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【カフェは稼げない!?】売上目安は月100万円:リアルなカフェ開業1年目の売上を公開

【カフェは稼げない!?】売上目安は月100万円:リアルなカフェ開業1年目の売上を公開

突然ですが、質問です

Q. あなたがカフェをしたいと思う理由はなんですか?

  • カフェが好きなので、好きなことを仕事にしたい。
  • 自分の好みのカフェが欲しい。
  • カフェはビジネスモデルとして採算性が高い職種だと考えている。

私がカフェを経営している頃、「将来はカフェをしたい」という夢を持つ若い女の子のお客さんは多かったです。

カフェという職業は、とても人気がありますね。

ただし、実際に開業するに至る割合はそのうち0.1%もいないと思いますが…。

カフェの開業を目指す人ならもちろん、それ以外の人でも気になってくるお金事情。

カフェの売上ってどうなの??

実店舗でバイトしている方ならなんとなくわかると思いますが、こうした売上に関する具体的な情報ってネットでもほとんど出てこないですね。

どこかの経営コンサルタント的な人の概算値などはでてきたりしますが、果たしてそれってリアルな数値なのでしょうか。

リッチや規模、事業コンセプトなどによっても大きく違ってくると思います。

1店舗が出す売上すら年間通してコンスタントにならないケースがあるにも関わらず、それを型に当てはめて概算してもその数字には意味がありません。

そこで、ほんの一例にはなりますが、私が経営していたカフェの開業一年目の売上を参考までに公開したいと思います。

これから、個人でカフェ事業を始めたいという方には参考にさるデータだと思いますので是非チェックしてみてください。

※この記事のデータはあくまで1店舗の売上でしかありませんので「こんなケースもあるんだな」という参考程度にとどめておいてくださいね。

【カフェは稼げない!?】売上目安は月100万円:リアルなカフェ開業1年目の売上を公開

「カフェを始めたい」と思うあなたの動機は、最初に提示した3つの回答のどれかに当てはまりますか?

Q. あなたがカフェをしたいと思う理由はなんですか?

  • カフェが好きなので、好きなことを仕事にしたい。
  • 自分の好みのカフェが欲しい。
  • カフェはビジネスモデルとして採算性が高い職種だと考えている。

結論から言うと、動機はなんであってもOKです。

「カフェが好き」

その気持ちが一番大切かもしれません。

しかし動機はどうであれ、起業・開業を行うのであれば、あなたは経営者としてビジネスをする必要に迫られます。

そのためには、時に「カフェが好き」という気持ちだけでは描いた理想通りにはいかないケースが多々あるということを理解する必要があります。

つまり、理想と現実のギャップがあるということです。

そのギャップを埋めていくことがカフェというビジネスを遂行する上では重要な要素になってくると思います(もしかすると、カフェに限らず言える事かもしれませんね)。

そのギャップを埋める作業には事業収支のシミュレーションは不可欠です。

カフェを始める準備をしている方なら既に考えているはずです。

しかし、その収支シミュレーションって正しいですか??

自分の理想に合わせたバイアスがかかっていませんか??

私の経験上、事業収支のシミュレーションは厳しめで評価することが極め重要です。

しかし、あくまでシミュレーションにしか過ぎないため、その整合性を図る上では参考になるデータが欲しいですよね。

本記事では、そのデータを参考までに公表したいと思います。

カフェ開業1年目の売上推移

カフェいえでもその規模によって大きく変わってきますので、本データの事業規模を明記しておきますので、あなたの考えてる事業規模と比較してみてください。

  • 立地(坪単価):市内中心部表通りから一本中道に入った場所の路面店(1万6千円)。
  • フロア面積:20坪弱。
  • 客席数:20席
  • 営業日数/時間:月25日営業/12:00-21:00

上記の条件を踏まえて、カフェ開業一年目のリアルなデータをご覧ください。

売上 材料費 人件費
2017年2月 ¥325,600 ¥115,233 ¥390,000
2017年3月 ¥601,200 ¥196,430 ¥367,000
2017年4月 ¥619,500 ¥205,534 ¥285,000
2017年5月 ¥830,150 ¥228,347 ¥267,000
2017年6月 ¥690,950 ¥122,715 ¥232,000
2017年7月 ¥826,470 ¥295,597 ¥280,000
2017年8月 ¥640,520 ¥229,552 ¥161,000
2017年9月 ¥592,610 ¥233,692 ¥187,000
2017年10月 ¥613,120 ¥163,834 ¥166,000
2017年11月 ¥1,153,190 ¥334,499 ¥190,000
2017年12月 ¥1,253,770 ¥260,449 ¥200,000

グラフは売上、食材費、人件費の推移グラフになります。

開業月は営業日は18日くらいであったこともあり、売り上げが極端に低くなっています。

にも関わらず、人件費は過去最大値となりました。

オープン当初はどうなるかわからないため、人員をたくさん確保していましたが、今考えればバイト0人でも問題ない結果でした。笑

グラフに示した材料費と人件費とは別に、家賃、光熱費、広告宣伝費などが発生します。

こうした売上で果たして黒字となるかが気になりますね。

グラフの10月までは月よって増減はありますが平均するとおおよそ30万円くらいの赤字が続きました。

開業後9か月の赤字経営により、10月の時点ですでに270万円の赤字経営となってしまいました。

ただし、11月から急に売上が2倍にまで急増していますよね。

売上が急増しているけど、何をしたのかな??

