借金体験談

カフェ経営に失敗して借金1,000万が残った体験談【事業って失敗して当たり前】

カフェ経営に失敗して借金1,000万が残った体験談【事業って失敗して当たり前】
  • カフェ経営に失敗して残った借金は1,000万円
  • リスケすれば借金返済を猶予(減額)できる。
  • カードローンは利用したら終わりです。
私はカフェ経営に失敗して1,000万円の借金が残ってしまいました。現在はリスケして返済猶予中です。事業性の借金なら、返せなくてもなんとかなりそうです。

「借りたもんは返せ」っていう人いますよね。

もし、そんなこと言われたら「あなたから借りてねーよ」って言い返しましょう。笑

それでもとやかく言ってくるなら、「信用創造って仕組みを知ってて、そんなこと言ってんの?」って言ってやりましょう。

信用創造とは、銀行は集めた預金を元手に貸出しを行っているのではなく、銀行が貸出しの際、借り手の預金口座に貸出金相当額を入金記帳することで、銀行保有のベースマネーといった原資を事前に必要とせずに、何もないところから新たに預金通貨を生み出すことである。(引用元:wikipedia)

つまり、「銀行は存在しないお金を貸出しだすことができる」ってこと。

そのため、銀行からの融資は「みんなの預金」ではなく、「そもそも存在しなかったお金」だったと解釈できます。
※つまり、誰からも借りてない?

この仕組みを知るだけで、借金に対する心の負担はだいぶ軽くなります。

とはいえ、借金そのものが消えることがないのは残念です。。

本記事では、「カフェ経営に失敗した人は借金どうしてるの?」という疑問にお答えしたいと思います。

これは私自身の体験談です。

夢の代償は個人で抱えるにはちょっと大きい1,000万円の借金。でも悲観的に考えないでください。

ちょっとだけ、普通の人よりおっきな借金があるというくらいの認識です。

失敗から学ぶことは、想像以上にたくさんあります。

※本記事は「失敗しないためのカフェの始め方」という内容ではありません。もし失敗しても挑戦することで得られる対価は大きいので「事業に失敗して借金をしても悲観的になる必要はない」というお話です。

【体験談】カフェ経営に失敗して1,000万円の借金が残った!

借金額だけを見て、挑戦の成果を判断してはダメ。

つまり、悲観しないでOK。

挑戦することでお金には変えられない経験を得ることができます。

反省はたくさんあるけど後悔はない!

失敗から学んだことは抽象的なニュアンスのものが多いため、言葉で言い表すことが難しいですが、確実にビジネス感覚は向上したと思います。

カフェを始める前は事業経験ゼロのまったくの素人だったので、今思えば失敗して当然だったかも。

📝カフェ経営の失敗から学んだこと

  1. 売上を伸ばすよりも経費を削減することが利益を出すためには重要。
  2. 利益率から逆算して事業リスクを考える必要があった。
  3. 成功とは、失敗する過程で出てくる副産物。つまり、失敗して当たり前。

借金1,000万円をかかえて事業撤退しているにもかかわらず、こうしたポジティブマインドを持つことができるようになったのも成長の証です。

でも、普通の人にとって1,000万円って返せる額じゃないですよ。いくら綺麗事を言っても借金がなくなるわけじゃないし…。

はい…。その通り。

借金がある生活って精神的にとても苦痛です。

まずは精神的な苦痛から自分を解放してあげることが必要です。

そのためには、借金マインド(借金との向き合い方)を変えていくことが重要。

悩み疲れるまでひたすら悩む…

とりあえず、借金をどうすべきか悩みましょう。悩み苦しみ疲れた果てに、借金と冷静に向き合えるようになります。

とはいえ、返済できなかったらヤバいじゃん!って思う人がほとんど。

でも、担保や保証人をつけていない事業融資の場合は、返せないものはどうにかなるものではありません。

借金は犯罪ではないため、刑務所に入ることもないです。

返せないものは返せない。ある意味、“開き直り”も重要です。

しかし、このような精神状態になるまでには時間がかかるし、苦労もありました。

債務者がやってはいけないこと…

  • 借金から目を逸らし、現実逃避する。
  • 借金総額を把握せず、毎月の返済だけどうにかしようとする。
  • 借金を借金を使って返済しようとする。
    → カードローンで返済するのは絶対ダメ!

借金している人の多くは、借金から目をそらして“現実逃避しがち”ですが、それだと借金マインドはいつまでも変えられません。

借金から目を逸らさずに向き合う。
真剣に悩み続ける。

悩み苦しみ疲れた果てに、解決方法が見えてきます。

無い袖は振れません。。

返せないものは返せません。物理的にないものを返すことはできませんから。思い詰めたって解決しませんので、開き直りも重要です。

では、どうするのか。

実は、事業融資の返済に対して銀行は“柔軟に対応”してくれます。

このことを知っているかどうかで、事業した後の失敗リスクの受け取り方が変わってきます。
※ぶっちゃけ、事業融資なら楽観的に考えてOK。

【朗報】リスケすれば借金返済を猶予(減額)できる

リスケとは、リスケジュールの略で、返済計画の見直しを計ることです。

例えば銀行から借入する際に、返済計画についてもお話していますよね?

