楽天プレミアムカードの切り替えで審査落ち！原因と対処法とは？

楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えようとしましたが、審査に落ちました。切り替えにはインビテーションが必要なのでしょうか？

楽天カードは、優良会員に対して楽天プレミアムカードへの切り替えを案内する招待（インビテーション）を送ることがあります。ただし、インビテーションなしでも、楽天プレミアムカードへの申込みは可能です。

楽天プレミアムカードへの切り替えにインビテーションは必須ではありません。ただし、審査条件は異なる可能性があります。

楽天プレミアムカードの審査基準は、楽天カード（一般）よりも高めです。つまり、楽天カード利用者でも、楽天プレミアムカードの切り替え審査に落ちることは珍しくないでしょう。

本ページでは、楽天プレミアムカードの特徴と審査基準、さらに審査落ちする原因と対処法について解説します。

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楽天プレミアムカードの特徴

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楽天プレミアムカードは年会費が11,000円かかるものの、国内外の空港ラウンジが無料で利用可能なプライオリティパスがもらえます！

空港ラウンジでは、フライトまでの待ち時間に、お酒を含むドリンクや食事を楽しむことができます。通常、3,000円~5,000円が相場です。楽天プレミアムカード会員はプライオリティパス特典で、年5回まで無料で利用できます。

その他にも、楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えることで、ポイント還元率がUP、国内外旅行保険が充実、利用上限額が100万円から300万円にUPします。
※カード利用上限額は会員によって異なります。

詳しくは、楽天プレミアムカードの公式サイトをご確認ください。新規入会後にカードで、もれなく8,000ポイントが貰えるキャンペーン中です。

楽天プレミアムカードの審査基準

原則、クレジットカードの審査基準は非公開です。

楽天プレミアムカードの審査基準についても、楽天カード株式会社から具体的な基準が公表されていません。ただし、一般的なクレジットカードの審査基準は以下の要素が考慮されています。

楽天プレミアムカードの審査に影響を与える主要なポイントを詳しく解説します。

①：年齢

楽天プレミアムカードの申込年齢は、満20歳以上です。楽天カード（一般）の申込年齢（18歳以上）と異なるのでご注意ください。

なお、満20歳以上であれば学生やフリーターでも申込みすることができます。ただし、収入が比較的低い（安定しない）場合、楽天プレミアムカードの審査に落ちる可能性は高くなることは理解しておきましょう。

②：収入の安定性

楽天プレミアムカードの審査では、安定した収入が求められます。これは毎月の収入が安定しており、カードの利用限度額を安全に返済できると判断されるかどうかに影響します。

具体的な年収基準は明示されていませんが、楽天プレミアムカードの場合、年収300万円以上が目安とされています。

楽天プレミアムカード申込時の収入の安定性は、職業や働き方によっても異なるため、正社員や長期勤務者の方が審査に通りやすい傾向があります。

③：職業と勤続年数

楽天プレミアムカードの審査では、職業や勤続年数も重要です。正社員や公務員など安定した職業に就いており、勤続年数が長ければ、審査において有利になります。

たとえば、勤続年数が数ヶ月のアルバイトやパート、さらには入社したばかりの正社員の場合、楽天プレミアムカードの切り替え審査に落ちる可能性があるのでご注意ください。

勤続年数に関する明確な基準はありませんが、最低でも半年～1年の実績が必要かもしれません。

④：信用情報

楽天プレミアムカードの審査時、申込者の信用情報がチェックされます。信用情報は、楽天カード株式会社が加盟する以下の機関によって管理されており、私たちのクレジットヒストリーが記録されています。

たとえば、信用情報に滞納の履歴があったり、過去に自己破産などの債務整理の履歴が残っている場合、楽天プレミアムカード審査落ちの原因になります。

ただし、過去に楽天カードを含むクレジットカードや、金融機関のローンサービスなどで、返済に関するトラブルがない場合は、特に心配する必要はないでしょう。

⑤：既存クレジットカードの利用状況

楽天プレミアムカード申込時に契約中の既存カードの利用情報は、審査に大きく影響します。

たとえば、楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替える際、利用実績が少なかったり、楽天カードで滞納などの返済トラブルを起こしている場合は、審査落ちする可能性が高くなります。

ただし、既存のクレジットカードを適切に管理し、利用上限額の範囲内で適切なカード利用実績があれば、特に審査で問題視されることはありません。
※複数カードを保持しており、各カードの利用残高が多すぎると審査にマイナスの影響を与えるのでご注意ください。

