- クレジットカードの支払いを2ヵ月以上滞納するとヤバい理由。
- すでにブラックリストに登録されている可能性あり。
- 債務整理するメリットとデメリット。
✓毎月の返済が苦しくて滞納を繰り返している…
✓朝~夕方まで催促の電話が鳴り止まない…
✓勤務先に催促の電話がこないか不安…
✓家にまで取立てに来ないか心配…
✓返済できる見込みがない…
✓相談する人がいない…
✓もう無理です…
✓助けて…
借金は1度返済に滞ってしまうと、そこからの立て直しは難しく、借金を返済するためにカードローンなどの別の借金を作ってしまう悪循環に陥ります。
とはいえ、借金したのも、毎月の返済ができなくなるまでクレジットカードを使い込んだのも本人の責任なので、自業自得です。
ただし、1度や2度の失敗なんて人生に付きもの。
万が一、クレジットカードで取り返しのつかない失敗をした場合は早急に問題を解決する必要があります。
📝債務整理の相談は早い方がいい
債務整理の手続きを進めることで回避できるリスクがあります。
- 電話による支払い催促がストップする。
- 一括請求や裁判所命令による財産差押えを回避できる。
- 会社や家族にバレずに借金問題を解決できる。
返済を滞納し続けても状況は悪化していくだけです。今ならまだ現在の生活を失うことなく解決できます。
本記事では、「クレジットカードの滞納が2ヵ月過ぎるとやばい理由」と「これから降りかかるリスクに備える方法」について解説します。
クレジットカードの滞納が2ヵ月以上続くとやばい理由
滞納日数の目安 | あなたに起きること |
1日~1週間 | クレジットカードが利用停止になる。 |
1週間~4週間 | 郵便や電話による支払い催促の連絡がある。 ※電話に応じなければ1日に3~4回電話がかかってきます。 |
1ヵ月~2ヵ月 | クレジットカードが強制解約される。 |
2ヵ月~3ヵ月 | 内容証明郵便による一括請求される。 ※2ヵ月以上滞納が続くとブラックリストに登録されます。 |
3ヵ月~ | クレジットカード会社に裁判を起こされ、裁判所命令により財産の差押えが強制執行される。 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
滞納2ヵ月目になると、クレジットカード会社はあなたに返済する気がないと判断して裁判を起こす準備を始めます。
内容証明郵便で一括請求される!?
ここにいたるまでに何度も支払い催促の連絡があったと思いますが、今後は「法的手段による財産差押えの強制執行も辞さない」という警告です。
クレジットカード会社が裁判を起こし、裁判所命令により財産差押えが強制執行されると、あなたの銀行口座、勤務先からの給料が差し押さえられ、自宅に裁判所の執行官が自宅にやってきます。
📝財産差押えが強制執行されるとどうなる?
- 銀行口座が差し押さえられる。
- 裁判所から勤務先に“債権差押え命令の決定書”が送られ、給与/賞与が差し押さえられる。
→ 会社に借金があり裁判になったことがバレる。 - 裁判所の執行官が自宅に訪問し、財産となる所有物をチェックする。
→ 家族や同居人に借金があり裁判になったことが知られる。
もし、あなた名義の不動産や車がある場合は、差押えの対象になります。
※競売にかけられます。
「会社や家族にバレたくない」という場合は、内容証明郵便による督促状が届いた時点ですぐに債務整理の手続きを始めるしか方法はありません。
※裁判が始まった後に債務整理手続きを始めても、訴えを取り下げてもらえず、会社や家族に知られることになります。
借金問題の相談は弁護士事務所や司法書士事務所で受け付けています。
電話もでメールでも受け付けしていますが、「自分から連絡する勇気がない…」という場合は『借金減額シュミレーター』を利用することをおすすめします。
匿名でも利用することができ、借金状況に応じた解決策の提案を弁護士事務所のほうから回答してもらえます。
リボ払いやカードローンなど、複数社に借金がある場合もまとめて診断できます。

≫【無料】借金減額シミュレーターを使う
※あなたの借金状況に応じた解決策を提案してもらえます。
滞納2ヵ月過ぎるとブラックリストに登録される
クレジットカード会社は信用情報機関CICに加盟しています。
「信用情報機関CIC」ってなに?
- 貸金業法、割賦販売法に基づく指定信用情報機関として国から指定を受けた機関。
- クレジットカード会社と提携して、会員のクレジットカード情報(利用状況、滞納履歴)などを登録・管理する信用機関。
同じような信用機関に全国の銀行などの金融機関が加盟する日本情報信用機構JICCがあります。
CICとJICCは提携関係にあり、お互いの管理する会員情報は加盟事業者により照会可能になっています。

