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【悲報】博士卒の年収は300~400万円が相場です。就職せずに起業しよう

【悲報】博士卒の年収は300~400万円が相場です。就職せずに起業しよう

大学院・博士課程に進学を考えている方に悲報です。

博士課程終了後に新卒で就職した場合の年収相場は300~400万円です。

日本で博士課程を学位取得で修了できる最低年齢は28歳ですので、29歳で就職した初任給は400万円以下になります(残業手当などでもうちょっとあがるかも)。

  • 【研究者のリアル給料】博士終了後に就職しても給料に期待するな
  • 博士は就職せずに起業すれば年収1,000万円以上も可能!?

はっきり言って、学位取得のために必要な学費(とそれまでの生活費)に対して、学位取得後の研究職の給料が低すぎます。。

ちなみに、それでも私はまだ恵まれていた方だったかもしれません。。

簡単に私の自己紹介を。

☑ 学部4年+大学院5年で物理学博士号を取得
☑ 某大学の研究機関でPDとして勤務(5年任期)
☑ PDの給料は360万円(年収)

ちなみに、大学院で学位を取得するまでに借入した奨学金の総額は1,250万円。
※奨学金の内訳の詳細はこちらをどうぞ。

ポスドクになれなかったら給料はないし、手取り20万円以下で止むを得なく契約職員として研究機関に籍を置く先輩PDの方々も見てきました。

でも、悲観することなかれ!!

大学院博士課程にまで進学する人は、人並み以上の才能の持ち主であり、研究を通して一般人が経験できない様な貴重な世界最先端の経験をする機会に恵まれます(真面目に研究を続けていれば…)。
※博士課程進学のメリットについてはこちらもご参照ください。

さらに【朗報】もあります。

理系出身者の博士の可能性

プログラミングスキルを活かしてエンジニアとして起業(フリーランスとして独立)すれば、年収1,000万円以上も狙えます。

就職にこだわる考え方は時代遅れです。社会は急速に多様化しており、私たちもその多様性に柔軟に対応していかなければ、「なんだか生きずらい世の中だなぁ」っと、もんもんとした気持ちのまま生きていかなければならいないでしょう。

【研究者のリアル】博士修了後に就職しても給料に期待するな

博士修了後の給料は低い博士終了後(学位取得後)に就職する場合、以下のどちらかのパターンが普通です。

  1. ポスドクとして研究職に就く
  2. 一般企業に就職する

ちなみに、PDになるには自分でPDのポストを探すというよりは、指導教員の紹介や推薦によって決まるケースがほとんどです。

一方で、一般企業に就職する場合は、自ら就職活動をして採用を得る必要があります(稀な例として研究で付き合いがあった企業に就職することもあるようです)。

博士の就職活動の場合も、学部生と同じように「就職活動支援サイト」に登録して就職活動するのが一般的な方法になります。

 

※登録は無料です。

 

╲大学院生・博士のための就職支援サイト╱※研究職、エンジニア職に強い実績あり。
※書類選考率50%以上の転職サポート。

 

博士の就職例①
PD (Postdoctoral Researcher)

早速ですが、残念なお知らせがあります。

各研究機関(大学)がポスドクの公募を出す時点で、すでに採用者が決定している可能性があります。

採用者が決定しているにも関わらず公募を出す理由は、表向きの”公平性”を示すため。

私が大学院に在籍している頃からこうした話は聞いていたので、まったく普通のことだと思っていましたが、実はこれって裁判沙汰になるほど深刻な問題だったようです。

≫ 早稲田大学「教員公募の闇」書類選考で落ちた男性が訴訟を起こした

真意のほどは定かではありませんが、私がこんなこと書くもの”一種の暴露”になるのかもしれません。。
※揉め事は避けたいので大学名は明かしません。

さて、内定者が決定しているか否かはともかく、適当にネット上でピックアップしたポスドクの募集案件を張っておきますのでご参照ください。

なお、これらの募集は当然ながら採用時に学位取得済みであることが条件です。

沖縄科学技術大学院

  • 年俸:440万円程度~
  • 手当:住宅手当、通勤手当、赴任手当
  • 任期:最長3年

※参照元→ここ

国立天文台プロジェクト研究員

  • 年俸:420万円程度
  • 手当:通勤手当、研究費(50万円)
  • 任期:最長3年

※参照元→ここ

自然科学研究機構分子科学研究所

  • 年俸:435万円程度
  • 手当:記載なし
  • 任期:2年(予算確保の状況によっては延長あり)

※参照元→ここ

実際に公募を調べてみるとわかりますが、研究職(ポスドク)の公募では給料を記載していない公募がとても多いです(← 闇が深いかも??)