楽天プレミアムカードの審査は甘い？落ちる原因とは？

結論からいうと、楽天プレミアムカードの審査は甘くありません。通常、年会費を伴うクレジットカードの審査は厳しいと思った方が良いでしょう。

もし楽天プレミアムカードの審査に落ちた場合、以下のいずれかの原因に該当している可能性があります。

それぞれの審査落ちの原因について、詳しく見てみましょう。

①：クレジットヒストリーに問題あり

クレジットヒストリー（通称、クレヒス）とは、これまでのクレジットカードやローンの利用実績の記録です。クレヒスは、信用情報機関が管理する信用情報に記録されています。

楽天プレミアムカードの審査では、特に以下の点に注意が必要です。

通常、クレジットヒストリーに問題がある場合、ゴールドカードやプレミアムカードなどの年会費を伴うハイステータスカードへの入会は非常に困難となります。

楽天カードから楽天プレミアムカードへの切り替えを希望する場合は、過去の履歴を改善し、クレジットヒストリーを良好に保つことが重要となります。

なお、年会費無料の楽天カードで審査落ちする多くの方は、クレジットヒストリーに原因があるケースがほとんどです。

また、楽天カードの利用上限額が減枠された履歴がある場合、楽天プレミアムカードへの切り替え時に審査落ちする可能性があるのでご注意ください。

②：キャッシング枠の利用残高が残ってる

楽天プレミアムカードへの切り替えの際、現在利用中の楽天カードでキャッシング枠の利用残高が残っている場合、審査にマイナスの影響を与えます。

楽天カードのキャッシング利用の返済は、年率18%のリボ払いです。キャッシングの利用残高は借金となるため、楽天プレミアムカード切り替え時に審査落ちの原因となります。

なお、楽天カードに限らず、他社のクレジットカードでキャッシング枠の利用残高が残っている場合も同様に審査落ちの原因となります。

楽天プレミアムカードへの切り替え・申込み前に、これらのキャッシング枠は一括返済しておいた方が良いでしょう。

③：他社からの借入が多い

楽天カード以外の他社クレジットカード利用やキャッシング利用、または、消費者金融カードローンや銀行融資（カードローン）など、他社からの借入が多い場合、返済能力が低いと評価され、楽天プレミアムカードの審査落ちの原因となるケースがあります。

たとえば、他社から200万円の借入がある場合、年収600万円未満の人は「借入過多」と見なされ、審査に通りにくくなります。

このように、平均年収以上の安定収入がある場合でも、他社からの借入が多いと審査落ちするケースは珍しくありません。

また、他社からの借入が多い場合、現在契約中の楽天カードが途上与信によって強制解約されるケースもあるので注意しましょう。

④：申込内容に不備あり

楽天プレミアムカードへの切り替え時に、申込内容に不備がある場合、審査落ちの原因となるので気を付けましょう。

楽天カードは原則在籍確認なしで審査が行われます。ただし、楽天プレミアムカードの場合は在籍確認が行われるケースがあり、この時の勤務先情報に記載ミスがあった場合、在籍確認が取れずに審査落ちする可能性があります。

現在はフリーランスで所属がないため、以前の勤務先情報を登録するケースがあるようです。これは明らかな虚偽申告であり、カード規約違反となるのでご注意ください。

虚偽申告が発覚した場合、楽天カードは強制解約されます。また、強制解約された楽天カードは復活不可であり、2度と再契約することはできません。また、楽天グループの他サービスにもマイナス影響を及ぼすリスクがあるので十分に注意しましょう。

楽天プレミアムカードの切り替えにインビテーションは必要？

楽天プレミアムカードは、インビテーション（招待）がなくても、誰でも申し込みが可能です。インビテーションがないことが理由で審査落ちすることはないのでご安心ください。

ただし、楽天カードの優良会員に対しては、楽天側からインビテーションが送られる場合があります。

楽天プレミアムカードの申込みにインビテーションは必要ありませんが、インビテーションを受取った会員は、審査がスムーズに進む可能性が高いです。

楽天プレミアムカードの審査は、申込者の信用情報や収入、既存の楽天カードの利用状況などに基づいて行われます。そのため、クレジットヒストリーや収入が安定していれば、インビテーションがなくても審査に通過できる可能性があります。

