方がいいですよ。
数千円の分割納付でもOKですが、滞納額が私の様に何十万円にもなっている場合、延滞金がものすごいことになってしまうため注意してください。
③財産の差押え
安心?してください。
滞納したからといって、すぐに財産が差し押さえられることはありません。
※というか、財産ありません…。
何度かの警告通知が郵送で届き(3回くらい?)、指定された期日までに役所に言って相談すれば、の解決策(分割払いなど)を講じてくれます。
しかし、警告通知を無視して役所にも行かなければ、強制執行されます。
実際に、財産差押による銀行口座差押えを受けると、すぐに銀行から電話が入ります。
口座が差し押さえられると、通帳に「差押」と明記されます。

でも、特に焦る必要はありません。
すぐに区役所に電話をして、事情(支払いが難しい理由)を説明したところ、○○日に区役所に来て返済について相談する約束をすれば、その日のうちに差押は解除されます。

通帳に「差押解除」と明記されます。
【分割納付承認証】支払いが困難なら分割払いに切り替えられる
度重なる催促状、財産差押予告状には慣れていますが、銀行口座が差し押さえられている状況が続くと困ります。
そのため、役所に行って分割納付の相談をして「分割納付承認書」というものを発行してもらいました。

分割相談の結果、滞納額の総額:211,548円を毎月1万円の返済していく約束で銀行口座の差押えを解除してもらいました。
国民健康保険料を完済!その後、延滞金の追加請求!?

直筆のお手紙と一緒に納付書が送付されていました。
ちなみに、こちらが延滞金の明細書です↓

こちらの明細書で確認できる通り、滞納した国民健康保険料は平成29年もの。そして延滞金が確定したのが令和2年6月。
つまり、3年がかりで返済して、さらに延滞金が滞納額の20%発生…。
もしも起業しなければ、人生ミスらずにみんなが支払って当然の国民年金すら滞納することなく生きていたかもしれません。
「ミスったお前が悪い」という意見もあるとは思いますが、そんな意見も含めて、日本はミスった人に対する風当たりがきついです。。
最後に:役所の人は味方です。相談はお早めに!
約3~4年もの間、1度も病院にお世話になることがなかったにもかかわらず、国民健康保険料に苦しんできました。
正直、ちょっと納得いかないところもありますが、日本にいる以上は仕方ありません。債務整理しても逃れることができない借金ですので。
滞納する前に分割納付のご相談した方が良い
※窓口の担当者に不快感を感じたら、担当を変わってもらうようにお願いできます。
国民健康保険の滞納が続くと、国民健康保険資格を失い、銀行口座の凍結による給与、財産の差し押さえが強制執行されます。
「お金ないし払えない物は払えないんだからなんとかなるだろう」と思っている人もいるかもしれませんが、残念ながらなんともなりません。
こればかりは、本当になんともならないと思います。
以上。
私の国民健康保険の滞納から完済までの経緯です。
国民健康保険料の支払いは優先した方がいい!
クレジットカードのリボ払いやカードローンの支払いは、苦しくなれば債務整理という手段で解決することができます。
しかし、国民健康保険料や住民税、その他の税金は、債務整理しても免責されません。さらに滞納が続けば年率14.6%で延滞金が増え続けます。
借金問題を解決するためには、冷静に、かつ合理的に、何の支払いを優先すべきかを考えた方がいいです。
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