連日の様に日本の新型コロナウイルス感染者情報が流れてきます。
こうしたニュースを見ていると、日本でも感染が拡大しておりさらなる警戒が必要だ、と我々国民は不安を煽られるばかりです。
しかし、なぜか報道されない事実もあります。
それは、感染後の回復者数は感染者数を上回っているのです。
つまり、完治している患者の方が多いという事実があるにもかかわらず、ニュースではそれを報じずに感染者情報ばかりを流しているのです。
Googleで「新型コロナウイルス」と検索するとトップニュースには感染速報のニュースばかりが流れています。

そして、我々の不安を煽るばかりの感染者情報…
こんなにも偏った報道ばかりで、国民は冷静に対応できるわけがありません。
感染者情報ばかりに気を取られるのではなく、新型コロナウイルスがどういった特徴のある感染被害をもたらすのか、それを一人ひとりが把握しておくことが最大の予防であり、それを伝えるのが報道の役目だと思います。
新型コロナウイルスの感染被害の特徴
- 10歳未満の感染者の死亡ゼロ
- 60歳未満の感染者の死亡率は0.6%
- 感染者の死亡リスクは高齢者と基礎疾患のある方
なぜ、こんなにも新型コロナウイルスに関する情報をブログにあげているかというと、私自身も連日ニュースで流れる報道を鵜呑みにしてしまい飛行機に乗る友人に「新型コロナウイルスはやばいから空港へは行くべきじゃない」と根拠のない話をしてしまった経験があるためです。
その後、新型コロナウイルスについて調べていくうちに自分が無知であるがゆえにくだらない考え方をしていたことに気付きました。
もちろん、「警戒するな」と言うことではなく事実を把握しましょうということ。
物事には程度問題があり、もしも「新型コロナウイルスはやばい」と騒ぎ立てるのであれば、現状の問題が「どの程度深刻なのか」を具体的な根拠と数字をもって考えたうえでの対応をしなければならないと考えています。
【事実】が報道されていない:新型コロナウイルスの回復者数は感染者数より多い!!

さて、本題に入りましょう。
現在の回復者数は2次関数的な増加傾向(急激に増加し始めている傾向)にあるのに対し、感染者数は緩やかな1次関数で表される増加傾向にあります(増加数が大きく増えていない)。
もちろん、イタリアやイランで感染者が増えてはいるものの、中国での感染者数がほぼ頭打ちしている印象があるため、世界的に見た総合的な感染者数はピークを抜けたと思われます。
グラフにプロットしたデータを適当な関数でフィッティングし、今後の傾向を予測したところ、3/22頃に回復者数が感染者数を上回る可能性があることが推測されます。
この推測はあくまで現状の報告数のみから今後の傾向を予測しただけなので「絶対こうなる」ということはありませんが、参考にはなる現状把握の捉え方であると思います。
とはいうものの、2月24日以降の感染者数と回復者数を見てみると、1000-2000人ほど回復者数の方が多いことが公開されているデータにより確認できるのです。
つまり、まだ楽観視はできないものの、新型コロナウイルスによる感染拡大はすでにピークを越えており収束の兆しがあると言えます。
そうした事実を報道せずに感染者数ばかりを報道している現状は実に奇妙です。
さらには、G7が声明を出すなど世界的に見ても事態は深刻な状況に陥っているかのように見えます。
これはなぜなのでしょうか。
まだ私たちに知らされていない情報があるように思わざるを得ませんね…。