融資から返済開始までの猶予期間
毎月の返済額
完済するまでの返済回数

このあたりを借入の時に調整しているはずです。

ただし、このスケジュールは、“事業が計画通りに軌道に乗った場合の話”です。事業が軌道に乗らなければ収入がないわけなので、返済しようがありません。

そうなれば、再び返済計画を見直おしてもらう(猶予期間を延ばす or 月額の返済額を減らす)必要が出てきます。それが『リスケ(リスケジュール)』です。

リスケは返済スケジュールを変更するだけ!

もちろん借金自体がなくなるわけではありません。無理のない程度に返済計画を見直してもらうってことです。

📝リスケでできること

  1. 毎月の返済を止める
    → 元本据置の利息払いのみ。
  2. 毎月の返済額の減額
    → 返済できる範囲で対応してもらえる。

※借金(元本)が減額されることはありません。

とはいえ、「リスケを申し出ても断られたらどうしよう…」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

リスケ申込の約99%に対して、銀行は返済計画の見直し(貸付条件の変更)に対応しています。
※参考ページ:金融機関における貸付条件の変更等の状況について

📝銀行がリスケに対応する理由

  1. 銀行は利息で利益をえているため、元本据え置きでも利息を毎月払ってもらえればOK。
  2. 仮に無理な返済を要求して債務者が破産してしまっては困る。
  3. 金融庁からの指示により、銀行は債務者からのリスケ(=返済計画の見直し)を断る事ができない。

あまり知られていませんが、事業者であれば特に3番目のことは知っておきたい情報です。

特に近年では、金融庁から銀行に対して、事業性評価に基づく無担保の融資や、リスケへの支援を強く指示しているようです。

止むを得ない事情によりどうしても返済が苦しい場合、「返済を待ってほしいとお願いすれば、銀行はそれに応じなければいけない」ということです。
※無担保&保証人なしの融資の場合。

ただし、リスケをすると追加融資はほぼ期待できなくなりますので、その点だけはご注意を。

リスケしたところで借金なくなるわけではありません。猶予期間中に今度の立て直しを図れるように心身を整えて準備しましょうということです。

「そんなの一時しのぎに過ぎない」という意見もありますが、自己破産をせずに再起するためには「一時しのぎですら必要」になります

もし”閉店(廃業)”しなければいけない状況でリスケをお願いする場合であっても、あくまで事業は今後も継続することを前提とした「移転」という形で相談する方がいいかも。

一般的に、開業融資は事業のため融資となるため、その事業がなくなった場合(廃業)は一括返済が求められるケースがあります。

私の場合、公庫から「閉店ではなく移転なんですね?」とやや念をおされた感じがありました。。

閉店(廃業)と言えば「この先どうするの?」「収入は?」「リスケしたところで返せるの?」となっちゃいますので…。

リスケの申し出は債務者から行う

リスケは債務者(借金している側, 私たち)が銀行に対してリスケの申し出をする必要があります。
※銀行側からリスケを提案されることはありません。

例えば、事業資金が底をつき首が回らない状況になっても毎月の返済日はやってきます。

現金がなければ返済することができず、滞納が発生します。

一時的にはカードローンを借入して、借金を借金で返済するという自転車操業に陥りますが、借入上限にかかるそれも難しくなります。

そんな必死な状況であっても、滞納が発生すれば、銀行から支払い催促の連絡がきます。

銀行員
銀行員
返済が遅れていますけどいつまでにお振込みできますか?

と言う具合に…

毎月の返済が遅れている状況が続けば、経営が厳しくなっていることは容易に想像できるはずです。

しかし、そんなことお構いなしに催促の電話が鳴り響きます。

この状況ってマジで辛いです。死にたくなります。。私の場合、銀行は心配そうに催促の電話をかけてきてくれる感じでしたが、当時の公庫の担当者は容赦なかったです。。かなり厳しい口調で催促されました。。

私はこの状況が半年ほど続き、精神的にもボロボロに疲れ果てました(むしろ鬱状態におちいっていたと思います)。

当時は銀行と公庫の毎月の返済以外にも、クレジットカードの延滞と銀行系カードローンの返済があり、日々どこかしらからから返済振込の催促の電話がなる状況が続きました。そのため、電話が鳴るという現象がトラウマになり、今でも電話恐怖症です。。

どんなに返済が苦しい状況に陥っても、返済日に振込が間に合わない月が続いても、銀行も公庫も催促の電話は鳴り続けます。。

しかし、そんな状況は1日で一変しました!

毎月の返済額の減額をお願いした結果…

返済の目途が立たないので、せめて返済額だけでも下げてもらえないか銀行にお願いしました。すると、減額どころか、返済をストップする手続きをしてもらうことができました。

さらに、担当の銀行員さんは公庫の担当者へすぐに電話してくれて、公庫の返済もストップするように調整してくれました!