例えば、「本人の経験等を考慮して本学規定に基づき決定」と明記されている案件を見かけることがよくあります。

このような書かれ方をしている場合、給料を公開して公募している案件よりも確実に低いと思って間違いありません。
※手当、ボーナスなしの年俸300万円代も普通にありえます。

現在の日本において、若手研究員の就業状況は完全な「買い手市場」になり、安い労働力として扱われているケースがほとんどです(海外と比べると、不当と言っても良いと思うくらいです)。

博士の就職例②
一般企業

次は大学や研究機関のポスドクではなく、一般企業に就職した場合についてチェックしてみましょう。

もしかして、博士は就職できないと思っていませんか??

どこから出てきた噂なのかわかりませんが「博士が就職できないは根拠のない嘘」です。

博士は就職できます。

アカリク転職エージェントの就職支援実績においても博士修了者の80%以上が転職に成功した実績があります。

その他の証拠として、文部科学省が毎年行っている学校基本調査で博士修了者の就職状況をチェックすることができます。

平成31年度の博士修了者の就職率は69%です(同年度の学部卒の就職率は77%)。

学部卒に比べては10%弱低いものの、69%の就職率をどう解釈したところで「就職できない」と言うことは難しいでしょう。

博士修了後に職に就いていない人もいますが、そういう人たちは就職できないのではなく、就職しなかった(就職活動しなかった)人たちというのが正しいでしょう。

さて、アカリク転職エージェントの募集案件をチェックしてみると、様々な分野の求人がありますが、プログラミングスキルは間違いなく身に付けておいた方が良さそうな印象があります。

大雑把ではありますが、アカリクの担当者??からいただいたオファーの大雑把な年収の相場は以下の様な感じでした。

博士修了者のオファー案件

  • スタートアップ企業:400~500万円
  • 中小企業:350~500万円
  • 企業のポスドク:350~450万円

※すべて「研究職」の募集です。

正直な感想として、、マジかよ…って感じです…。

大卒の新卒採用でこの給料だったら文句はありませんが、博士修了者はっ最年少でも29歳ですよ!? しかも「任期付き」で「賞与なし」は正直厳しすぎます。

博士修了者に明るい未来は望めないのでしょうか…。

【朗報】博士は就職せずに起業すれば年収1,000万円以上も可能!?

博士はフリーランスエンジニアになるべき博士修了後に大学の研究職に就いても、就活して一般企業に就職しても、期待できる年収は平均的に約400万円です。
※私はポッキリ360万円でした(手当、賞与などなし)。

大学と大学院の計9年間の学費と博士号を取得する苦労を考えれば、到底納得できない待遇と言わざるを得ません。

理系の学費は国立で年間60万円くらい、私立大学で年間110万円くらいになるため、9年間分の学費は国立大学で540万円、私立大学なら約1,000万円になります。

お金がすべてではないという意見もありますが、さすがに溜息しか出てこない現状です。

しかし、こうした現状を解決する方法があります。

博士は就職せずに起業しよう

繰り返しになりますが、アカリクの募集案件を見る限り「プログラミングスキルは身に付けておいた方が良い」っと言いました。

ただし、プログラミングスキルさえ身に着けていれば、そもそも就職する必要がありません。

結論から言うと、プログラミングスキルがあれば起業(フリーランスとして独立)することで、年収1,000万円以上を目指すことが可能です。

それが「フリーランスエンジニア」という働き方です。

就職する必要はない!!
博士はフリーランスエンジニアになれる

まず、以下のツイートを見てください。

彼ら(彼女たち)は博士出身者でもなく、独学でプログラミングを学びフリーランスとしてWeb製作をするエンジニアです。

独学でプログラミングを学び、フリーランスエンジニアになったことで、年収1,000万円を達成している人たちです。

なぜこんなことが起きているのか、考えてみてください。

答えはざっくり以下の通りです。

フリーエンジニアが高収入な理由

  1. Web業界が伸びている。
  2. エンジニアの数が足りていない(売り手市場)。
  3. 正社員ではなく、フリーランスとしてプロジェクト単位で仕事を受注するため、受注単価が高い。

もちろん、個人の並々ならぬ努力のたまものであることは間違いありません。

残念なことに、博士修了者の需要は低く、エンジニアの需要は高いのが現実です。

でも、ちょっと考えてみません??

