ACマスターカードは消費者金融のアコムが発行するリボ払い専用カードです。
※年率14.6%のリボ払い手数料が発生します。
「消費者金融」「リボ払い」というキーワードが“やばい”と噂される原因でしょう。ただし、海外旅行時にはメリットがあるクレジットカードでもあります。
ただし国内で利用する場合、積極的におすすめできるクレジットカードではありません。
本ページでは「ACマスターカードがやばいと噂される理由」について解説します。
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本ページの執筆・監修者情報
クレジットカードの滞納に関する豊富な知識と経験を持つ専門アドバイザーです。自身の経験を基に、クレジットカード・ローン利用者が陥りがちな滞納リスクを的確に分析し、解決策を提供しています。
ACマスターカードがやばいと言われる理由【噂の真相】
ACマスターカードがやばいと噂されるワケは「消費者金融」「リボ払い」というネガティブなキーワードが含まれるクレジットカードだからでしょう。
- 消費者金融アコムが発行するクレジットカード
- 返済方法がリボ払い専用のクレジットカード
上記が本当にやばい特徴なのか、ACマスターカードに申込みしようと考えている人は真面目に考えた方が良いかもしれません。
1つずつ解説します。
①:消費者金融アコムが発行するクレジットカード
ACマスターカードは、株式会社アコムが提供するクレジットカードです。
※アコムは高金利のカードローン事業を行う消費者金融です。
つまり「ACマスターカードを利用する=消費者金融から借入する」ということ。
うーん、、アコムカードという名前だと利用者が増えないからではないでしょうか。金融業はイメージが大切ですから。。
≫ アコムの支払い遅れるとどうなる?支払い催促の電話はかかってくる?
とはいえ、消費者金融は貸金業者であり銀行などの金融業者とは業種体型が異なります。さらに、皆さんが良く知るクレジットカード会社は消費者金融と同じ貸金業者です。
つまり、クレジットカードという決済手段という見方でいうと、ACマスターカードは他社のクレジットカード(楽天カードやイオンカードなど)と変わりません。
ただし、ACマスターカードの返済方法については注意が必要です。
②:返済方法がリボ払い専用のクレジットカード
ACマスターカードは、“リボ払い専用カード”です。
なお、毎月の返済額は利用残高に対して2.0%、2.5%、3.0%が適応されます。
※返済額の利率ははお客様の契約内容によって異なります。
たとえば、毎月の返済額は利用残高と利率によって、以下の金額を毎月返済することになります。
利用残高 | 毎月の返済額 (利用残高に適応される利率) | ||
2.0% | 2.5% | 3.0% | |
5万円 | 1,000円 | 1,250円 | 1,500円 |
10万円 | 2,000円 | 2,500円 | 3,000円 |
20万円 | 4,000円 | 5,000円 | 6,000円 |
30万円 | 6,000円 | 7,500円 | 9,000円 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※毎月の返済額には年率14.6%のリボ払い手数料が含まれます。
リボ払いの特徴はどん何利用しても月々の返済を定額(低額)できること。ただし、返済が長期化するほど最終的に支払うリボ払い手数料は高額になります。
利用残高30万円を毎月9,000円返済した場合
- 支払回数:43回
- 支払総額:387,058円
- リボ払い手数料:87,058円
→ 44ヵ月かけて約9万円の手数料を払い続けることになります。
つまり、ACマスターカードを利用した場合、毎月リボ払い手数料を支払う必要があり、返済期間は長期化します。
これが、“ACマスターカードはやばい”と噂される本当の理由です。
ただし、高額なリボ払い手数料を払わずに済む裏技があります。
【裏技】一括払いしてリボ払い手数料を回避する方法
ACマスターカードは毎月20日締めで、支払日は以下の3つのいづれかを契約時に設定しているはずです。
- 毎月6日
- 35日サイクル
- 指定した支払日
上記の支払日通りに返済する場合はリボ払いが適応れます。
しかし、毎月20日までの利用分を翌月6日までに一括払いすることで、リボ払いを回避し手数料無料で利用することができます。
お振込みは全国の提携コンビニATM、もしくはアコム専用ATM(無料)をご利用できます。
※コンビニAMTからお振込みする場合、1万円未満の取引で110円、1万円以上の鳥行220円のATM手数料が発生します。
≫ ACマスターカードの延滞危機!支払いが遅れた時のペナルティとは?
