- 大学院で研究を進めるためにはプログラミングは必要スキル。
- プログラミングは誰も教えてくれません。独学あるのみ。
- プログラミング学習に挫折しそうなら丸々1か月休んでもOK。
意欲満々で大学院に進学!!
『研究』なんかカッコいいし、周りからは理系大学院生として『優等生』と褒めたたえられ、ルンルン気分で大学院へ進学
しかし、いざ研究を始めよう!!って時に前任者(大学院の先輩)から託されたプログラミングコード。。
まさか、進学直後にプログラミングコードが意味くじピーマンで自信喪失…。
こんなはずじゃなかった…。
私の思い描いていた大学院生活のイメージと全然違う…。
こんな風に思っていませんか??(笑)
理系の大学院生の半分くらいはこうした経験があるかもしれません。
理系大学院ではプログラミン必須です。
大学院に進学した多くの学生がぶち当たる壁が2つあります。この壁を乗り越えて初めて研究をスタートできると言っても過言ではありません。
大学院生がぶち当たる壁
- 英語論文
- プログラミング
もし、この2つに抵抗感や苦手意識がなければ、あなたは超超超優秀な大学院生として研究を始められるはず!!
みんな英語論文が読めずに苦労し、プログラミングができずに四苦八苦してもがいています。この時に逃げだす学生は、大学院で得るものはないでしょう。
でも、安心してください。
苦しい時期は最初の数か月のみ。
特にプログラミングに関して言えば、数か月後には難なくコードをいじれるようになっているから不思議です。しかし、英語論文に対する苦手意識が克服できない大学院生はめっちゃ多い。
※私は逆でした…。
プログラミングは英文を読むより簡単。
あなたは『プログラミング』と『英語』ならどっちが苦手ですが??
もし『英語』の方が得意かもっと思うのであれば、みんなよりも楽に研究をスタートできるはずです。
とはいっても、院試を不正することなくクリアしたあなたは、プログラミングくらいで挫折するタイプの人間ではありませんので大丈夫ですよ。きっと。(笑)
- 大学院で『プログラミンできません』は通用しない。
- プログラミンの独学にに挫折しそうなら○○しよう。
結論からいうと、あなたに苦手意識があろうが不得意であろうがプログラミングができなければ研究を進めることはできません。
ただし、プログラミング学習には独学が必須です。
もし、独学に挫折してしまいそうなら、丸々1か月くらい研究のことを忘れて、“簡単なWebアプリ”を作ってみましょう(← 後ほど解説します)。
そうすることで、コードを書くことに対する苦手意識がなくなり、研究のためのプログラミング学習も難なくすすめることができるようになります。
☑ 学部4年+大学院5年で物理学博士号を取得
☑ 某大学の研究機関でPDとして勤務(5年任期)
☑ PDの給料は360万円(年収)
私も大学院進学時に同じような経験をしてきたので、プログラミングへの苦手意識は理解できます。
大学院に進学してやる気満々で研究生活に没頭するはずだったのに、なんか思い描いていた大学院生と全然違う自分。
研究室でパソコンを開き、呪文のようなコードと睨めっこする毎日。
1週間たっても何も進まない研究…。
ゼミで使う英語論文も読み進められない…。
私って大学院にきて何してんだろう…。
すでに何度も聞いていると思いますが「プログラミングは“慣れの問題”であり、集中して勉強すれば何とかなるもの」です。
初めの1週間は超きついです。けど、2週間目くらいで「ふーん…」って感じ。3週間もたてば「こんな感じでOKじゃん??」。1か月続けられれば「ほぅほぅ。」って感覚が芽生えてきます。
こんな調子で独学を始めてみましょう。
それでも、独学に限界を感じたら、Google検索やYouTubeで見つけられる「Webアプリの作り方」を手本にコードを書いてみてください。
でも、本当にプログラミングって必要??
プログラミングが必要ない研究テーマを選べば、プログラミング学習に無駄な時間を使わずに研究できるんじゃない??
本記事では、そんな素朴な疑問にもお答えします。
目次
大学院で『プログラミングできません』は通用しない

大学院博士で物理学博士号を取得した私ですが、正直プログラミングは苦手だし大学院に進学した頃はコードを読むことも書くこともできずにとても苦労しました…。
※そもそもエクセルさえ使えませんでした…。
正直に言うと、博士になった後も、その後ポスドクになってからも、必要に応じてコードをいじる程度で苦手意識は払拭しきれていません…。
とはいっても、実験データの解析を半自動化するためのプログラムを作ったり、測定器の駆動部をコマンドラインから動かしたり、温度を自動測定してモニタリングしたりするためにコードを書くことをしていました。
こうした経験から言うと、“なんとかなる”ってこと。
そして悔しいことに、みんなすぐに難なくコードをいじれるようになる…。
そういう後輩たちの姿を見て、私はプログラミングには向いていなんだと確信しました。(笑)
根っからの苦手意識があると、上達速度が違うんですよね。。
でも、そもそも論について考えたい。
研究するのにプログラミングって本当に必要ですか??
というもの、その分野の大御所のような“おじいちゃん教授”たちがプログラミングできるとは思えませんからね。
プログラミングは必要??
大学院生が勘違いしている研究の目的
大学院からプログラミング学習の始めた多くの学生は『プログラミング=研究』と思い込む傾向があります。
しかし、これは間違い。当たり前ですよね。
プログラミングは研究のための“手段”です。“目的”ではありません。
研究とは未知の問題(謎)を解き明かす行為です。
例えば『月』を見て、大きさや質量、周期やその起源を解明するために、いろんなアイディアを考えて試行錯誤しながら実験・測定・考察を繰り返す作業が研究です。
つまり、プログラミングは研究のための手段にすぎません。
って思いたくなる気持ちもわかりますが、現実は違います。
『実験・測定』が必要となる研究でプログラミングを必要としない研究があるかと言えば、理学部にいた私には想像がつきません。
※バイオ系はもしかしたら必要なかったりするのかな??
手計算でできること、手動で実験できるような古典的手法による研究は、偉大な先人たちによって研究しつくされました。
その歴史をわざわざ現代になって繰り返す行為は研究とは言えません…。
100年前の時代はともかく、現代において手計算で解決できるほど単純な問題を取扱った研究者は、自称研究者を名乗るアマチュアです。
※学歴コンプレックスでもあるから研究者を名乗りたがるのかな…。
高度化された現代において、プログラミング技術を使わずに研究することなどほぼ不可能です。
特に、理系分野であれば大学院に進学して研究をしていくう上でプログラミングは避けて通ることなど無理です。諦めて独学しましょう。。
プログラミングの苦手意識をなくす方法
目的を決めてコードを書く

