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楽天カード、強制解約からの復活は可能?最新事例と審査条件【2025年】

楽天カード、強制解約からの復活は可能?最新事例と審査条件【2025年】
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楽天カードは利用者数が最も多いクレジットカードとして人気がある一方、強制解約者数も多いカードとして知られています。

楽天カード強制解約の主な理由は、支払い滞納が影響しています。

通常、「一度強制解約されたクレジットカードは2度と復活できない」「同社のクレジットカードを持つことはできない」と言われていますが、2025年現在、ネット上ではこんな声も目立つようになってきました。

「2年前に滞納で強制解約された楽天カード、試しに申し込んでみたら審査通った」

つまり、「一度強制解約されたら二度と楽天カードを持てない」と思われがちなこの状況に、“例外”もあります。

本ページは、2025年の最新事例をもとに、「楽天カード再申し込みの可能性」について解説します。

強制解約される主な原因とは

楽天カードが強制解約される主な原因は以下のとおり。

強制解約の主な原因

  • 支払いの滞納
    :支払いが60日以上遅れると強制解約対象に
  • 利用規約違反
    :現金化、虚偽申請、不正利用など
  • 複数カードの申込み・短期解約
    :短期で複数枚申請→即解約はリスク行動とみなされやすい

上記のような行動を取ってしまうと、楽天カード側の判断で契約を打ち切られ、社内ブラック(社内での取引履歴による信用毀損)扱いになることもあります。

そもそも復活は可能?再申請が通るケースとは

当ブログでは、マシュマロ(匿名相談)を受け付けています。

実際、ここには以下のような相談が届いています。

「2022年に楽天カードを強制解約されましたが、最近再申請したら通過しました。過去のCICには異動マークがありましたが、確認したらすでに削除済みでした。」

つまり、強制解約されても信用情報が回復すれば、再入会審査に通る可能性があるということ。ただし、こうした事例は楽天カード以外のクレジットカードでは確認できていません。

こうした状況から考察すると、楽天カードは一度強制解約されても、その後に信用情報の属性情報(収入・勤務先・他社カードの利用状況など)が改善されることで再入会(復活)できる可能性があると考えられます。

実際、筆者も楽天カード強制解約後に再入会。さらに、その後、エポスプラチナカードに入会できるまでに至っています。

再入会審査通過者に共通する3つの特徴

強制解約後に同カード会社(楽天カード)に再入会できる人には、以下の共通点が確認できています。

再入会審査通過者の共通点

  • 信用情報(CIC)に“異動”がない状態で申請
    :支払い遅延や債務整理などの異動情報は、5年程度で削除されるケースが多いため、申し込む前に必ずCICを取得・確認している人が多いです。
  • 他社で良好なクレジット実績を積んでいる
    :楽天以外のクレジットカードや携帯料金などを、延滞なく数年使い続けていることも評価対象になります。
  • 属性情報の改善(収入/勤務先の安定化)
    :過去の強制解約から数年のうちに、年収が増加したり、安定企業へ転職しているケースも見られます。

ただし、社内ブラック(過去の解約情報や返済トラブルがあった顧客リスト)のデータが残っている場合、信用情報機関がクリーンでも審査落ちする可能性が高いです。

そのため、強制解約された過去がある同カード会社に再申し込みする場合、データ称号を避けるために、前回と同じメールアドレスや電話番号を登録しない、というもの一つの対策として有効です。

それでも、実際に再入会できる可能性は低いです。当社調べでは、楽天カード強制解約者がその後に再入会できる確率は2.5%。つまり、強制解約者100人が再申し込みしても2~3人しか再入会できていない状況です。

楽天カードの再入会率の調査結果

  • 調査期間:2024年5月~2024年8月(4ヵ月間)
  • 申込者数:40人
  • 審査通過者数:1人

→ 再入会率:2.5%

※上記の結果は当社楽天アフィリエイトプログラムの承認率を基に集計しました。

クレジットカードの審査基準は公開されていないため、楽天カードの審査落ちの理由が過去の強制解約なのか、またはそれ以外にあるのかは、推測することしかできません。

ただし、再入会(復活)の可能性があるとはいえ、その確率は低いということは知っておいた方が良いでしょう。

まとめ:強制解約後の再入会(復活)は可能、ただし可能性は低い

楽天カードの強制解約はたしかに大きな壁です。

しかし、「一度解約されたら二度と無理」というわけではなく、情報をクリアにし、信頼を積み直せば再契約できた人も実際に存在しています。

2025年現在、CICから異動情報が消えたタイミングで再申請し、実際に審査を通過できた人の事例が増えているのも事実。もちろん、社内での記録や過去の履歴が完全に消えるとは限らず、再申請のハードルが高いもの事実です。

それでも、情報の整理とクレジット実績の積み重ねによって、再びカードを持つチャンスは巡ってきます。

まずは、自分の信用情報を確認するところから。焦らず一歩ずつ信頼を積み重ねていくことが、次の可能性をひらく鍵になります。

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