理系出身で博士修了者なら、プログラミングできますよね??

あなたも博士ならプログラミングスキルありますよね?? それを有効活用しましょうよ!!

理系出身でも博士出身でもない方たちが独学でプログラミングを学んでいる時代です。

理系の博士出身のあなたができない訳がありません。ましてや、博士に進んでいるんだから学習意欲は人並み以上に持っているはずです。

こうした例を踏まえて博士というポジションを考えみると、就職するよりフリーランスエンジニアとして働いた方が「時間」も「お金」にも余裕ができることは間違いありません。

むしろ、就職という選択肢はなしです。

もしろん、「研究が好き」「研究を続けたい」という想いがあれば、ポスドクに就きながらフリーランスエンジニアとして2足の草鞋を履く方法が最善策です。

個人で仕事を受注する方法
Web製作・エンジニア

本格的にフリーランスエンジニアを目指すのであればMidworksというフリーランス独立支援サービスを使う方法があります。

とりあえず、どのような仕事がどれくらいの報酬単価で募集されているかを実際に見た方が具体的なイメージが持ちやすいですね。

これはMideorksで募集されている案件の一部です。

正社員ではなく、プロジェクト毎の短期採用という形でのフリーランス契約になるため、通常の社員報酬よりも高い月給単価で募集がされています。

 

※高月額単価の募集案件を多数掲載中。

 

Midworksは単発のお仕事の他にも、例えば「システム開発プロジェクトの仕事をしたい」とか「週3日のリモートワークをしたい」という希望に合う案件を探すことができ、さらに福利厚生支援の安心なサポートが充実しています。

フリーランスを目指す人にとって、嬉しすぎるサポートですね。

 

とは言っても、「急に高単価なお仕事を請け負うのは恐れ多い…」っという人も多いかもしれません。

その場合は、クラウドソーシングを利用してみるのがおすすめです。

有名なクラウドソーシングサイトはランサーズクラウドワークスですので、具体的にどのようなお仕事があるのかチェックしてみるとイメージがつきやすいと思います。

Webデザイン等の案件が多い印象ですが、あまり1案件毎の単価は高くないかもしれません(といっても~10万円くらい)。

それでも、フリーランスとして個人で働くことを実践するためには“やる価値はある”と思います。

ちなみに、「受注しちゃったけど、自分にはちょっと無理かも…」ってなってしまえば、報酬を受け取らずに辞退してしまえば問題ありません(一応、発注者に迷惑はかかっちゃいますが…)。

つまり、失敗してもOKです!!

ちなみに、クラウドソーシングで案件を受注できなければ、フリーランスとして働くことは難しいです。。

まずは自分の腕試しにトライするものありだし、フリーランスとして働くとはどういうことなのかをイメージするためにも、クラウドソーシングにチャレンジしてみてください。
» ランサーズの無料登録はこちら
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まとめ:博士は就職ではなく起業しよう

博士課程終了後に新卒で就職した場合の年収相場は300~400万円です。

一方で、フリーランスエンジニアとして独立した場合は年収1,000万円も目指すことができます。

こうした背景には、Web業界の人で不足問題が影響しています。

博士課程で身に着けたスキルがあれば、それを有効活用しない理由などありません。

本記事のまとめ

  • 博士終了後に就職した場合の年収は平均的に約400万円。
  • 学部~博士課程の9年間の学費や苦労を考えると、全く割に合わない。
  • 就職せずに、フリーランスエンジニアとして起業すれば、年収1,000万円も狙える。

とは言っても、これまで続けてきた研究職からまったく別分野に転身するのは、これまでのアカデミックなキャリアを捨ててしまうことになるため、ちょっともったいない…。

さらには「研究は続けていきたい」という想いもあるはず。

それなら、給料を気にせずにポスドクのポストに就きながら、フリーランスエンジニアとして別のキャリアを築くように戦略をたててみてはどうでしょうか。

フリーランスとして生計を立てていくにしても、成果がでるようになるまでには1~2年は地道に活動する必要があると思います。

そのため、すぐに独立!!っというよりは、博士課程に在籍している大学院時代からフリーランスエンジニアとしての働き方を視野に入れつつコツコツ活動していくのが良いかもしれません。

ちなみに、ポスドクや若手研究者の人が研究業とは別にフリーランスエンジニアとして副業しているケースは珍しくありません。

むしろ、ここ数年の社会の流れを見れば、そうした働き方は今後スタンダードになってくると思います。

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