これは「債権者平等の原則」というものらしいです。

📝債権者平等の原則とは?

例えば、複数の銀行(AとB)からお金を借りている場合、A銀行には返済して、B銀行には返済しないという行為って、債権者(銀行)側からすると不平等ですよね。

銀行などの金融機関はこうした偏(かたよ)りのある返済を禁止しています。それが「債権者平等の原則」です。

今回の私の場合のように「銀行だけ返済を猶予して、公庫は返済し続ける」ことは債権者平等の原則に違反するため、「銀行の返済をストップするなら公庫の返済も止めなければならない」ということになります。

とはいえ、返済に苦しんでいた生活から一瞬にして解放されました。

おそらくですが「銀行や公庫の方では債務者からの申し出がない限りリスケの提案はしない」というマニュアルがあるのではないでしょうか。。

私の方から返済額の減額を相談した時に、銀行員さんは「待ってました!」と言わんばかりに即対応してくれたので、もしかすると「早くリスケを申し出て欲しい」と思っていたかもしれません。

その節は、本当にありがとうございました。。

カードローンを利用するあなたはもう手遅れ…

これまでの話を聞くと「借金しても大丈夫っぽいじゃん」と思うかもしれませんが、作ってはいけない借金もあります。

銀行系カードローン
※消費者金融のカードローンも当然ダメです。

こればかりは「銀行からの借金なので大丈夫」と思ってはいけません。銀行員に勧められたとしても絶対に利用してはいけません!

実は、今回リスケする前に、運転資金を調達するために銀行回りをしていました。

その中の1つの銀行から、金利14%の200万円のカードローン融資を提案されていました。

≫【悲報】収入ゼロで200万円(年率14%)の銀行カードローンをすすめられた体験談

金利14%のカードローンですよ!?

今現在資金繰りが厳しくて赤字経営の事業者にカードローンをすすめるって、今になって冷静に考えればヤバいですよ。。

カードローンを利用してはいけない理由

  • 金利が高すぎる!※最大金利18%
  • 仮にリスケしたとしても、据置期間が長いほど金利による利息手数料が増え続ける。
  • 借金は増え続けるため、自己破産のリスクが急激高まる。

そもそも、銀行系カードローンでは、事業資金としての使用用途を禁止している場合があります。

これに違反して返済が困難になった場合は、そもそも規約違反を犯していたため、リスケが認められない可能性もあります。

また、使用用途は自由で事業資金として使ってOKの銀行系カードローンは、利息はめちゃめちゃ高いため、仮にリスケしてもらっても利息が膨らんでいくばかりで返済猶予をすればするほど返済総額は増え続けるだけです。

その先には“自己破産”しかありません。

銀行だから安心とは限らない!

いい銀行員もいれば、ノルマしか考えずに無理な貸し付けをする銀行員もいます。”銀行”という名が付いているからって銀行カードローンは安心してはいけません。消費者金融と同じです。

事業融資の借入は、銀行もしくは公庫で金利2%前後以下で借入することが鉄則です。
※万が一の場合に、あなたが生き残るための対策です。

まとめ:カフェ経営に失敗して借金を背負っても悲観する必要はない

以上は私自身の体験談です。

夢の代償は個人で抱えるにはちょっと大きい1,000万円の借金。でも悲観する必要なし!

失敗から学ぶことは、想像以上にたくさんあります。

📝カフェ経営で借金を作った経験から学んだこと

  1. 挑戦すれば失敗のリスクは付き物。借金額だけでその挑戦・事業の成果は評価・判断できない。
  2. 借金はなんとかなる!リスケすれば再起するまでの時間稼ぎは可能。
  3. カードローンだけは絶対に使うな!

借金は犯罪ではありません。

そして、その借金の原因が“挑戦”した結果できたものなら、悲観する必要もないし、後ろめたさを感じる必要もありません。

成功は失敗の副産物!
挑戦に失敗することは当然のこと!
借金は挑戦したことの証であり、教訓!

もし、今借金を抱えているなら、とりあえず借金総額を1円単位で把握して、借金から目を逸らさずに真剣に悩んでください。

返せないものは返せない。ある意味、“開き直り”も重要です。

そして、リスケをして再起までの時間を確保しましょう。

ちなみに、リスケは何度でも申請可能性です。

3度目のリスケを申請してみた結果…
【体験談】銀行融資が返済できない時に使えるリスケってなに!? 私は800万円リスケ中...
【体験談】銀行融資が返済できない時に使えるリスケってなに!? 私は800万円リスケ中... 返済額800万円、毎月14万円の返済をリスケ申請した結果。 リスケは債務者から提案すれば99.9%対応してもらえる。...

最後まで読んでいただきありがとうございます。

私の経験が、何かに挑戦するあなたの励みになれれば幸いです。