ACマスターカードがやばい3つの理由【事実を解説】
「ACマスターカードはやばい…」という話は、噂だけに留まりません。
実際、ACマスターカードは他社に比べて返済額が高額になりやすい仕組みのクレジットカードです。
- リボ払い専用カード
- 審査基準が緩い
- 利用限度額が高い
1つずつ見てみましょう。
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①:リボ払い専用カード
通常のクレジットカードでもリボ払いは避けるべき返済方法です。
にもかかわらず、ACマスターカードはリボ払い専用カードという特殊なクレジットカードです。
「やばい…」と言わざるを得ないでしょう。。
リボ払いがやばい理由
- 金利が高くリボ払い手数料が高額
- 月々の利用額に対して返済額が低額なので、残高がなくならない
- 信用情報にマイナス影響がでる
※リボ払い残高=債務(借金)です
たとえば、いくつかの利用残高に対する最終的な支払い総額(リボ払い手数料)をシミュレーションした結果を表にまとめていますので、参考にしてみてください。
利用残高 | 月々の返済額 (利用残高の3%と仮定) | 支払回数 (年数) | 返済総額 (リボ払い手数料) |
5万円 | 1500円 | 43回 (3年7ヵ月) | 64,484円 (14,484円) |
10万円 | 3,000円 | 43回 (3年7ヵ月) | 128,993円 (28,993円) |
20万円 | 6,000円 | 43回 (3年7ヵ月) | 258,029円 (58,029円) |
30万円 | 9,000円 | 43回 (3年7ヵ月) | 387,058円 (87,058円) |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
表のとおり、毎月の返済額が低額だと利用残高(元本)がなかなか減らず、年率14.6%によるリボ払い手数料がどんどん積み重なり、最終的な支払い総額が高額になっています。
「予想以上の利用残高をリボ払いし続けている…」という状況になる可能性があるため、支出管理がズボラな人は利用を避けるべき“やばいカード”と言えるでしょう。
②:審査基準が緩い
クレジットカードは、発行元の会社によって審査難易度が異なります。
一般的に、銀行が発行するクレジットカードは審査が厳しく、ACマスターカードのような消費者金融が発行するカードは審査が緩いと言われています(以下参照)。
カード発行会社 | カード例 | 審査難易度 |
銀行系 | 三井住友カード 三菱UFJカード | 最も厳しい |
交通系 | ANAカード JALカード | やや厳しめ |
信販系 | JCBカード オリコカード | 普通 |
流通系 | 楽天カード イオンカード | やや緩め |
消費者金融系 | ACマスターカード ライフカード | 最も緩い |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
たとえば、事前に審査に通りそうかをチェックする「3秒診断」というシミュレーションを用意しています。
実際に診断してみると、ほとんどのケースで以下の判定が表示されます。
返済能力が乏しい人にリボ払い専用カードを与えることがどれくらいやばいことか、想像できますよね。
※ACマスターカードは他社カードの審査に通らない人をターゲットにしたクレジットカードと言えるでしょう。
さらに、“利用限度額が他社カードに比べて高額”という、非常にやばい特徴があります。
➂:利用限度額が高い
ACマスターカードの利用限度額は他社カードに比べて高額です。
ACマスターカードの利用限度額
- ショッピング利用:300万円
- キャッシング利用:500万円
※利用限度額は審査によって個別に設定されます。
はい。。普通にやばいと思います。
ちなみに、最も利用者数が多い楽天カードの利用限度額は100万円です。ACマスターカードのやばさを実感できますね。。
上記のとおり、ACマスターカードは返済能力が乏しい人でも入会しやすく、利用限度額が高額になる傾向があり、かつリボ払いにより毎月の返済は低額、というヤバい特徴が3拍子もそろったクレジットカードです。
※支払い請求の電話は無視しちゃダメ!
ACマスターカードはやばい、でも海外旅行におすすめ?
