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カフェの売上は最低100万円なければ稼げない【ランチ1日40食売れますか??】

カフェの売上は最低100万円なければ稼げない【ランチ1日40食売れますか??】
自分でカフェをしたいと考えているけど、どれくらいの売上があれば経営していけるのかな?? カフェは儲からないとは聞くけど具体的な売上を知りたいです。

本記事ではこんな議論にお答えしたいと思います。

私がカフェを経営していた期間は2年と7か月間。

「インスタ映え」と言う言葉が世の中ではやり始めたインスタブーム全盛期にカフェを経営していました。

結果的に、赤字が続き経営困難に陥りながらも自転車操業を続けてしまい、最終的には店舗の譲渡売買という形で撤退することになりました。

  • カフェは稼げない!? 開業1年目の売上を公開します。
  • 売上目安は月100万円!? それ以下だと赤字です。
  • カフェは女性オーナーが多い理由

「将来はカフェをしたい」と夢見る若者は多く「カフェ」という職種はいつの時代も人気があるお仕事です。

でも、「カフェって稼げるの??」「いくらの売上があれば上手くいくの??」という疑問を持つ人も多いはず。

本記事では、私が経営していたカフェの開業1年目のリアルな売上を公開します。

これから、カフェを始めたいという方には参考にさるデータだと思いますので是非チェックしてみてください。

※この記事のデータはあくまで1店舗の売上でしかありませんので「こんなケースもあるんだな」という参考程度にとどめておいてくださいね。

カフェで稼げない!? 開業1年目の売上を公開します

カフェの売上公開。カフェは稼げないカフェと一言で言っても、お店の規模によって必要な売上・経費は大きく変わってきます。

参考までに、私が経営していたカフェの事業規模は以下の通りです。あなたの考えてる事業規模と比較してみてください。

カフェの売上月100万円が必要な例

  • 立地(坪単価):市内中心部表通りから一本中道に入った場所の路面店(1万6千円)
  • フロア面積:20坪
  • 客席数:20席
  • 営業日数/時間:月25日営業/12:00-21:00

こうした事業規模で始めたカフェ開業1年目のリアルな売上がこちら。

グラフのデータには売上の他にも食材費、人件費を参考までに表示しています。経費はこの他にも家賃と光熱費などが主に発生します。

ちなみに、開業して1ヶ月目は売上よりも人件費が高くなり、その他経費を含めると約50万円くらいの赤字をたたき出しました…。

お店をオープンして初めの3ヵ月(or 半年)くらいはボーナス時期って言われているけど、宣伝力のない個人カフェにはそんなボーナスありませんでした…。

これがリアルです。

経営が黒字になったのは、カフェをオープンして10か月目でした(グラフの2017年11月)。

それまでの9か月間は平均すると毎月30万円ほどの赤字が続いていたため、この時点で300万円弱の経営赤字が重なっている状況が続いており、さらに開業時の初期費用約1,000万円の借入もあったため、「私の人生オワタ…」と自暴自棄になっていた矢先のことでした。

ピンチだったんですね…。それにしても10月から11月にかけて売り上げが2倍近く跳ね上がっていますが、何かきっかけはあったんですか??

正直なところ、理由ははっきりとわかりません。

ただ、インスタブーム全盛期と重なっているため、インスタ映えを求めた若者の間でカフェに注目が集まった背景があると思われます。

広告などを戦略的に使ったわけでもなく、予測できない流れで急に売上が伸びたため、人手不足で通常営業するのが困難な状況になり、短縮営業に切り替えたほどですした…。

ちなみに、このグラフ以降は、翌年3月までは高水準を維持し140万円くらいにまで売上が右肩上がりで伸びていきました。

食べログやぐるなび、Rettyなどの口コミサイトで集客するためには、各サイト広告掲載の契約が津費用になり、月々3万円~5万円くらいの広告費が発生します(タダではありません…)。

カフェの売上目安は月100万円!!それ以下だと赤字です

カフェの事業規模によっても変わってきますが、おおよその目安として月の売上100万円は必要であると思って間違いはありません。

この場合、月25日営業したとすると、月100万円の売上を達成するために必要な1日あたりの売上は4万円です。

100万円の売上の具体例

  • 500円のカフェラテを1日80杯
    → 最低80人の来客が必要
  • 1,000円のランチを1日40食
    → 最低40人の来客が必要

「それくらいなら余裕じゃん!?」っと思った方は、もしかしたらスタバの様な大手カフェチェーンをイメージしていませんか??

知名度もブランドもない個人カフェが1日に数十人のお客さんを集めることは簡単なことではありません。

ちなみに、月100万円の売上を達成できて、利益はトントン、もしくは数万円の月収です。

会社員並みの給料20~30万円くらいの月収を得るためには少なくても付き130万円以上の売上が必要になるはずです。

個人で経営しているような小さなカフェで月100万円以上の売上、さらに経費を差し引いて20~30万円の利益が残るカフェはかなり優秀なお店だと思います

カフェを経営した経験があるため、客観的に「このカフェ売上いくらくらいで利益はこれくらい残るかな」という予想ができます。その感覚から言うと、月20~30万円程度の利益が残るカフェはほんの一握り(全体の10%もない)と思います。

カフェは女性オーナーが多い理由

街中でも郊外でもひっそりと存在する小さな可愛いカフェって女性オーナーが多い印象がありませんか??
※個人営業のカフェのお話です。

この理由について考えたことがあるでしょうか。

やっぱり女性の方がカフェが好きだからではないでしょうか??

そう思いたい気持ちはありますが、実情は異なります。

女性オーナーが多い理由

実家暮らしの女性や結婚している女性であれば、カフェが赤字経営になっても世帯収入でプラスになれば生活には困らないためお店を続けることができる。

実際に経営状況は赤字続きだけど、こうした事情でお店を続けることができているカフェを何軒も見てきました。

もしこれが男性オーナーだった場合はどうでしょう。

単身者だと、経営が赤字になれば生活することができなくなります。

結婚して奥さんがいたり、もしくは夫婦で経営している場合でも赤字が続けば廃業せざるを得ません。

旦那のお店が赤字続きでも奥さんが外で稼いで世帯収入を支えている夫婦を聞いたことがありませんが、その逆は意外と多いです。

お客の立場から見れば順調にお店の経営しているんだなぁと思うお店でも実はずっと赤字続きということも珍しくありませんよ。
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