クレジットカード

【質問】奨学金を貸与中or返済中はクレジットカード審査に影響する?

【質問】奨学金を貸与中or返済中はクレジットカード審査に影響する?
  1. 奨学金の借入は基本的にクレジットカード審査に影響しない。
  2. クレジットカード申込時に奨学金の申告はしないでOK。
  3. 奨学金の返済を3ヵ月以上滞納した場合は、クレジットカードだけでなく、その他ローン審査にも影響する。
奨学金って借金ですよね? 奨学金を返済中、もしくは猶予中の場合、クレジットカードの審査に影響することはありますか?

結論からいうと、奨学金の借入はクレジットカードの審査に影響はしません。

ただし、奨学金の返済を3ヵ月以上滞納している、もしくは過去に滞納していた場合、ブラックリストに登録されている可能性が高いです。

そのため、クレジットカード審査に影響することは間違いありません。
※ブラックリストに登録されると、クレジットカードだけでなくその他ローン審査にも影響します。

本記事では、奨学金がクレジットカードの審査に影響しない理由について、詳しく解説していますので、気になる人は参考にしてみてください。

奨学金の借入はクレジットカード審査に影響しない

奨学金は営利目的の貸付ではないため、奨学金の貸付を運営している日本学生支援機構は「信用情報機関:CIC」や「日本情報信用機構:JICC」に加盟していません。

信用情報機関:CICとは?

割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関であり、割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関。

日本所不応信用機関:JICCとは?

加盟する会員会社から登録される信用情報の管理・提供を行う信用情報機関。

銀行などの金融機関、クレジットカード会社はCICとJICCに加盟しており、私たちがクレジットカードの審査を申し込むと、CICとJICCに登録されている個人情報が調べられます。

しかし、奨学金に関する個人情報は、CIC、JICCに登録されていないため、クレジットカードの審査に影響することはありません。

クレジットカード申込時に奨学金の借入を申告する必要はない

ちなみに、クレジットカードの審査を申込する時に、他社からの借入額を記載する項目がありますが、奨学金の借入は書かなくて大丈夫です。
※虚偽申請にはならないのでご安心ください。

保証人付きの借入は申告する必要がない!?

クレジットカード申込時に申告する借入額は、基本的に無担保の借入残高を申告しなければいけません。奨学金は保証人がいる借入のため、申告義務の対象外となります。

例えば、JCBカードの公式サイトには以下のように記載されています。

金融機関に借り入れのお申し込みを行う際は、基本的に無担保借入の残高を申告することになります。つまり、複数のカードローンを利用している場合は、その総額を申告しなければなりません。(引用元:JCBカード公式サイト)

なお、クレジットカードだけではなく、銀行ローン(自動車ローンや受託ローン)、カードローンなどの審査にも、奨学金の借入状況は影響しません。

ただし、過去に奨学金の返済を3ヵ月以上滞納している場合は、奨学金であってもクレヒス情報に滞納履歴が登録されます。

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【例外あり】奨学金を3ヵ月以上滞納した場合はクレジットカード審査に影響する

まず、以下をご確認ください。

個人信用情報機関に延滞情報が登録されますか。

個人信用情報の取り扱いに関する同意書を提出している方のうち、貸与された奨学金を現在返還されている方は、延滞3か月以上の場合に個人信用情報機関に個人情報が登録されます。(引用元:返還中の手続きに関するご質問)

つまり、奨学金の返済を3ヶ月以上滞納した場合、信用機関に個人情報が登録されることになることを、日本学生支援機構は明記しています。

要するに、ブラックリストに登録されるということです。

日本学生支援機構は「信用情報機関CIC」や「日本情報信用機構JICC」には加盟していませんが、「全国銀行個人情報センターKSC」には加盟しています。

全国銀行個人情報センター:KSCとは?

全国銀行個人信用情報センターは消費者信用の円滑化等を図るために、一般社団法人全国銀行協会が設置、運営している個人信用情報機関。

情報機関が3つも出てきて混乱してしまいますが「奨学金は3ヵ月滞納するとアウト」と覚えておいてください。つまり、ブラックリストに登録されるということです。

KSCの基準は定かではありませんが、CICとJICCは以下のようにブラックリストに登録する基準を定めています。

📝ブラックリストに登録される基準

つまり、クレジットカードやその他ローンの場合は、2ヵ月以上の滞納でブラックリストに登録されることになります(正確には異動情報が登録される)。

そのため、奨学金を3ヵ月以上滞納すれば、CICとJICCと同様に、日本学生支援機構が加盟しているKSCでもブラックリスト扱いになることは間違いありません。
※KSCの情報もCICとJICCに共有されます。

とはいえ、3ヵ月未満の滞納であれば、その他で金融事故を起こしていない限り、クレジットカードの審査に影響することは“極めて稀(まれ)”です。

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奨学金の滞納3ヵ月オーバー!ブラックリストに登録されると、どうなる?

