カードローン

【解説】カードローンの金利を下げる『借り換え』と『おまとめローン』は何が違う?

【解説】カードローンの金利を下げる『借り換え』と『おまとめローン』は何が違う?
  1. 『借り換え』と『おまとめローン』の違い。
  2. カードローン会社4社からの借入をローン会社1社に乗り換えた場合のシミュレーション例。
  3. これ以上借金を増やしたくないなら『おまとめローン』を利用した方がいい。

消費者金融系のカードローン(アイフルやアコムなど)の貸付金利は15~18%(年率)です。

毎月返済を続けていてもカードローン残高がなかなか減らない理由は、15~18%の高金利による利息が日毎に発生しているからです。

借金返済負担を軽く方法として以下の2つがあります。

  1. 返済期間を短くする。
  2. 金利を下げる。

余剰資金がある時に繰り上げ返済をしたり、毎月の返済額を多くすることで、返済期間を短くすることができますが、現実的には厳しいと思います。

そこで、本記事では“金利を下げる方法”として利用される『借り換え』と『おまとめローン』について解説します。

『借り換え』と『おまとめローン』の違い

『借り換え』と『おまとめローン』は、現在契約中のカードローン会社から別のローン会社に乗り換えることで、乗り換え前後のローン会社の金利差により毎月の返済額、返済総額の負担を軽減する仕組みです。

両者の違いは“追加融資の申込が可能か否か”です。

  • 『借り換え』: 融資限度額内であれば、追加融資の申込が可能
  • 『おまとめローン』: 追加融資は不可。返済のみのローン。

借り換えOKのローンは融資限度額内であれば追加融資の申込が可能です。

しかし、おまとめローンの場合は契約後(乗り換え後)は返済のみのローンとなり、借入額が減っても追加融資はできません。

それぞれの特徴、メリットをまとめると以下の通りです。

特徴
借り換え通貨融資可能。借り換え前後のローンの金利差により、利息手数料分の返済負担が軽減されるため、毎月の返済額を低くすることができる。
※金利の高いカードローン会社で契約中の人におすすめ。
おまとめローン追加融資不可。複数のカードローン会社を利用している場合、借入先が1になることで返済スケジュールが管理しやすくなり、ローンを一本化することで借入額(元本)のトータルの金利が低くなり、トータルの返済負担が軽くなる。
※複数のカードローンを契約中の人におすすめ。

「これ以上借金を増やしたくない」「返済に注力したい」という場合はおまとめローンを利用することをおすすめします。

現在の契約よりも”金利が低い”ことが条件

『借り換え』『おまとめローン』を利用する1番のメリットは“返済総額を減らせること”です。つまり、金利が安いカードローンと再契約することが必須です。

金利差が大きいほど『借り換え』『おまとめローン』のメリットが大きくなります。

以下の表はカードローン会社4社(プロミス,アイフル,アコム,レイクALSA)から金利15-18%で総額170万円を借り、それを金利9.8%の株式会社USC (U-Finance)でおまとめローンに乗り換えた例です。

借入額
(金利)
月々返済額
(返済回数)
返済総額
(利息総額)
プロミス40万円
(18%)
12,000円
(48回)
558,974円
(158,974円)
アイフル50万円
(15%)
14,000円
(48回)
666,744円
(166,744円)
アコム60万円
(15%)
17,000円
(48回)
796,689円
(196,689円)
レイクALSA20万円
(18%)
9,000円
(30回)
235,840円
(35,840円)
計(4社)170万円
(15%-18%)
52,000円2,258,247円
(558,247円)
株式会社USC170万円
(9.8%)
42,953円
(48回)
2,061,707円
(361,707円)

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

カードローン4社との個別契約で返済を続けた場合と比較すると、株式会社USC (U-Finance)のおまとめローンを利用して契約を一本化することで、毎月返済額9,047円、返済総額196,540円もの負担軽減することができます。

『借り換え』『おまとめローン』の注意点

『借り換え』『おまとめローン』はローン会社間の金利差を利用することで返済負担を軽減することができますが、条件次第では返済負担が増えてしまうことも起こりえます。

このような失敗を避けるためにも、『借り換え』『おまとめローン』をご利用する時はローン会社の条件をしっかりチェックする必要があります。

とはいえ、注意すべきポイントは以下の2点のみです。

低金利のカードローンを利用している場合はメリットがない

『借り換え』『おまとめローン』は、金利差によって返済負担を軽くすることを目的としているため、そもそも低金利ローンを契約している場合は、メリットがありません。

もし、おまとめローンで返済先を一本化しても、トータルの金利が高くなる可能性があります。

例えば、銀行系カードローンを利用している人が消費者金融系のカードローンで『借り換え』『おまとめローン』を利用した場合は、確実に損をします。
※金利が高くなり、返済負担が大きくなります。

つまり、『借り換え』『おまとめローン』は消費者金融系カードローンから銀行系カードーン、もしくは返済専門のローン会社などへの契約変更時のみにメリットがある仕組みです。

一般的に金利15~18%のローン契約を金利10%前後で借入可能な別ローン会社に乗り換えることで、金利差による返済負担を軽くするメリットが得られます。

返済期間が長くなれば返済総額が増える可能性あり

『借り換え』『おまとめローン』を利用すると、金利差により毎月の返済額を低くできるだけでなく、返済回数を増やすことで毎月の返済額を低くすることができます。

しかし、「返済回数を増やす=返済期間が長くなる」ため、金利によって発生する利息が増え、最終的な返済総額が増えるケースもあります。

毎月の返済負担が軽くなることは大きなメリットですが、その一方で返済総額が増えてしまっては『借り換え』『おまとめローン』を利用する意味がありません。

借金は返済期間が長くなればなるほど、金利による利息が発生し続けるため、返済負担は大きくなります。
※借入総額(元本)が減らないため返済が長期化する。

借金完済を目指すのであれば、余剰資金を積極的に繰り上げ返済に回して、返済期間を1日でも短くする努力が必要です。

カードローンを返済できる見込みがない場合

現在の給料、経済状況ではいつまでたっても返済できる見込みがないほどの借金を抱えている人もいるかもしれません。

その場合、知人や友人、先輩や家族に助けてもらう、もしくは債務整理をする以外に解決方法はありません。

借金はあなただけの問題ではない。

日本人の1,000万人以上が消費者金融に50万円以上の借金をしているというデータがあり、さらに毎年200万人以上の人が任意整理を利用しています。

借金は人に相談しにくいセンシティブな問題ですが、多くの人が抱えている問題でもあります。

「友人や家族に相談できない」という人は、弁護士や司法書士に相談してみてください。あなたの状況に最適な解決案を考えてくれるはずです。

とはいえ、「知り合いに弁護士なてんいない」「自分から相談しに行く勇気がない」という人も多と思いますので、まずは『借金減額診断(シミュレーター)』を利用してみることをおすすめします。

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