一般的に、ブラックリストというものは存在しません。
ブラックリストと呼ばれているものの正体は「異動情報」です。
CIC,JICCが「異動情報」を登録することを「ブラックリストに載った」というように世間では表現されています。
つまり、CIC,JICCがブラックリスト「異動情報」を登録・管理しており、滞納に関しては以下の通りの基準が定められています。
📝ブラックリスト(異動情報)が登録される基準
- 信用情報機関CIC:「61日以上または3ヶ月以上の延滞をした場合」
- 日本情報信用機構JICC:「3ヶ月以上の延滞をした場合」
つまり、クレジットカードの返済を2ヵ月以上滞納すると、債務整理をしていなくても、自動的にブラックリスト(異動情報)が登録されてしまうことになります。
強制解約になった人は要注意!
ちなみに、上記の基準から言うと、ブラックリストに登録されるかどうかは、金額ではなく滞納日数のみで判断されます。
つまり、数千円程度の滞納であってもブラックリストに登録されることがあります。
ただし、ブラックリストに登録されなくても、滞納履歴は残ります。
※ブラックリストは5年間、滞納履歴は2年間保存されます。
債務整理するとどうなる?どんなデメリットがある?
債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があり、借金の状況や、家族の有無、財産の保有状況によって、その人に最適な債務整理を選んで手続きされます。
特徴 | |
任意整理 (費用:5万円~) |
これまでに請求された利息分をカットし、元本のみを分割返済する内容で貸金業者と和解を結び、借金総額を減額する手続き。 |
個人再生 (費用:35万円~) |
住宅などの特定の財産を残したまま、借金総額を1/5~1/10に減額し、原則として3年の分割返済する手続き。 |
自己破産 (費用:30万円~) |
借金全額の返済義務を免除する手続き。 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
「自己破産はしたくない…」と思う気持ちは当然ですが、上記の通り、借金問題は自己破産でしか解決できないわけではありません。
一般的に、クレジットカードやカードローンの借金問題を解決する場合には「任意整理」の手続きを進めることが多いです。
📝債務整理の手続き上の違い
- 任意整理
→ 債権者(お金を貸した側)と債務者(お金を借りた側)の合意によって成立する。 - 個人再生、自己破産
→ 裁判所による法的手続きが実施される。
つまり、手続き上は“裁判が必要かどうか”という違いになり、任意整理の場合は簡易的で迅速に手続きが進められます。
とはいえ、デメリットがないわけではありません。
借金が減額、または免除されるにあたり、社会的なリスクを負うことは避けられません。
📝債務整理するデメリット
- クレジットカードが作れなくなる。
- スマホの買い替えの時に分割払いできなくなる。
- 自動車ローン、住宅ローンなどが組めなくなる。
- 銀行や日本生活金融公庫からの融資が受けられなくなる。
- 賃貸物件への入居時の賃貸契約ができなくなる。
- 不動産や車などの財産が差し押さえられる。
※自己破産の場合 - 官報に載る。
※個人再生、自己破産の場合
※債務整理後のブラックリスト登録期間は5~7年と言われています。
債務整理による影響は人それぞれです。
とはいえ、「滞納が続いている」「毎月の返済に苦しんでいる」という状況は、一刻も早く解決しなければ、取り返しのつかないことになりかねません。
債務整理は、法的な救済措置です。
「返済の目途がたたない」「自分では解決できない状況になってしまった」という場合は、最寄りの弁護士事務所や司法書士事務所で相談するこをおすすめします。
最近では、直接事務所に行かなくても、インターネットで全国対応している事務所がほとんどです。
まずは、借金減額シミュレーターを使って、どれくらい借金が減るのか、どのように対応してくれるのかを無料診断を使って調べてはいかがでしょうか?
※全国対応可能な弁護士事務所、司法書士事務所は借金減額シミュレーターを用意しているところが多いので、上記以外にもネットで検索してみてください。
「ネット診断って不安」「個人情報がとられそう」「しつこい営業電話がかかってこない?」という不安がある人は以下のページを参考にどうぞ。

1度や2度の失敗なんて人生には付きものです。
「クレジットカードで取り返しのつかない失敗をした…」と思っても、解決策はありますのでご安心ください。