奨学金の返済を3ヵ月以上滞納すると、以下の情報がCICとJICC、KSCなどの個人情報機関に登録・追跡されます。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 勤務先情報
  • 貸与額
  • 最終返還期日
  • 滞納歴
  • 代位弁済
    ※機関保証制度により、債務者に代わって返済が行われること。

これらの情報は「返済完了後、5年間は個人情報機関に登録されたまま」になります。

つまり、奨学金を45歳で完済する場合、50歳まではブラックリストに登録された状況となります。

例えば、20代の収入が不安定な時期に3ヵ月間滞納してしまったものの、その後はちゃんと返済を続けた場合でも、完済後5年間はブラックリストに登録された状況が続きます。

機関保証なら債務整理したほうがいい!

もし「3ヵ月以上滞納してしまった」さらに「返済の目途が立たない」という場合、債務整理を検討した方がいいかもしれません。ただし、機関保証を選んだ人のみ。

連帯保証人を親にしている場合は、債務整理しても返済義務がそのまま親に移るだけなので、根本的な解決にはなりません。

この場合は「減額返還制度」もしくは「返還期限猶予申請」を利用してください。

≫ 日本学生支援機構返還猶予願出一覧ページ
※申請書はこちらからダウンロードできます。

一方、機関保証を利用して奨学金を借入したのであれば、一刻も早く債務整理をすることで、若い年齢でブラックリストの登録が解除されます。

例) 23歳で3ヵ月以上の滞納が発生

  1. 滞納したものの、なんとか43歳で完済できた。
    → 47歳までブラックリストに載ったまま。
  2. 3ヵ月の滞納発生した直後に債務整理した。
    → 29歳までブラックリストの登録が解除。

もちろん、滞納することなく、返済を続けて完済できることに越したことはありません。

しかし、人生は思うように進まないのも事実です。どちらの方が将来にとって良い選択となるのかを考えてもいいかもしれません。

債務整理の相談~解決までの具体的な流れ

債務整理をするには司法書士・弁護士に相談する必要があります。

実際に、どのような流れで、債務整理の手続きが行われ、どのように借金問題が解決されるのかの大まかな流れをチェックしておきましょう。

STEP.相談受付

電話、メールで借金の相談をする。
※もしくは借金減額診断から相談を始めるケースもある。

STEP.解決方法のご提案

現在の借金額と資産状況をヒアリングしてもらったうえで、司法書士・弁護士からあなたに合った最適な解決方法の提案があります。

STEP.契約・各種手続き着手

提案いただいた解決方法に納得できれば、債務整理の手続きを契約します。

契約後、司法書士・弁護士から各金融会社に債務整理の連絡をしてもらいます。

これにより、各金融会社からの取立てがストップします。

STEP.債務整理の手続き完了

司法書士・弁護士があなたの代理人となって各金融会社・裁判所などへ交渉・対応し、和解書の送付や過払い金の返金をもって、手続きが完了となります。

これによってあなたは借金返済問題から解放されます。
※手続きが完了するまでの期間は、内容によって異なります。

以上。ざっくりこんな流れです。

ちなみに、最近ではネットから債務整理の申込をするケースが多いため、多くの司法書士事務所/弁護士事務所は全国対応OKのところが多いです(一応、確認してください)。

借金問題のご相談はお早めに。

毎月の返済ができずに滞納が続く状況では、利息手数料が増え続け、借金返済が長期化するリスクがあります。返済が困難な借金問題は専門家に相談しなければ解決できません。

【無料診断】借金減額シミュレーション
 1.アストレックス司法書士事務所
 2.天音法律事務所
 3.弁護士法人響

【無料相談】女性のための相談窓口
 4.債務Lady
 5.アヴァンスレディース

※上記以外でも借金問題を取扱う司法書士事務所/弁護士事務所はたくさんあります。お近くの事務所をネットで検索してみてください。

借金の返済を滞納・放置しておくと、仕事、家、友達までもを失います。

そうなる前に、債務整理をして再スタートするための準備を始めた方が、あなたの将来は明るいはずです。