国内で利用する場合は“リボ払い専用のやばいカード”なのでおすすできませんが、海外旅行者の間では“海外キャッシングに強い”として人気のクレジットカードでもあります。
実際、TwitterでACマスターカードのポジティブな意見がツイートされています。
調べてみたらアコムのACマスターカードって、海外でのキャッシング利用時に本領を発揮するらしい…
— うっちー (@ucchy_04) December 20, 2022
アコムACマスターカードで
【海外キャッシング+繰り上げ返済】を活用すると◇ATM手数料 : タイの場合◇
旧) 国際キャッシュカード・・約850円新) アコムACマスターカード・・0円
ネットからの即日返済が可能なので、下ろして5分後には返済処理をしてました。
今まで何をやってたんだ、、
— しげの♻️映像制作@海のある暮らし (@winmitech) January 20, 2023
実際、調べてみるとACマスターカードには以下の特徴があり、海外旅行向けのクレジットカードと評価できます。
- 年会費無料
- 即日発行可能
- 海外キャッシング手数料が実質ゼロ(無料)
1つずつ見てみましょう。
①:年会費無料
ACマスターカードは年会費無料なので“持っているだけ”でもOK。そのため、海外旅行時のみ利用するクレジットカードとして使い分けすることもできます。
ただし、年間を通して利用回数・頻度が少ない場合、強制解約されることもあるため、海外旅行に行く前に利用可能かを確認しておいた方が良いでしょう。
②:即日発行可能
通常、クレジットカードの審査&発行(郵送)には最低でも1週間ほどかかります。
※楽天カード、エポスカードは申込み~手元に届くまでに1週間かかりました。
一方、ACマスターカードは最短即日発行可能なので“出発までに1週間を切っている”という状況でもカードを作ることができます。
③:海外キャッシング手数料が実質ゼロ(無料)
海外旅行時、現地のお金(通貨)を調達する方法は「両替」もしくは「キャッシング」の2種類の方法があります。
空港には必ず両替所がありますよね。ただし、両替手数料が割高なので利用する人は少ないでしょう。
一方、クレジットカードやデビットカードでキャッシングする際は、カード発行会社ごとに海外ATM手数料とキャッシング手数料がかかります。
利用者数の多いクレジットカードの海外ATM手数料、キャッシング手数料をACマスターカードと比較してみました。
海外ATM手数料 | キャッシング手数料 (年率) | |
楽天カード | 220円 | 18.0% |
エポスカード | 220円 | 18.0% |
イオンカード | 220円 | 18.0% |
三井住友カード | 220円 | 18.0% |
ACマスターカード | 無料 | 3.0~18.0% |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※海外ATM手数料は1万円以上をキャッシングした場合の金額です。
さらに、ACマスターカードは海外キャッシング当日に即日返済することで、海外キャッシング手数料を実質ゼロ(無料)にすることが可能です。
これがACマスターカードが海外旅行者におすすめな理由です。
まとめ:ACマスターカードは借金を増やしかねない”やばい”クレジットカード
ACマスターカードは、消費者金融で有名な株式会社アコムが発行するリボ払い専用カードです。
ただし、ACマスターカードは積極的におすすめできるクレジットカードではありません。その理由は、以下のやばい特徴があるから。
ACマスターカードのやばい特徴
- 返済方法は年率14.6%のリボ払い
- 返済能力がない人でも利用できてしまう
- 利用限度額が高い
つまり、ACマスターカードは返済能力が乏しい人でも入会しやすく、利用限度額が高額になる傾向があり、かつリボ払いにより毎月の返済は低額、というヤバい特徴が3拍子もそろったクレジットカードです。
一方で、海外旅行者の間では“海外キャッシングに強い”として人気のクレジットカードでもあります。
海外旅行におすすめな理由
- 年会費無料
- 即日発行可能
- 海外キャッシング手数料が実質ゼロ(無料)
上記のとおり、ACマスターカードは海外キャッシング手数料を実質ゼロにできるため、海外旅行時には持ってて損はないクレジットカードです。
ただし、国内で利用する場合は利用を避けるべきクレジットカードということは覚えておいた方が良いでしょう。
もし「クレジットカードを利用しないと生活のやり繰りがでできない」「複数社から借金があり返済を滞納している」という状況に陥っている場合、『債務整理』を検討した方が良いケースもあるでしょう。
詳しくは、【2024年最新】借金問題の96%以上が任意整理で解決!その理由(ワケ)とは?のページをご参照ください。