こんな悩みを抱えている人もいるはずです。私がそうでしたから…。
そう言う時は、一度研究を忘れて距離を置いた方が良いかも。
プログラミング学習しているのに、なかなか上達しているように感じない、苦手意識が払拭できないのは『プログラミングを学習するための”具体的な目的”が明確になっていないから』かもしれません。
つまり、プログラミングを学べば研究でどのように活かせるのか、どのような意味があるのかを理解していないってこと。
でも、これって研究の意義に関することなので、研究の全体像を把握できていないとなかなか理解するのは難しいことです(研究を始めたばかりの大学院生にはハードルが高い)。
私は研究とは全く関係なく、適当にサイトページを作ることでプログラミングに対する苦手意識を多少は克服することができました。(笑)
※それがプログラミングと呼べるものなのかはさておき…。
悩んでないで今すぐ実践して!!
- 1ヶ月間、研究のことを考えるのを止める。
- プログラミングで何ができるか考える。
- 目的を決めてコードを書く。
※研究とまったく関係ないことでOK!!
例えば、今ならアプリを作ってみるのもありだと思います。
とはいっても、難しそうなことは避けて、簡単そうなアプリを適当に考えてみて、アイディアが思いつけばググって作り方を調べて実践すればOKですよね。
例えば、スマホに標準搭載されているようなシンプルなアプリなど。
- カレンダーアプリ
- 伝言板アプリ
- 目覚ましアプリ
- 4択クイズアプリ
- 天気予報アプリ
とかとか。
適当にググったり、YouTubeで検索してみたりして、作り方が公開されているアプリを試しに作ってみることで、コードを書くことに対する苦手意識はなくなるはず!
例えば、YouTubeで検索すると、カレンダーの作り方とかすぐ出てきましたよ。
こんな感じで一行ずつコードを書いている様子を見せてくれると、めっちゃ勉強になります。
「実際コード書いてみたけど動きません…」ってことはなさそうですね。(笑)
また、独学が続かないっていう人はオンラインプログラミングスクールを試してみるのもいいかも。
TechAcademy(テックアカデミー)
というオンラインプログラミングスクールのWebアプリケーションコースでは、Ruby on Railsを使ってオリジナルサービスを開発することができます。
- メッセージボード
→ メッセージのやり取りができる掲示板アプリ - Twitterクローン
→ Twitterと同じ機能を持たせたクローンサイト - オリジナルサービス
→ 自分のアイディアを形にしたWebサービス
上記のような3つのWebサービスのリリースを目指したカリキュラムを受講することができます。
こうしたアプリ開発を経験できれば、独学でも十分プログラミング学習できるようになるし、苦手意識は完全に克服できますね。
とはいっても、オンラインプログラミングスクールの料金は学生にはちょっと高めです。。

※税込みで141,900円です…。
さすがに、ちょっと厳しいかな。。
でも、ちょっと待ってください!?
TechAcademyに無料体験コースがありました

きっと、プログラミング学習で挫折する人て、初めのとこ(入口)で躓(つまず)いちゃってると思うんですよね。
そこんとこをクリアするためにも、現役のエンジニアのサポートを受けてみてもいいかもしれません。
むしろ、無料体験なので利用しないと損ですね。
無料体験コースのカリキュラムは“天気予報アプリの製作”です。

4週間で約14万円だけど、無料体験コースがあるなら試してみて損はありません。
詳しくは公式サイトでチェックしてみてください。
※自宅にいながらプログラミングが学べます。
╲独学で挫折してしまった人にもおすすめ╱※パソコンとインターネットがあればOK!!
※毎日最大8時間のチャットサポート
※回数無制限の課題レビュー
まとめ:プログラミングの独学に挫折したら1ヶ月休んでアプリを作ってみよう
理系の大学院に進学したけど、これまでプログラミングの勉強なんてしてこなかったため、進学そうそう挫折しそうな大学院生へ。
プログラミングは誰でもできる
すでに何度も聞いた助言かもしれませんが、プログラミングは慣れの問題であり、集中して勉強すれば何とかなります。本当です。
とはいっても、マジで無理!!って人もいるんですよね。私みたいに…。
そんな時は思い切って、丸々1ヶ月間、研究のことを考えずに簡単なアプリを作ってみる時間を取りましょう。
※1ヵ月くらい大学院行かなくたって全然問題ありませんから。
悩んでないで今すぐ実践して!!
- 1ヶ月間、研究のことを考えるのを止める。
- プログラミングで何ができるか考える。
- 目的を決めてコードを書く。
※研究とまったく関係ないことでOK!!
それでも独学に限界を感じたら、TechAcademyの無料体験コースを利用してみるのもいいかも。
大学院進学を無駄にしないためにも、今できることから始めましょう!!
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