実は、何もしていません。。 (←本当です。笑)

正直なところ、理由ははっきりとわかりません。

ただ、インスタブーム全盛期ともあったため、若者の間で急に人気が集まったとしか言いようがありません。

しかし、それ以前から世間ではインスタブームに突入していたため、もっと早い時期に売上が伸びてほしかったです…。

このグラフ以降は、翌年3月までは高水準を維持し140万円くらいにまで売上が右肩上がりで伸びていきました。

カフェの売上目安:月100万円で収支がトントン…

月の売上100万円を超えることがカフェを経営する上で最低条件になりそうですね。。
月100万ですか、、なんとなくいける気がしますけど。。

おそらく同じような条件のカフェであれば、同様の事が言えると思います。

では月100万円を達成するためには、どれくらいお客さんが来たら達成できるのでしょうか。

週一の定休日を設けたとして、月の営業日数は26日と仮定します。

すると、一日平均38,500円の売上が必要です。

客単価1000円としても一日38人に来店していただく必要があります。

これで初めて収支プラマイゼロの状態なんです。

つまり、100万円以上の売り上げがないと利益がとれない(給料がない)ということになります。

私の経験上、個人経営の小規模カフェで月100万円は結構ハードルが高い数値だと思います。

具体的なイメージ

例えば、上の写真のカフェラテ1杯500円で提供する場合、月売上100万円を達成するために1日あたり77杯のカフェラテを提供することになります。

※客単価1,000円はめっちゃ良い例で、現実はそれ以下になるでしょう。

これを難なくクリアできれば、カフェ経営は上手く行くはずです。

個人店のカフェ経営者は女性オーナーが多いのはなぜ?

街中でも郊外でもひっそりと存在する小さな可愛いカフェって女性オーナーが多いですよね。

これってどうしてだと思いますか?

やっぱり女性の方がカフェが好きだからではないでしょうか?

うーん… 実情はおそらく違うでしょう。。

私の経験上、こう考えています。

フェに女性オーナーが多い理由

実家暮らしの女性や結婚してい女性であれば、カフェが赤字経営になっても世帯収入でプラスなら生活には困らないためお店を存続させることができる。

実際にこうした事情でお店を続けているカフェを何軒も見てきました。

もしこれが男性オーナーであればどうでしょう。

事業が赤字経営となれば、生活がそもそもできなくなってしまいますよね。

もちろん、実家暮らしや結婚していて奥さんが生計をたてているなどの例外はあると思いますが、客観的事実としては圧倒的に少数派でしょう。

そのため、旦那のお店が上手く行かなくなった結果、離婚に至る夫婦は多いように思います。

しかし、その逆は聞いたことがありませんね。笑

つまり、男性の場合はいかなる状況であっても稼がなくてはお店を維持できないというシビアな現状があります。。

まとめ:カフェが稼げないのはケースバイケース。ただし月100万円の売上は最低条件

「カフェが好き」という動機でカフェ経営を志すことは大切です。

しかし動機はどうであれ、起業・開業を行うのであれば、あなたは経営者としてビジネスをする必要に迫られ、あなたの抱くカフェ経理の理想と現実のギャップを埋めなければなりません。

それこそがカフェ経営をする上では重要な要素になってきます。

そのギャップを埋めるために、参考事例として私の経営していたカフェの開業1年目のリアルな売上を公開しました。

データを見てシミュレーションしてもらえばカフェ経営に必要な売上の目安が見えてきますね。

カフェ事業を存続させるには月売上100万円は最低条件です。

これをクリアしなければ、赤字経営に陥る可能性は大きいです。

そのためには、

  • 月営業26日で1日平均38,500円の売上
  • 1日あたり38人の来客数(客単価1000円と仮定)

という最低条件をクリアする必要があります。

これが容易な条件に思えてくるのは、スターバックスなどの大規模経営のカフェチェーン店を知っているからでしょう。

個人経営の小規模カフェで上記の条件を継続的にクリアするのは決して容易ではないということを理解する必要があり、それが理想と現実を埋める作業でもあります。

 

今回は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではー。

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