楽天プレミアムカード切り替え審査に落ちた時の対処法

楽天プレミアムカードへの切り替えを希望して審査に申し込んだものの、残念ながら審査に落ちてしまった場合、以下の対処法を参考にしてみてください。

上記の対処法を実施することで、再申し込み時の審査において、プラスの影響が期待できるでしょう。

①：再申し込みする際は半年間待つ

審査に落ちたからといって、すぐに再度申し込むのは逆効果です。通常、再申し込みする際は半年間の期間を開けることが推奨されています。これは、審査落ちの履歴が信用情報に半年間残るためです。

審査落ち後すぐに再申し込みする、もしくは短期間に何度も複数カードに申し込みを繰り返した場合、カード会社に「経済的な余裕がない」「貸し倒れのリスクが高い」と判断されてしまいます。審査落ちの原因となります。

審査に落ちた場合でも半年間の期間を空けることで、信用情報機関の履歴が消され、再申し込み審査が有利に進む可能性があるでしょう。

また、 この期間中に、クレジットヒストリーや借り入れ状況を整理し、支払いの延滞や過剰なキャッシング利用がないかを確認しておくと良いでしょう。

②：キャッシング枠の残高を0にする

クレジットカードのキャッシング残高は、審査に不利に働きます。次回の楽天プレミアムカードに再申し込みする際は、キャッシング枠の残高を0にしておくことが重要です。

また、キャッシング枠の利用残高は高金利の借金であり、キャッシングの多用は「借入依存」と見なされる可能性があり、審査落ちの原因となるのでご注意ください。
※返済能力が低いと判断される原因となります。

海外旅行時のクレジットカードキャッシングなど、一時的な利用の場合は特に問題になることはないでしょう。ただし、リボ払い返済が続いている場合は一括返済に切り替えておくことをおすすめします。

なお、キャッシング利用の返済方法を把握しておらず、楽天カードの返済が勝手にリボ払いになっていると勘違いする方もいるようです。このようなトラブルを避けるためにも、カード利用明細は毎月ちゃんとチェックして、カード利用履歴の管理を心掛けましょう。

③：他社からの借入を完済する

他社からの借入が多い場合、たとえ十分な収入があっても、クレジットカード審査にマイナス影響を及ぼします。楽天プレミアムカードへの再申込み前に、他社からの借入を減らす、可能であれば完済しておくことが重要です。

他社から借入を減らすことで、返済能力が高いと見なされ、次回の審査で好印象を与えることができます。また、借入額が多い場合は繰り上げ返済や借入の一本化を検討し、月々の返済額を減らすことも対策の1つとなるでしょう。

④：楽天グループのサービスを利用する

楽天プレミアムカードの審査に通るためには、楽天グループのサービスを積極的に利用し、楽天との信頼関係を築くことも効果的です。いくつか具体例を紹介しますので参考にしてみてください。

上記の楽天グループが提供するサービスの利用実績を積むことで、優良会員と見なされクレジットカード審査にプラスの効果をもたらす可能性があります。

ちなみに、上記のサービスを利用することで、楽天市場利用の際のポイント還元率は高くなります。たとえば、通常1％還元率の楽天カードでも、楽天モバイルや楽天トラベルなどのサービスを利用することでポイント還元率は何倍にも跳ね上がります。

上記の例では、楽天市場のでポイント還元率が7.3%までUPしています。

このように、楽天グループと良好な関係を築くことで、楽天プレミアムカードの再申し込み時に優遇される可能性があります。

楽天プレミアムカードの審査落ちに関するよくある質問

楽天プレミアムカードへの切り替えで審査落ちする原因とは？まとめ

楽天プレミアムカードへの切り替えを希望して審査に落ちてしまうことは、特別珍しいことではありません。楽天プレミアムカードの審査基準は、通常の一般カードほど甘くはありません。

たとえば、以下に該当する場合、楽天カードを契約中であっても楽天プレミアムカードの切り替え審査に落ちる可能性があります。

なお、楽天カード優良会員を対象に案内されるインビテーションがなくても、楽天プレミアムカードに申込みすることは可能です。ただし、その場合は、審査基準を十分にみたしている必要があります。

楽天カードから楽天プレミアムカードへの切り替えの審査に落ちた場合、再申し込みを希望する方は半年間待ちましょう。信用情報が回復しなければ、再申し込みしても再び審査落ちする可能性が高いです。

審査落ちの原因を解消することで、次回申込時の審査にプラスとなります。しかし、審査落ちの履歴は信用情報に半年間記録が残ります。そのため、再申し込みする場合は半年以上期間を開けることが推奨されています。

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